タイ語翻訳者がのぞいたタイランド

タイ在住のタイ語翻訳者がのぞいたアメージングタイランド、タイの楽しいニュースをお届け

2007年08月07日(火)

ひとよひとよに・・・ [タイで勉強]

画像(240x320)・拡大画像(480x640)

スケジュールbyスタッフ

タイの通信大学で会計を勉強している。
夏季コースの試験が無事終了し、これで2年生の半分が終わったことになる。

季節ごとにスタッフがホワイトボードの端にスケジュールを書いてくれる。これを見ると「試験が近づいている」と実感できて、なかなか便利なのだ。

今回の試験は「経営分析・定量分析」。なにやら難しそうな科目だけれど、内容は各理論の手法を学ぶことが中心。
「理論」ではなく、「手法」である。
ソフトウェアの構造を学ぶのではなく、ソフトウェアの使い方を学ぶのと一緒。どうしてこういう方法を使うのか、どうしてこういう理論が導き出されたのか、という説明はあまりない。

例によって深いことはあまり考えず、教科書の通りにステッピングストーンのやり方等などを詰め込んで試験に臨んだ。
計算上必要なので、ルート2、ルート3を覚えなおす。
ひとよひとよに・・・
ひとなみにおごれよ・・・
日本語は語呂合わせがあってよかった。

スケジュールによると、9月1日に「ファイナンス」のレポート提出。10月末に試験があって、2年生を終了する。
今年の末で折り返し地点。早いのか遅いのかよく分からないけれど、朝起きて勉強する習慣がついたのは良かった。

学生時代よりよほど真剣に勉強している今の私を、学生時代の私が見たらどんな顔をするだろう。

Posted by てんも at 00時19分   パーマリンク

2007年06月05日(火)

テープ教材 [タイで勉強]

画像(320x213)・拡大画像(640x427)

CDだったら聞けたのにな。

大学の新学期の教材が届き始めた。通常は教科書のみなのだが、教科によっては、テープが一緒に届く。耳で聞いて学習するのだ。
これが困るのだ。

何が困るって、テープはテープでも、本当のカセットテープが送られてくるのだ。プレーヤーがないじゃないか。

家電屋さんをみても、CDプレーヤーがあるばかりでカセットテープを聞ける手ごろな価格のものはない。スタッフに聞いみてもカセットテープを再生できるプレーヤーを持っている人はいない。
iPodで聞きたいとまでは言わないけれど、せめてCDにしてくれないだろうか。

Posted by てんも at 00時27分   パーマリンク

2007年05月25日(金)

教科書の不具合 [タイで勉強]

画像(180x120)・拡大画像(640x427)

不具合のある教科書でバランス感覚を養う。

現在勉強中のタイの通信大学で発行している教科書には、ところどころ悪い意味で「タイらしい」マイペンライな部分がある。

練習問題の答え合わせをすると、回答は(10)まであるのに、問題は(9)までしかなかったりする。問題(10)はどこにいったのか。

この逆はもっと困る。回答は
(9)
(9)
と、(9)が二つならんでおり、(10)がない場合がある。しかも二つの回答が異なるのだ。
この場合、二つ目の(9)を(10)の回答と理解してよいのか非常に迷う。

でも、もっともっと困るのが、回答が明らかに間違っているとき。学生は教科書が頼りで、新たな知識を身に付けようとしているのに、その教科書が「普通に誤りが含まれている」ものだと、猜疑心が生まれる。

「ここで書いてあるこの解説、本当に正しいのだろうか?」
「もしかして、この回答自体、間違っているんじゃ??」

しかし、こんな状態で

疑心暗鬼に陥ることなく、分かる範囲で教科書を理解していく、どうしても分からないところ、判断がつかないところは飛ばす。

というやり方をしていると、タイ社会で生きていく上で大切なバランス感覚がさらに養われていく気もする。

Posted by てんも at 06時57分   パーマリンク

2007年05月08日(火)

電卓の持ち込み [タイで勉強]

JCCの簿記試験は、電卓の持ち込み可だった。それが当然だと思った。
しかしタイの大学の学期末試験では電卓の持ち込み不可。
これは一体どういうことか。

自慢じゃないが、私は計算ミスが多い。7桁、8桁の足し算、引き算なんて小学生でもできるが、私は本当に頻繁に間違える。だから電卓が使えないと非常に厳しい。

しかし回答のほとんどがマークシートなので、本番で苦戦しながらもそれなりの対処法を発見した。選択肢をにらみながら最初の2桁、3桁の数字が一致するものを発見したらそれをマーク。手計算のマーク式回答の対処法である。

今は本番で戸惑わないように、自宅でも電卓なしで問題を解いている。最初は電卓が使えないことを非常に理不尽に、不自由に感じていたけれど、手計算をしているうちに、手を動かして計算することで、数字に対する勘が養われるのかもしれない。などと思い始めた。

Posted by てんも at 07時22分   パーマリンク

2007年04月08日(日)

会計用語の理解 [タイで勉強]

会計を理解したいのだけど、本を読んでもさっぱり分からず、これはもう基礎から勉強するしかない!と簿記の勉強と平行してタイの通信大学に入学して1年半が経過した。

当然のことながら、日本の簿記とタイの経理学部の内容は似てはいるが、同一ではない。タイ語の専門用語に該当する日本語が分からない。せっかくだから、タイ語と日本語両方で内容を理解したいのだが、同時進行するのは難しいようだ。
英語経由で日本語を調べたり専門辞書で確認したりしたが、それも限界がある。要は私に日本語の会計専門知識が不足しているのだ。

そこで、まずはタイ語で理解することを優先してみた。理論も計算方法も、全てタイ語で覚える。「理解」は後回し。計算法を覚えこむ。丸暗記である。かなり強引な勉強法だし、何よりこの方法は応用が効かない。
それでも、タイ語で理解したことを、後から簿記の勉強をすることにより日本語でも理解すれば、頭の中で単語と単語が結びつくのでは・・・と想像したのだ。
脳みそで、丸ごと飲み込んだ知識が消化されたとき、頭の中で知識の再整理が行われるような気がした。

そしてついに昨日、決算書を眺めていて、今までずっと「日本語ではなんというのだろう」と気にかかっていながら分からなかった言葉の「日本語訳」が頭に浮かんだ。
「タット・バンチー」という動詞。それがどういう動作を示すのかは分かるけれど、日本語が分からない。そんな状態だったのが、「こういう作業を確か日本語では『償却する』というのではなかったか・・・」とひらめいたのだ。

詰め込んできた知識が頭の中で体系化されてきたのだろうか。
この瞬間を待っていた。一筋の明かりが見えた気がした。

=追記=
日本・タイの経理用語に詳しい方に教えていただいたところによると、タット・バンチーは「償却」よりも「除却」という言葉がふさわしいということ。まだまだ、会計を理解するまでの道のりは遠いけれど、「コツコツが勝つコツ」を合言葉に一歩ずつ進んでいこうと思う。

Posted by てんも at 00時04分   パーマリンク

過去の記事へ

ページのトップへ ページのトップへ

8

2007


      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

プロフィール

タイ語翻訳者

てんも

タイ国在住のタイ語翻訳者。
BOI、契約書、法律文書などの重要文書を中心としたタイ語翻訳を行っています。
連絡先:
タイ語翻訳に関するお問い合わせは、↓のリンク集最後の翻訳会社GIPUまでお願いいたします。

検索


カテゴリーリスト

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

リンク集

RSS1.0

[Login]


powered by a-blog

コミュニケーションをもっと快適に タイ語翻訳会社ジーアイピーユー