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実践

自分がすでに読んだことのある本の書評に、おや?と思うことがある。
「そんなこと書いてあったっけ?」
読み直してみると、確かに書いてある。
最初に読んだ時には、サラッと読み流して、特に印象に残らなかったのだ。

本の種類にもよるけれど、私の場合、本全体に書いてある量の20%も頭に残ればよい方だと思う。
その時自分が一番求めている情報、自分が一番興味のあること、それらに関連することは、印象深く読み、記憶にも残る。
その他の情報というのは、印象にも残らない。

でも、それが別の人のフィルターを通すと、全く別の読み方、印象となる。そんなことも分かるから、書評というのは面白い。

同じ人間が読んでも、読む時期、状態によって、感じ方も違うものね。

先日何気なく手にした神田昌典さんの本に、面白いことが書いてあった。
「神田さんの本のおかげで成功することができました!」
とお礼を言ってきたビジネスパーソンに、どんなことを実践したのか、と聞いたところ、神田さんが書いた覚えのないことをやって成功していたのだという。
その人は、神田さんの本を読んで、著者の意図とは異なる受け止め方をした。
でも、それを信じて素直に実行していったら成功して、それを神田さんのおかげだと言っている。
つまり、どんなきっかけでもいいから、何か信じるものをつかんで、行動していけば、何かの形になる、ということじゃなかろうか。

もちろん、正しい方法で進んでいけば最短時間で結果を出すことができるけれど、仮に誤った方法でもがむしゃらに頑張っていると、それなりの結果が出るものなんだと思う。多少遠回りはするかもしれないけれど。

やらないよりは、やる方が良い。ってことなのかな。

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コメント

ほぅほぅ!
活字って難しいよ、確かに。
表情とか高低とか無いから、間違って伝わる事も多い。
長崎で小学校6年生同士の殺人事件も、メールが原因だったとか。
例えば「バカ」って書いても、口で言えばニュアンスが伝わるのに、文字だとキツく感じる事もあるし。
気をつけよー!

活字の難しさは、チャットで感じました。信頼関係ができあがっている間でも、きつい言葉だけを見ると、ドキッとしてしまったり。
だから、顔文字って発達したのでしょうね(*^_^*)。
なんか、ちょっと文章がやわらかく見えるような気がして、親しい友達とのメールでは多用気味です。

気持ちを文字にするのは難しいですよね〜。
でも目で見た感動とか気づいたことって忘れないよね〜。

本・・・最近読んでるととても
スヤスヤ眠れる自分に気づきました。まるで高校時代の英語のように・・・これじゃ〜いかんね。

noinaちゃん
お、nionaちゃんも目から入るタイプですか?私も、耳から入るより目から入るようが理解しやすくて覚えやすいタイプです。
タイ語の単語とか、耳で聞いただけだと、なかなか覚えられない。文字を見ると、しっくりくる。

ジロチョーさん
睡眠薬代わりに・・・って、使用目的がちょっと違うかもしれませんね〜(汗)
そういえば、学生の頃、レポート作成のためにロシア経済についての本を読んだのですが、この本は手ごわかった。3行読むと必ず寝てしまいました。恐怖の本でした。

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