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アカデミックママ

ご近所さんに会った。新年の挨拶を交わして、留学中の奥さんについて聞くと、このお正月はタイに帰ってこないらしい。
この方の奥さんは、大学の先生をしていて、去年からカナダに留学中のアカデミックママなのだ。
ママ。そう、小学3年生と1年生の姉妹のママ。博士号取得のためにカナダに行ってしまった。

だから今は、父親と姉妹の3人で生活している。

最初、彼女がカナダに行くと聞いたときには心底驚いて、家に帰ってさっそくぷーちゃんに報告。
「あそこのお母さん、カナダに行っちゃうんだって!!」
ぷーちゃんは少しも驚かずに言った。
「うん。あそこの学部はカナダ留学が多いよ」

子供を保育園に行かせて仕事をしている私も、相当ドライな方かと思っていたけれど、さすがに子供を置いてカナダは遠すぎる。
でもきっと、彼女にとっては、カナダはどうしても必要な道で、家族もそれを応援しているのだろう。

「あと3ヶ月で帰ってくるよ」

別れ際にご近所さんが言った。

そうか。ソンクランの時期には一度戻ってくるのか。
子供達はきっと、指折り数えてママの帰りを待っていることだろう。
早く4月になればいいね。
そう、思った。

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コメント

高校も行ってない女の人が多い田舎とは大違いですね〜。

田舎では高校よりも世間体で結婚させられる女の子が多いこと多いこと・・・。

タイって極端って思ったのいなあです。。。

のいなあちゃん
高校よりも世間体で結婚させられる、というのは??
高校に行くのは、恥ずかしいこと!?タイも広いねぇ・・・

そうねーー、子供がいても留学しちゃう人もいれば、
子供を田舎の両親に預けて、夫婦で共にバンコクに来て、
働いている人も入るわよね。
なんだか、超一般的な日本人家庭で育った私としては、
タイの家庭というのは、びっくりすることも多いですね。

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