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大喧嘩

それは、すごい光景だった。
日差しを極端に嫌うタイ人が、肌を焼く直射日光を気にもせず、炎天下、とっくみあいの喧嘩をしていた。

服装から判断するに、二人とも大学生。
そして、それを止めようと必死の形相のおばちゃんが3人。店先でダンゴ状態になっていた。
喧嘩をしている片方が、どうやらその店の子供らしい。

車でその店の前を通り過ぎたら、そんなすごい光景が目に飛び込んできた。

車の窓を閉め切っていたから気づかなかったけれど、相当大きな声・音を立てていたらしい。通りの向かいでも、人々が2,3人ずつ固まって、その店の方を見つめている。
そして、誰が呼んだか知らないけれど、警察官が駆けつけていた。

すごいなぁ。
あれだけ感情をむき出しにして喧嘩をする人たちを久しぶりに見た。
必死の顔で止めようとしているおばちゃん達も、本人は真剣なんだけれど、どこか「こっけい」で。

私が、あんなに真剣に、全力で相手に向かい合ったのは、いつだったろう。
喧嘩をする、怒るというのは、相手のことをそれだけ真剣に考えている証拠。
人と衝突することを恐れて、いつの間にか相手のことも真剣に考えないようになってしまったかな。
普段の自分の姿勢を、ほんの少し反省する出来事だった。

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コメント

せいぜい夫婦喧嘩をして愛情を深めてください(^_-)

うーん、でも、喧嘩はやっぱり結果がわるいよね。一昔みたいに、さんざん殴り合って、はははは!って仲直りできればいいけど、最近は、殺傷沙汰も多いのでなんだなぁーーー。まぁ、一回喧嘩してみて、痛みを学んで二度とやらないでほしいです。

喧嘩はやめましょう。
せめて週1回に抑えましょう。 ?

てんもさんの伝えたいことわかるよ。でもケンカも2種類あると思うな。相手をあきらめないことによる一種の思いやり。そして相手を憎むことによる攻撃。

タイ人女性と取っ組み合いのケンカをしたことありますよ。
教訓としてタイ女性はケンカが上手い。
私の腕からは血が出ました(ーー;)

私の短いタイ滞在中にも大声でけんかしている若い女性と、とっくみあいの喧嘩をしている男性をみたよ。男性のほうはやはり警察が走って追いかけていきました。あんなふうに日本で喧嘩する人とくに女性はまずいないですね。いいたいことを言う分、あとくされも少ないのかも。

イサーン太郎さん
あ、それはしょっちゅう。え・・・?

ポォさん
炎天下、取っ組み合いの喧嘩して、はずみで相手を刺しちゃうということもありそうだよね。

たちのさん
たちのさんは愛妻と喧嘩することありますか?うふ。

ベンジャロンさん
その通りですね。不幸な気持ちですね。
相手を憎むことによる攻撃は、自分が一番不幸になると思う。だって嫌いな相手を思い続けてしまうんだから。

noinaちゃん
お!つわもの登場!!
で、相手の子の被害は??(笑)

きよ
大声で喧嘩して、後で仲直りできる子供の喧嘩はいいんだけど、大人だと恨みが残るかもしれないね。
タイでは喧嘩しているカップルもたまに見かける。オートバイの後ろから運転中の彼をポカポカ殴っている女の子とか。危ないって。

単身赴任先から毎週帰るたびにムカツキます。

包丁を振り回しながら相手の女の所へ押しかけた女を見たことがあります(^_^;

一度嫁の従兄弟同士で殴りあいの喧嘩をしたのを見た事が有ります。
二人とも30歳位で周りの人が引き離しても引き離してもまた殴り合うの
繰り返し。最後は叔父さんがでっかい竹の棒で取っ組み合っている彼らの
背中を引っ叩いて引き離しました。
従兄弟同士だから良かったけどあの勢いで他人と喧嘩したら大変な事に
なりそうな気がします。その二人次の日には一緒にテーブルに
座って飯を食べていました。

たちのさん
またまたぁ。ほんとはラブラブのくせに〜ぃ。

イサーン太郎さん
あ、あぶないですねぇ(ーー;)
まさか、イサーン太郎さんが原因じゃないでしょうね。

うえのさん
「あっけらかん」という言葉は、彼らのような人たちのための言葉ですよね(^_^.)

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