2006年06月06日(火)
ロイヤルバージ(王室御座船)の豆知識 [アメージングタイランド]
小学生の子供の宿題を手伝って、王室御座船の行列(The Royal Barge Processionを調べてみました。
現在の行列の構成は4隻の王室御座船と52隻の船となっています。
4隻の王室御座船の名前は下記の通りです。
1. スパンナホン
もともとラーマ1世の時に作られた船ですが、古くなったので、ラーマ6世の時代に新しく作りなおしました。特徴は白鳥のような形です。外側は黒で、中側は赤で塗られています。船長44.9メートル、幅3.14メートル、高さ0.90メートル、船体0.41メートルです。船の定員は漕ぎ手50人、舵手2人、船長2人、スタンダードベアラー1人、信号手1人、詠唱者1人で構成されています。
2. アナンタ・ナーカラート
ナーガ7頭の形をしている船です。初代のアナンタ・ナーカラートはラーマ4世時に作られましたが、現在の船はラーマ6世時に作られたものだそうです。外側は緑、内側は赤です。船長42.95メートル、幅2.95メートル、高さ0.76メートル、船体0.31メートルです。
漕ぎ手は54人、舵手2人、船長2人、スタンダードベアラー1人、信号手1人、詠唱者1人で構成されています。
3. アネーク・チャート・プチョン
ラーマ5世時に作られた船です。外側はピンクで、内側は赤です。船長45.40メートル、幅3.15メートル、高さ1.11メートル、船体0.46メートルです。漕ぎ手は61人、舵手2人、船長2人、スタンダードベアラー1人、信号手1人、詠唱者1人で構成されています。
4. ナライ・ソンスバン ラーマ9世
タイ国王即位50週年のために作った一番新しい船です。
船長45.30メートル、幅3.20メートル、高さ1.10メートル、重さ20トンです。50周年のために漕ぎ手は50人を使用して、それ以外の舵手は2人、船長2人、スタンダードベアラー1人、信号手1人、詠唱者1人で構成されています。
写真と詳細な内容はバンコクポストで特集されています。きれいに作られているサイトなので、興味のある方是非ご覧ください。ロイヤルバージ
Posted by ぷーちゃん at 11時59分
コメント
テレビで、練習風景もみましたが、きれいな船ばかりですね。当日は、夜だし、ライトアップも手伝ってきれいなんでしょうね。
>ポォさん
僕も見てみたいですが、会場までどうやってたどり着くかわかりません。相当混みそうです。