2006年09月20日(水)
反乱 クーデター 革命の違い [タイの政治経済]
パティワット(革命)は、現政権を倒すこと+憲法の改正を行うこと。
ラッタパハーン(クーデター)は、政権を倒すことです。
現在起きている軍の行動はどちらかというと「パティワット」(革命=revolution)にちかいと思われます。軍自身も「パティワット」という言葉を使っています。
「ラッタパハーン」(クーデター=coup d'etat)という言葉もありますが、今回の場合は政権を変えるだけではなく、憲法を一時停止して、改正すると明言しているので、「パティワット」という言葉のほうがふさわしいでしょう。
ちなみに、全権の掌握に失敗した場合は、単なる「カボット」(反乱=rebellion)と見なします。
Posted by ぷーちゃん at 08時07分
コメント
日本のメディアでは,クデーターという言葉がつかわれていました。日本語としては,クデーターという言葉を使うと,クデーターを起こした側が間違っているようなネガティブな意味にとられがちな気がします。
ぷーちゃん
いつもタイムリーに的確なタイ語解説をありがとうございました。
僕もいろんな人に「クーデターのタイ語は?」と聞かれて、適切な回答が出来ませんでした。
タイ語表記画像、お借りいたします。
ぷーちゃんさん、ご無沙汰してます。
大川さん経由でエントリー知って、同じくタイ語表記画像、お借りしました。
いつも、事後報告ですみません。
いや、やっぱりタイ語はタイ人に方に任せるのが一番ですねぇ。
クン・ポオ
先日のクーデター、あれ正しい行為ですか。
選挙せずに、首相を解任、国会解散
あれを正しいとするなら、民主主義はありません。
現実に民主改革評議会がやっているのは、
タクシン以上に厳しい言論統制、集会制限
いままでのタイの友人への信頼、完全に崩れました。