2006年04月28日(金)
タイの選挙は無効になる? [タイの政治経済]
タイ国王、中立内閣任命は「民主的でない」と拒否の記事を一昨日の夜読みました。
もしかすると今回の選挙は無効になるのではないかと密かに思っています。とにかく、今日の裁判官らの協議結果次第だと思いますが、王様が憲法7条の指名を拒否したと同時に、選挙区の立候補者が一名しかいなかったことが民主主義ではないと明言したので、今回の選挙が無効になることが他にならないと思います。
ただどのような理由づけするか非常に興味を持っています。果たしてタイの裁判官のトップの人たちが出す結論は、、、
Posted by ぷーちゃん at 12時19分
コメント
当然の結果だと思います。無理やり選挙をやりとおそうとする選挙管理委員会も本当に変です。
新聞に、ルアック・タン・モ・カってよくでてますが、
モ・カというのは、いままで聞いたことない単語なんですが、不正な選挙という意味が適当なんでしょうか?
今回の発端はもとを正せば、タクシンの個人的な
理由から下院解散に走った(と私は思っている)
わけだから、個人的には下院解散そのものが無効
じゃないのって突っ込んでほしかったです。
モカโมฆะって無効なという意味ですね。
モーカは不正ではなく、無効という意味です。
よく見られるのは、試合の判定が無効になったとかです。
一応29日の補欠選は取りやめになったらしいですが、
最終的な審議は5月1日の会議の結果を待たないといけません。もし無効になるという判決が出た場合、これに対して責任を取らないといけないのは確かにタクシン首相と選挙委員会の会長のような気がします。きっと今もめているのはどのような理由付けで無効にするかを考えているのではないかと思います。不正な選挙などを理由にしたら、タクシン首相の立場はなくなるので、慎重に判断をする必要があります。(なぜかというと、行政裁判所にはタクシン側の人間も何人かいるそうです。)