元タイ人留学生がのぞいたタイランド

元タイ人留学生が日本語で綴るタイのIT事情

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2006年04月23日(日)

タイのコンピュータオリンピック〜その後〜 [タイの電脳事情 電脳街情報]

先週の木曜・金曜は2日間続けて、タイのコンピュータオリンピックの第2次審査大会が行われました。全国の各センターの代表者が合計88名おり、今回はそのうちの成績の高い順に約50%に第3次審査の切符が与えられます。

確かに国の代表者になるまで、後2回の試合に勝ち残らないといけませんが、今回の試合の結果だけで誰が代表になれるかなんとなく予想できています。一日のテスト問題は3問でしたが、プログラミングの時間はたった3時間しかないので、それほど時間の余裕がある大会とは思えませんでした。

しかしながら、上には上がいるので、2日間の問題を全問正解でクリアした高校生が3人もいました。もちろんその学生たちはバンコクの超エリート高から来た人たちでしたが、いったいどのようにトレーニングして、このレベルまでたどり着いたか知りたくなるくらいでした。

今回はオンラインのサブミッションシステムの見張り役をしないといけませんでした。さらに毎日の試合が終了したときに、もう一度全員のプログラムを採点して、すべての結果を集計しなければならなかったので、結構忙しかったです。また大会中に絶対にトラブルが発生しないようにかなりプレッシャーがあったので、結構神経を使いましたが、幸いにも大きなトラブルは発生せずに、無事に最後まで正常に動いてくれました。

今回の自分の反省点として、もう少しSQLの問い合わせ文法とWindowsのプロセス管理を勉強しなければならないことです。今のレベルだと、まだまだプロとして対応することができません。次回の大会まで自分のレベルをさらにアップしたいと思います。

Posted by ぷーちゃん at 00時46分   パーマリンク

2006年04月18日(火)

タイの入試システム、A-NET、O-NET [タイの教育]

タイの大学入試は2006年からADMISSIONというシステムを新しく導入しましたが、あまりにも採点ミスだらけで結局的にもう一回採点しなおして、結果の発表日を延期することになったらしいです。

いったいどんなシステムだろうと興味を持ち始めて、調べました。センター試験と留学生の統一試験などの日本のシステムしか受験したことがない僕はタイの入試には全く縁がありませんでしたが、最近A-NETやO-NETなどのキーワードがタイの各新聞に取り上げられているので、一応豆知識として知っておくべきことだと改めて考え直しました。

06年タイの入試システムは次のように点数を配分しています。

1. GPAx (Cumulative GPA)   10%
2. GPA (Grade Point Average)   20%
3. O-NET(Ordinary National Education Test)   35-70%
4. A-NET(Advance National Education Test)   0-35%


GPAxとは高校3年間の成績から累計して計算された点数です。イメージとして所属高校の学年一番なら10点、ビリなら0点と考えてもいいです。この10%は各校によって結構独自の計算方法をとっているので、全国共通ではないそうです。学校間にレベル差があった場合、名門高のビリが地方の高校の1地位にもなれるので、この10%はかなり差異が出るような気がします。

GPAとは高校時代の授業科目に基づいて算出された点数です。基本的に8つの科目(数、タイ語、社会、外国語、科学(物理、化学、生物)、美術、家庭科、保健体育)のうち最高で5つの科目を使って計算します。どの科目かは志望学部によって異なります。例えば、医学部なら
タイ語 4%
英語  4%
数学  4%
科学  4%
社会  4%
計   20%と定義されています。

O-NET(Ordinary National Education Test)
試験形式は日本のセンター試験に近いものです。基礎的なレベルの問題ができるかどうかを調べるために行うので、どちらかというと基礎的な知識があるかどうかが試されると思います。
試験科目はタイ語、社会、英語、数学、化学の5つに決められています。試験形式は、マークシート形式8-9割、記述問題は10-20%に分けられているそうです。


A-NET(Advance National Education Test)
応用問題が出題される試験だそうです。試験に出される科目は志望学部によって違います。日本の2次試験みたいなものではないかと思いますが、受験科目の詳細は毎年の規定に従って行わないといけません。


以上、タイの入試システムについてでしたが、参考として
医学部と経営学部の例を書いておきます。

医学部
GPAx 10%
GPA 20% タイ語、英語、数学、科学それぞれ4%ずつ
O-NET35% タイ語、英語、数学、科学、社会それぞれ7%ずつ
A-NET35% 英語 10%、数学 10%、科学 15%

経営学部
GPAx 10%
GPA 20% タイ語、英語、数学、科学それぞれ4%ずつ
O-NET35% タイ語、英語、数学、科学、社会それぞれ7%ずつ
A-NET35% 数学20% 英語 15%

Posted by ぷーちゃん at 12時08分   パーマリンク

日本版の西遊記 [タイの映画、テレビ]

ソンクラーン休みで、第1話から第11話までの西遊記を借りて鑑賞しました。よくできた作品だと思っています。水川あさみが演じた凛凛の美貌に見とれていました。女泥棒として原作にはないキャラクターだそうですが、結構物知りで孫悟空たちにいろいろな場面で助けていました。

ストリーは、〜の国という題名で話を展開していきますが、何と言っても音響効果やバックミュージックがよくできていると思います。ただ残念なのは、CGはマックを使って作成したらしいですが、筋斗雲(きんとうん)のCGはもう少し力を入れて欲しかったです。

ロケはどこでやっているかわかりませんが、日本国内ならすごいところだなと思っています。見渡す限り地平線が見えるような場所は日本国内にはそれほどないような気がします。いったいどこで撮影したのでしょうね。

それにしても、最終回で天竺のお坊さんたちの態度は今までの香港作や台湾作などとはかなり異なっているような気がします。仏教に対する捉え方の違いだと思いますが、日本の場合は迷信より物事を理論的に考えようという姿勢は多くの場面で見られています。例として、三蔵法師の死は単なるお経になるのは全く意味がなく、むしろ生きていくこと自体がもっと世のためになるんだということです。この辺の違いはどう受け止めるか人それぞれだと思いますが、僕としては迷信のみではなく、哲学的なことをまじえて視聴者に何かを伝えていたのが大変良かったと思います。

Posted by ぷーちゃん at 10時52分   パーマリンク

バンセーンの砂仏塔コンテスト [アメージングタイランド]

画像(150x200)

砂仏塔コンテスト

昨日はバンセーン地区にとってソンクラーンの最後の日でした。
ワンライ(流れる日)と呼んでいますが、水かけ以外に砂仏塔コンテストも行いました。一部の写真をこちらへアップしたので、興味のある方是非ご覧ください。

Posted by ぷーちゃん at 09時32分   パーマリンク

FeedAnalyzer RSSの構文チェック [タイの電脳事情 電脳街情報]

おとといからブログに書いた記事がMixiなどにフィードされなくて、記事を書いたものの反映されていない状態になりました。何が悪いかといろいろ探してみたら、もしかすると最近書いた記事の中に禁止記号を不注意に使ったのではないかと推測して、早速http://feedanalyzer.com/でRSSの構文チェックを確認しました。

FeedAnalyzerのサイトは大変便利で、URLを指定するだけでRSSの構文解析をしてくれます。自分でRSSを書いてみたい方、是非お奨めのサイトです。

Posted by ぷーちゃん at 08時32分   パーマリンク

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