2006年03月06日(月)
Ajaxとは [タイの電脳事情 電脳街情報]
最近日本のIT系の雑誌で話題されているAjaxですが、いったいなんだろうなと興味をもって、少しまとめてみました。
Internet Explorer 7 という記事に少し取り上げられましたが、実はAjaxそのものは新しい技術ではないようです。単に、Javascriptやcssで動的なウエブページのデータを作成するDHTML+DOM(Document Object Model)技術+非同期通信+XMLなどの組み合わせたものだと解釈すればいいです。XMLは必須ではありませんが、非同期通信が最も重要なポイントです。
つまり、ウエブブラウザとウェブサーバが非同期通信を行うことができれば、ブラウザが要求したメッセージをサーバに送った後、サーバからデータが返ってくることを待たないでさらに他の要求をサーバに送ることができます。返ってきたデータが自動的に検知され(*)、JavaScriptによってページ内容をリアルタイムで書き換えられます。
これで、ウェブページが表示されるまでのユーザの待ち時間が少なくなります。
Ajaxを用いて作成された代表的なインタフェースの例として、Googleサジェストがあげられます。
一般的な検索サイトのように見えますが、実は検索窓に文字を入力すると、その文に続く検索キーワードの候補が一覧表示されます。
本来Enter入力または送信ボタンをクリックしない限り入力した文字列がサーバに送られませんが、Ajaxを利用したことにより、上記で述べたようなことを容易に実現することが可能になります。
(*:スレッドの非同期通信機構を行うのではないかと思いますが、果たしてどうなんでしょう)
Posted by ぷーちゃん at 11時09分
コメント
Ajaxについては、以下のサイトがとても分かりやすいです。
http://www.openspc2.org/JavaScript/Ajax/Ajax_study/index.html
お勧め。
>オカネナーイさん
すごいボリュームのあるサイトですね。これからゆっくり見てみます。
情報を提供してくれてありがとうございます。