元タイ人留学生がのぞいたタイランド

元タイ人留学生が日本語で綴るタイのIT事情

3

2006


      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

検索


カテゴリーリスト

タグリスト

2006年03月27日(月)

マニュアルよりオートだ [タイの電脳事情 電脳街情報]

大学時代からレポートを作成するとき、よくLatexとMS-WORDを使用しました。論文を執筆するとき、Latexを使用すると、スタイルページさえ決まれば何百枚でも簡単に編集できてしまいます。しかし、Latexの欠点の一つがWYSIWYGではないということです。一応xdviなどでビューアできますが、先にコンパイル作業が必要です。これに対して、MS-WORDはWYSIWYGで、初心者にやさしいインタフェースが用意されているので、どちらかというとMS-WORDのほうが一般的に使われているのではないかと思います。

簡単に操作できるとはいえ、実はMS-WORDを使いこなすのはそれなりの努力が必要です。特にページ番号を挿入するとき、数ページ間あけてから挿入したい場合、セクション区切りを使わないとうまくいきません。その他に、索引を作る場合、先に該当のキーワードを索引に登録する必要があります。キーワードの登録が面倒な場合、マクロを書けば、思った通りの操作ができるようになるので、基本的な操作時間を短縮することができます。

基本的なワードの使い方は日本のどの入門書でも詳しく書いているので、読む気があれば誰でも簡単にものにすることができます。

それに対して、タイではそうではないみたいです。MSワードで卒論を書く場合、アウトラインモードを一切使用しないで、文字サイズの拡大縮小、マージン設定といった基本の基本操作で何百枚の論文を作ってしまいます。つまり、論文のフォーマットを手動で設定しているので、ちょっと変更点があった場合何時間もかけて修正しないといけません。一番分かりやすいのは手で各章の始まりのページを目次に入れることです。卒論の場合5-6章くらいまでなので、手動でやっても、たいした時間がかかりませんが、各章に節がいっぱいある場合、手で目次を作成すると大変しんどい作業になってきます。

何回もこういう学生たちに注意していますが、やはり無理みたいです。なぜ、もっと楽に作業ができる方法を探そうとしないか大変不思議で仕方ありません。今までやってきたことを何も考えずに習慣みたいにやりたがっているので、ちょっと無駄な作業が多いです。

仕事の場合、一所懸命に手を動かせば、仕事の量を表すのだと思っているに違いありません。本当にオペレータレベルだなと感じてしまいます。

この辺の考えを改めて見直してほしいのです。いつまでたっても物事をマスターできなければ、労力がもったいないような気がします。さらに、手動操作による間違いも簡単に犯してしまいそうなので、できるだけこういうミスを最低限なくして欲しいです。タイで教育されているタイ人にどれくらい期待すればいいかわかりませんが、できるだけ変えてやりたいと思います。

Posted by ぷーちゃん at 21時36分   パーマリンク

2006年03月25日(土)

抗アレルギー薬 [タイの薬]

タイに戻ってきて、8年たちました。日本の留学期間が10年半近くだったので、身体がすっかり日本モードになってしまいました。日本の空気がきれいで、ホコリも少ない、こういう環境の中で何十年も過ごしたので、知らないうちに身体がデリケートになってしまったようです。

タイに戻ってきて、目、耳がかゆくて、身体がだるいなどの症状が出ました。耳鼻科先生に見てもらったところ、アレルギー症状だとのことでした。何のアレルギーか未だに不明です。先生によるとなんのアレルギーかを特定するよりむしろよく食べて、運動して、とにかく身体の抵抗力をつけておいたほうがいいと言われました。

確かにそのとおりですが、実行するにはちょっと難しいと思います。とりあえずアレルギー反応を抑えるために、先生から細長い薬をもらって、朝と夕方一粒ずつ飲んでいます。この薬の名はCetirizine、日本名は「ジルテック(セチリジン)」、非鎮静性抗ヒスタミン剤の一種だそうです。日本ではお医者さんが処方してくれなければ、一般的に入手できないようになっていますが、タイでは市場の薬局でも当たり前に売買しています。単に細長い「ヤー ゲーペー」といえば、すぐ売ってくれます。値段は10粒セットで20バーツから60バーツまでの間です。これは国内製と海外製の違いで値段が異なっているそうです。

それから、のどの痛みなどをやわらげる「Kamilosan M」を使用しています。イソジンのスプレータイプのようなものですが、3時間の講義を行った後、一回シュッとしておけば、のどの痛みがだいぶ楽になります。一本150バーツ前後です。

画像(131x114)

セチリジン

画像(131x92)

カーミローサン

Posted by ぷーちゃん at 14時32分   パーマリンク

2006年03月23日(木)

電力発電公社が民営化されなくなった。 [タイの政治経済]

このことについて「タイの地元新聞を読む」で詳しく書かれているので、ここで詳細なことを書きませんが、タクシン首相の夢が崩れたのではないかと思います。


電力発電公社の民営化を違法と判断
 最高行政裁判所は本日、旧電力発電公社の民営化の為に公布された二件の法令を違法であると判断、株式公開の中止を命じると共に3月24日付けで民営化前の状態で再度公社に戻すよう決定を下しました。

Posted by ぷーちゃん at 19時43分   パーマリンク

ゲー・クレット [タイ語翻訳通訳]

一昨日「プラ・プロム」が破壊されたことを「前兆?」という題名で書きました。

霊験あたらかな神様の肖像が破壊されたということはこの国を守る神様の一人に見放されたということに等しいですから、これから何か悪いことが起こるに違いないと思ったからです。

さらに最近タイの新聞に様々な異変について書かれることが多くなっています。例えば、先日はカラスの集団が総理府に集まって、大きな鳴き声で騒ぎ、副首相の記者会見を邪魔した事件がありました。

このような異変に対して、タクシン首相はタイ愛国党本部に「プラ・プロム」の肖像を設置することにしました。詳細は未定ですが、これは「ゲー・クレット」=厄払いのためだと多くの人が解釈しています。

この言葉は市民の間で一般的に使われているので、特に新しい言葉ではありませんが、悪いことが起きた、またはこれから起こりそうな時、何らかの形で(例えば、タムブンとか)厄払いしておけば、これ以上悪いことが起きないだろうと多くの人が信じています。理論的ではありませんが、弱い人間の心を救う方法の一つだと考えられると思います。タイでは一般的に行われる行為です。

画像(201x82)

ゲー・クレット(厄払い)

Posted by ぷーちゃん at 17時53分   パーマリンク

2006年03月21日(火)

前兆? [タイの政治経済]

今朝新聞を読んだら、昨夜の1時グランド ハイアット エラワンホテルのバラモン教の神様である「プラ・プロム」が27歳の男性に金づちで壊されました。27歳の男性は現場から逃走しようとした時、怒った近隣住民に囲まれて殺害されたそうです。

グランド ハイアット エラワンホテルの「プラ・プロム」は国の代表として霊験あらたかな神様として知られています。このような事件が起こって本当にびっくりしました。最も驚愕したのはタクシン首相ではないかと思います。

Posted by ぷーちゃん at 12時18分   パーマリンク

過去の記事へ

ページのトップへ ページのトップへ

PHOTO

待ちに待ったIphone Firmware 3.0 Full Thai Localized

待ちに待ったIphone Firmware 3.0 Full Thai Localized

ibook VS. macbook

ibook VS. macbook

Leopardの予約受け付け開始

Leopardの予約受け付け開始

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

リンク集

RSS1.0

[Login]


powered by a-blog
コミュ ニケーションをもっと快適に タイ語翻訳会社ジーアイピーユー