2010年04月08日(木)
南国でマフラー [アメージングタイランド]
タイの奥さま達の間で密かにブームなのが、編み物。
小学校の保護者待合室(子どもの送迎のための保護者の待機場所)では、編み物に熱中するお母さんたちの姿があるらしい。
南国なので、セーターとかマフラーとか、普段身に付けるチャンスのない毛糸モコモコのお洋服はなんとなく「あこがれ」で、「おしゃれ」に見えるらしい。11月には一瞬だけど寒い時期があるし、冷房の部屋で使用することもできるので、毛糸のお洋服にもそれなりにニーズがあるのかもしれない。
先日のぞいた毛糸屋さんは、タイ全国に12の支店を展開しているそうだ。毛糸を買えば無料で教えてくれる、というシステムが人気で、店内は熱心に編み棒を握る女性でいっぱいだった。
私がいたころの日本ではみかけたことがなかった不思議な輪を利用すると、マフラーができるそうだ。
昔、熱心にセーターを編んでいたことがあるので、「編み物熱再燃か!?」と思われたものの、今は腱鞘炎が気になって、編み物どころではないのだ。
家族がはじめた編み物を眺めながら、早く腱鞘炎を治そうと心に誓うのであった。
Posted by てんも at 00時07分 パーマリンク
2010年02月15日(月)
おすすめしません [アメージングタイランド]
オフィスに新しい電話機がやって来た。
取説を読むスタッフが「フフッ」と笑った。
彼女の手には、タイ語版の取説。
のぞいてみると、彼女が笑った意味が分かった。
ローカルエリアコードの設定(おすすめしません)
PABXコードの設定(おすすめしません)
気になったので英語版を確認すると、設定手順がしっかりと説明されている。
なぜ、タイ語版ではおすすめできないのだろう。
このコードの設定はタイ国内ではうまく動作しないのだろうか??
それとも、翻訳者が「この機能は役に立たない」と判断したのだろうか。
おすすめしない理由が気になった。
Posted by てんも at 12時36分 パーマリンク
2010年02月12日(金)
消えたプール [アメージングタイランド]
スタッフのマイホームがあるムーバーン(住宅街)で、ちょっとした騒動が持ち上がっているらしい。
建売住宅を大々的に売り出していた頃は、ムーバーンのあちこちに、住宅街を宣伝する看板が立てられていた。
その看板には、ムーバーン全体の完成予想図が描かれており、中心には美しいプールの絵。
「身近にプールがある健康的な毎日を!!」
という宣伝文もあった。
ところが。
住宅のほとんどが売却済となった今、いつのまにかその看板は取り外され、プールは住宅街のどこにも見あたらないという。
管理会社に問い合わせたところ、
「プールを作ると管理費を値上げしなければならず、プールを作ることに反対する人がいる」
と言われたそうだ。
でも、家を買うときに「プールがある」ことを条件の一つに考えていた人も少なくないそうで、そういった人達が集まって訴訟も視野に今後の対策を練っているそうだ。
同じムーバーンに家を購入したスタッフの友人も、プールができることを楽しみにしつつ今は別のムーバーンのプールに通っており、管理会社の言い分に激怒しているということだ。そりゃそうだ。
ここで困ったことが一つ。
かんじんの物証である「プールが描かれた住宅街の完成予想図の看板」が、こっそり取り外されており、誰1人として写真を撮っていなかった。
売買契約書にプールの件が書かれていなかっただろうか、と皆で調べたが、住宅に関する条件のみで、住宅街全体の公園やプールに関する文言はなかった。
家を買うときは本当にいろいろとチェックする項目があるのだなと、また一つ学んだ。
Posted by てんも at 19時18分 パーマリンク
2010年02月08日(月)
野菜干しの注意点 [アメージングタイランド]
野菜を干すときは、いくら魚干し網の中で安全に思えても、決して野菜の側から離れてはいけない。
たまに、想像を超える緊急事態が発生するからだ。
それは「ブ〜〜ン」という低いうなり声とともに始まる。
いろいろな病気の媒体となる蚊を駆除するために、地元の役場により殺虫剤の散布が実施されるのだ。
ありがたいことではあるが、この殺虫剤の散布、
予告もなしに、突然開始される。
荷台つきオートバイに乗り込んでやって来る数人のお兄さん達が、背中に殺虫剤の入ったタンクを背負って、排水溝など蚊の生息する箇所を中心にホースで薬を撒布していく。
その殺虫剤は、風に乗って付近の道路に広がっていく。
次第にあたりは白くなり、
そしてな〜んにも見えなくなった。
10分もすれば何事もなかったかのように、いつもの景色が戻ってくる。
野菜干しをしている日にちょっと買い物にでかけて、その間に殺虫剤が散布されたら・・・。
野菜干しをしている間は、野菜の側を離れてはいけない。
Posted by てんも at 00時02分 パーマリンク
2010年02月02日(火)
叩く先生 [アメージングタイランド]
タイの小学校では、生徒を叩くために「じょうぎ」「はたき」(柄の部分使用)などなど、専用の道具を数種類用意している先生がいるらしい。
用意された道具から子どものいたずらの度合いによって最適なものを選び、子どもの手の平を叩くそうだ。
小学校高学年の子がいる知人から聞いた話。
学校では毎日、「学校牛乳」が配布される。
配布されるのは給食の時間ではなく、授業と授業の合間。
いつもはおばちゃんが運んで来たらすぐに飲むことになっていたが、たまたまその日は授業が長引いて、牛乳を飲む時間がずれてしまった。運ばれた要冷蔵の牛乳は、1時間ほど暑い廊下に置かれたまま。
ようやく授業が終わると先生は
「全員しっかり牛乳を飲むんですよ」と言い残して、職員室に帰っていった。
係の子が牛乳を配り、飲み始めた子達が騒ぎ出した。
「この牛乳、変な味がする」
長時間廊下で放置しておいたので、いたんでしまったらしいのだ。
牛乳の味がおかしいことに気づいた子ども達はどうしたか。
全員、がんばって牛乳を飲んでしまったそうだ。
味がおかしいことに気づきながら、先生にそのことを伝えに行く勇気がなくて。牛乳を残すと先生に叩かれるから。
ある子の「ちょっと酸っぱいヨーグルトを飲んでると思えばいいよ。」という発言をきっかけに、クラス全員が「先生に怒られるよりは」と、グイーっと酸っぱい牛乳を飲み干したという。
・・・そんなに怖いんだ。
小学校の先生といえば、「優しい」という印象しかなかった私にとって、ちょっと驚きの話だった。
Posted by てんも at 12時38分 パーマリンク
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