2010年01月06日(水)
見通す力 [読書の記録]
お正月休暇中に、順番待ちの「じっくり読みたい再読本」の列に割り込ませて読んでしまった「割り込み本第2弾」は、池上彰さんの「見通す力」。ついでに去年サラッと読んだだけの「見えざる手」が経済を動かす も再読してみた。
「見通す力」は、紀伊國屋書店の店頭で一目惚れしてしまった。「経済の大きな流れを感じられるようになりたい」と考えていた私にとって、タイミングの良い出会いだった。
この本のお陰で、2010年の目標を達成することは、人間が空を飛ぶことほど突拍子もなく難しいことではないのかもしれない、と思うことができた。
「誰も知らない秘訣」があるのではなく、「簡単で単純なこと」を実践していけば、目的地にたどり着くことができるようだ。ただし、その実践は、気が向いたときに行うだけではダメなのだ。継続的に毎日少しずつ積み重ねていくことが、大切なのだ。そうすれば、たとえ数年がかりでも必ず実現できる、そんな気がした。
これはもしかして、全ての分野に共通する基本ルールなのだろうか。
この本と出会った2010年のお正月は、振り返ったときに「分岐点」になっていそうな気がする。
Posted by てんも at 00時29分 パーマリンク
2010年01月04日(月)
脳を活かす生活術 [読書の記録]
2009年は、じっくり取り組んでしっかり読み込まないと内容が身に付かない本を、サラッと流して読んだために自分の中にあまり内容が残らなかった、と感じることが多かった。
だから2010年の読書は、「熟読」を心がけようと思っていた。
そして、2009年に買った本の中から、まずはしっかり読み込めていなかった本と自分の目標達成のためにじっくり向き合って再読したい本を順番に並べてみたところ、軽く10冊を超えてしまった。
これはこれは・・・。でも、どの本も、自分の興味の対象であることには変わりなく、眺めているだけでワクワク。読んでみたいという気持ちがわき上がる。
とりあえず、しばらくは新しく本を購入することは控えて、これらの本に集中しようと思っていた。
それなのに、買ってしまった。海馬の池谷先生といい、茂木先生といい、どうやら私は「脳」に興味があるらしい。
本屋さんの店先での本との出会いはやめられない。
軽く読める本だったので、順番待ちの本に割り込ませて先に読んでしまった。
世の中の好不況にかかわらず、「味わう」習慣を食事において身につけるだけで、「脳のゴールデンタイム」を手に入れることができる、という。
毎日のお弁当タイムを今まで以上に楽しむことができそうで、それで脳が喜んで元気になってくれるのであれば、それだけでこの本を読んでよかったと思える。
Posted by てんも at 00時27分 パーマリンク
2009年10月12日(月)
表現のための実践ロイヤル英文法 [読書の記録]
英語のプロにすすめていただいた英作文の参考書。
台風にも負けずタイにやってきたお友達に運んでもらったこの本は、想像以上に分厚かった。
別冊「英作文のための暗記用例文300」もついて1,800円。英語教材は豊富で価格も安い。
学生時代に文法の参考書を1冊通してやっても身についた実感がなかったのは、読み方が悪かったから。説明文を読むときもかなり斜め読みだったので身につくはずがなかったのだ。
今回は正面からガッチリ取り組んでみようと思う。
Posted by てんも at 00時09分 パーマリンク
2009年02月24日(火)
貯蓄か投資か [読書の記録]
勝間和代さんの「お金は銀行に預けるな」は、貯蓄だけではなく、お金を殖やす手法の一つとして「投資」を取り入れることを勧めている。
一方で小宮一慶さんの「お金を知る技術 殖やす技術」は、副題が「貯蓄から投資にだまされるな」となっている通り、無理に株式投資に挑戦する必要はなく、個人の性格や価値観を大切にすべきだ、と説く。
1つのことをそれぞれ別の視点から論じている2冊の読み比べは興味深かった。
勝間さんは、金融資産という考え方からいうと、土地の値段が上がりにくいときは住宅ローンを組むべきではない、と言う。
小宮さんは、自分の住居として使う「自宅」を、投資と同列に考えるのは誤りだとし、リタイア後を考えると、住宅は賃貸派より持ち家派が有利、住宅ローンは貯蓄と考えよう、と言う。
これはどちらが正しいかではなく、「自分はどちらにより共感できるか」読者が自分の価値観で判断すれば良いのだと思う。
ただし、金融商品については二人の見解は見事に一致している。つまり、「守るお金を確保しつつ、余裕資金で長期保有する」ということ。このことは忘れないでいようと思う。
Posted by てんも at 00時55分 パーマリンク
2009年01月12日(月)
一生太らない体のつくり方 [読書の記録]
「一生太らない体のつくり方」は、ダイエットの方法だけではなく「健康な体をつくる方法」まで網羅している。
筋力をつけることで燃費の悪い身体を作る。
すると、有酸素運動などの激しい運動をしているときばかりでなく、寝ているとき、食事をしているとき等、日常生活のあらゆる場面で消費されるカロリーが増えるという。
鍛えるべき筋肉は、インナーマッスル。まずは大腰筋だという。大腰筋といえば、大腰筋の鍛え方の本を買ったことがあった。
筋力は、トレーニングをやめたら元に戻る。1年トレーニングを続けても、3ヶ月くらいで元に戻る。しかし、5年、10年とトレーニングを続けていくと、衰えの速度も次第に遅くなり、1年くらいでは元に戻らないようになるという。
だから筋トレはできるときにやっておくのが良いのだという。
これら2冊の本には、筋トレの方法が紹介されている。今年はエアロバイクに加えて、美容にも脳にも良いという筋トレを運動メニューに加えようと思う。
Posted by てんも at 00時10分 パーマリンク
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