2010年01月06日(水)
見通す力 [読書の記録]
お正月休暇中に、順番待ちの「じっくり読みたい再読本」の列に割り込ませて読んでしまった「割り込み本第2弾」は、池上彰さんの「見通す力」。ついでに去年サラッと読んだだけの「見えざる手」が経済を動かす も再読してみた。
「見通す力」は、紀伊國屋書店の店頭で一目惚れしてしまった。「経済の大きな流れを感じられるようになりたい」と考えていた私にとって、タイミングの良い出会いだった。
この本のお陰で、2010年の目標を達成することは、人間が空を飛ぶことほど突拍子もなく難しいことではないのかもしれない、と思うことができた。
「誰も知らない秘訣」があるのではなく、「簡単で単純なこと」を実践していけば、目的地にたどり着くことができるようだ。ただし、その実践は、気が向いたときに行うだけではダメなのだ。継続的に毎日少しずつ積み重ねていくことが、大切なのだ。そうすれば、たとえ数年がかりでも必ず実現できる、そんな気がした。
これはもしかして、全ての分野に共通する基本ルールなのだろうか。
この本と出会った2010年のお正月は、振り返ったときに「分岐点」になっていそうな気がする。
Posted by てんも at 00時29分