2008年10月05日(日)
生放送直後に大暴れ [タイのニュースから]
バンコク知事に立候補しているチューウィット氏が、生放送のニュース番組でインタビューを受け、放送終了直後にキャスターに殴りかかる、という事件が起きた。
私がモーリさんと一緒に平和にソムタムを食べていた時である。
殴られたのはウィサーンというニュースキャスター。ソフトな声でややこしい問題を簡潔にまとめることができる人で、その人がインタビュー相手を怒らせて殴られた、というのは意外なニュースだった。耳の下に痛々しい傷跡が見える。
その時のインタビュー映像を見ると、確かにいつものウィサーンのスマートな口調ではなかった。相手に立腹していることは明らかで、インタビューの最後はチューウィットに番組出演のお礼を述べることもせず、「この人が真実を語っているかどうか、裏の顔があるかどうかは、視聴者に判断をゆだねたいと思います」と、一方的に会話を終了させてしまった。
選挙を控えた立候補者としては相当なダメージだ。チューウィットが怒るのも不思議ではない。
この事件について、タイ国民の間では「暴力を振るうこと自体言語道断」というチューウィット批判派、「公正なインタビューとはいえなかった」というウィサーン批判派、「どっちもどっちだ」という喧嘩両成敗派に意見が分かれているようだ。注目のバンコク知事選挙は本日。
Posted by てんも at 10時44分 パーマリンク
2008年09月27日(土)
タイのメラミン回収商品 [タイのニュースから]
数日前にお友達からシンガポールで回収対象となっているお菓子類について教えてもらった。中国のメラミンが混入している疑いがあるとのことだった。
そして、先ほど、タイのマネージャー紙のウェブサイトで、オーヨー(食品薬品委員会)の発表としてロッテコアラのマーチとウォールMOOアイスクリームの回収が決まったことが報じられた。
コアラのマーチは中国工場で製造されタイに輸入されていた。MOOアイスクリームはロットの一部が中国から輸入された牛乳で製造されていた。
タイでメラミン混入ミルクは「ピット・ノムジーン・モラナ(死の毒入り中国ミルク)」と呼ばれている。
このニュースで健康志向のモーリさんがパニックにならないといいのだけれど。
正直なところ、メラミンやその他の有害物質がどの製品に含まれているかなんて、目で見ても分からない。特定の商品のみに偏った食生活をせずに、いろいろな物を食べることで「リスク分散」することぐらいしか対処法がないような気がする。
Posted by てんも at 00時09分 パーマリンク
2008年04月22日(火)
Think Global Act Local [タイのニュースから]
タイの新聞でホンダが特集されていた。
ホンダがタイに進出して44年になるそうだ。長い。
成長を続けるホンダの秘密を探るべく、ホンダフィロソフィーを紹介していた。
ホンダの基本理念は
カオロップ・クワームペン・パッジェーカチョン(個性尊重)
と
クワームジンディー・サーム・プラガーン(3つの喜び)
3つの喜びは
クワームジンディー・ティー・ダーイサーンサン(創って喜び)
クワームジンディー・ティー・カーイ(売って喜び)
クワームジンディー・ティー・ダーイ・スー(買って喜び)
生き生きと目を輝かせながら働いていた、HONDAのセールスを思い出した。
Posted by てんも at 10時49分 パーマリンク