2006年04月02日(日)
チュラの先生が投票用紙を破った [タイの政治経済]
今朝チュラロンコン大学の政治学部長の先生が投票用紙を破って逮捕された事件が発生しました。現在、大学の先生という肩書きを使って保釈されていますが、裁判で有罪判決になった場合、2万バーツの罰金または1年間の懲役が科されることになります。(選挙法の第108条)
タクシン政権に支配されたくないとの理由で、投票用紙を破ったそうです。選挙法の第108条に違反したことは事実ですが、タイ国民は国家統治権簒奪行為に対する平和的抵抗権を持っているとタイ国憲法第65条に定められているので、裁判官がどう判決を下すか大変興味深いところです。
一応政治学の先生で、さらにタマサート大学の弁護士団がバックアップしてくれるということ、さらに世間から注目されている事件なので、変な結論にはならないと思います。
Posted by ぷーちゃん at 15時10分
コメント
テレビのニュースで見ました。前もって、投票用紙を破くからといって、記者達を呼んでおいたのでものすごいフラッシュの中で投票用紙を破りましたよね。破ったあと、警察官がワイしながら近づいて連行していきました。とても静かな抵抗行動だったとおもいます。
結果はいかに?????うちの家族は皆、下のほうに
ばってん印をつけましたよ。