2006年04月18日(火)
日本版の西遊記 [タイの映画、テレビ]
ソンクラーン休みで、第1話から第11話までの西遊記を借りて鑑賞しました。よくできた作品だと思っています。水川あさみが演じた凛凛の美貌に見とれていました。女泥棒として原作にはないキャラクターだそうですが、結構物知りで孫悟空たちにいろいろな場面で助けていました。
ストリーは、〜の国という題名で話を展開していきますが、何と言っても音響効果やバックミュージックがよくできていると思います。ただ残念なのは、CGはマックを使って作成したらしいですが、筋斗雲(きんとうん)のCGはもう少し力を入れて欲しかったです。
ロケはどこでやっているかわかりませんが、日本国内ならすごいところだなと思っています。見渡す限り地平線が見えるような場所は日本国内にはそれほどないような気がします。いったいどこで撮影したのでしょうね。
それにしても、最終回で天竺のお坊さんたちの態度は今までの香港作や台湾作などとはかなり異なっているような気がします。仏教に対する捉え方の違いだと思いますが、日本の場合は迷信より物事を理論的に考えようという姿勢は多くの場面で見られています。例として、三蔵法師の死は単なるお経になるのは全く意味がなく、むしろ生きていくこと自体がもっと世のためになるんだということです。この辺の違いはどう受け止めるか人それぞれだと思いますが、僕としては迷信のみではなく、哲学的なことをまじえて視聴者に何かを伝えていたのが大変良かったと思います。
Posted by ぷーちゃん at 10時52分
コメント
こんにちは。
僕もソンクラーン休みに11話を見終わりました。
CGでの合成シーンの制作にはPower Mac G5とShake、Final Cut Pro、Xsanといったソフトウェアや、Xserve 10台によるレンダーファームが活用されているそうです。
http://www.apple.com/jp/pro/filmvideo/saiyuki/
また、ロケはオーストラリアだったと思います。
>大川さん
ロケはオーストラリアでしたか?
すごいところで撮影しましたね。そういえば、今度映画化されることが決まったみたいですね。とても楽しみです。