2010年02月22日(月)
イノシシの肉 [タイ料理]
イノシシ年生まれで典型的な猪突猛進タイプの私は、いのししには勝手に親近感を抱いている。
とは言っても、実際に近くで見たり、触ったり、という思い出はあまりない。あくまでイメージで、いのししにはある種の「仲間意識」があるのだ。
先週ご近所のお友達から、イノシシの肉をいただいた。
「・・・」
ともぐいになってしまうではないか。
でも、イノシシの肉は食べたことがないので、どんなものか興味もあった。
自分で調理できないことは明らかだったので、モーリ邸に持ち込んだ。するとモーリさんご主人がどこかに電話を一本。しばらくするとなじみのレストランからイノシシ調理用の調味料と野菜のセットが配達された。
レストランが一般向けにこういうサービスをしているわけではもちろんなく、イノシシの肉が手に入ったから調理したいんだけど、と伝えたら、面倒見のよいコックさんが「まかしとき!」と調理場にある野菜を少しずつ詰めてパックにしてスタッフに配達させてくれたのだ。
あとは強火で熱した中華鍋に順番に材料を放り込んでいくだけ。
完成したイノシシ料理は、レッドカレー風の見た目で、ココナツミルクとペーストが混ざったエスニックな香りがした。
辛いのは分かっていたので、まずはスープを1,2滴ご飯にたらして食べて見た。やっぱり辛い。
でも、イノシシの肉は思っていたほど臭みもクセもなかった。
だんなさんは「久しぶりに食べたけどおいしい」とご機嫌で、モーリさんご夫妻も「肉が新鮮だった」と高評価。
どうもごちそうさまでした。
Posted by てんも at 00時42分