2010年02月05日(金)
大先生 [タイで生活]
モーリさんの主治医が72歳の大先生であることを最近知った。薬をもらいに行くモーリさんを病院に送る機会があったので、私もついでに待合室でその先生を見学することにした。
いったいどんな先生が登場するのか。うきうきしながら待っていると、少し小柄な先生が現れた。
「いや〜、こんにちわ〜」と大きな声でモーリさんと挨拶。
小さな体に元気がギュッと詰まっている。髪はフサフサではないものの、黒々している。
70代には見えない。どう見ても、60代前半だ。
72歳のそのドクターはアメリカ帰り。病院に来るのは他の先生より少し遅い9時過ぎだが、毎日診察を行っているらしい。
モーリさんはその先生がお気に入りだ。以前はだんなさんの主治医である内科医に診てもらっていたが、
「あの先生は怒るから嫌だ」と主治医を変えた。
だんなさんの主治医は、「怒る」というよりテキパキタイプで、質問をすると理論的に納得のいく回答を返してくれるので、だんなさんや私はその主治医の先生を頼りにしている。
でもモーリさんにはテキパキタイプよりこの大先生の方がいいらしい。
70代の元気なドクターに診察してもらったら、まだ60代のモーリさん夫妻も長く元気でいてくれると思う。
Posted by てんも at 00時11分 パーマリンク
2010年02月04日(木)
車で送迎 [タイで生活]
ようやく仕事を引退して、これから夫婦揃って第2の人生をスタートさせる、というときになってモーリさんご主人(義父)が足の筋を痛め、半月ほどが経過した。
モーリさん不在時にはりきり過ぎて日曜大工をやりすぎて、足の筋が炎症を起こしてしまったのだ。しばらく安静にしていたので、完治まであと少しらしい。
義父が車の運転を控えるようになって、今は私がその代わりを務めている。義父の病院通い、薬をもらうためのモーリさんの通院、日用品や食料品の買い出し。モーリさん達も気をつかってくれるので、私が出動するのは週に2,3度ですんでいる。
義父は足が完治した後にちょっとした手術も控えているので、しばらくは私がドライバーになりそうだ。
足が痛い以外はモーリさんご主人は元気いっぱいなので、数ヶ月後には完全復活してまた以前のような生活に戻るだろうけれど、ドライバー体験のおかげで「もう少し先の未来」を肌で感じることができた。
それはもしかすると、子育て時代と少し似ているのかもしれない。子どもの風邪で仕事を休まなければならないように、「飛び込み」の用事が増えるのだ。
今週は、早朝モーリさんから電話で「昨日の夜、お父さんの足が急に痛くなったから病院に行きたい」と言われ、午前中の予定を中止して病院に連れて行った。こういうことがこれから少しずつ増えていくのかもしれない。その心構えだけはしておこうと思う。
私は普段あまりモーリさん夫妻と会話する機会がないので、病院の行き帰りでポツリポツリと交わす会話が新鮮だったりする。モーリさんの主治医が72歳の大先生であることも始めて知った。
Posted by てんも at 15時49分 パーマリンク
2010年02月02日(火)
叩く先生 [アメージングタイランド]
タイの小学校では、生徒を叩くために「じょうぎ」「はたき」(柄の部分使用)などなど、専用の道具を数種類用意している先生がいるらしい。
用意された道具から子どものいたずらの度合いによって最適なものを選び、子どもの手の平を叩くそうだ。
小学校高学年の子がいる知人から聞いた話。
学校では毎日、「学校牛乳」が配布される。
配布されるのは給食の時間ではなく、授業と授業の合間。
いつもはおばちゃんが運んで来たらすぐに飲むことになっていたが、たまたまその日は授業が長引いて、牛乳を飲む時間がずれてしまった。運ばれた要冷蔵の牛乳は、1時間ほど暑い廊下に置かれたまま。
ようやく授業が終わると先生は
「全員しっかり牛乳を飲むんですよ」と言い残して、職員室に帰っていった。
係の子が牛乳を配り、飲み始めた子達が騒ぎ出した。
「この牛乳、変な味がする」
長時間廊下で放置しておいたので、いたんでしまったらしいのだ。
牛乳の味がおかしいことに気づいた子ども達はどうしたか。
全員、がんばって牛乳を飲んでしまったそうだ。
味がおかしいことに気づきながら、先生にそのことを伝えに行く勇気がなくて。牛乳を残すと先生に叩かれるから。
ある子の「ちょっと酸っぱいヨーグルトを飲んでると思えばいいよ。」という発言をきっかけに、クラス全員が「先生に怒られるよりは」と、グイーっと酸っぱい牛乳を飲み干したという。
・・・そんなに怖いんだ。
小学校の先生といえば、「優しい」という印象しかなかった私にとって、ちょっと驚きの話だった。
Posted by てんも at 12時38分 パーマリンク
2010年01月30日(土)
ローティーというおやつ [タイ料理]
卵が入ったり、バナナが入ったり、ボリュームたっぷりのおやつ。クレープ風の生地がこんがり焼けてカリカリ。
1年に1度ぐらい、食べたくなる。
具を準備する。卵にバナナを切って落とす。
作業台に薄く油を敷いて、丸めてあった生地を軽くこねる。
のばす。
どんどんのばす。
生地を四角に整えたら火加減を調整する。
鉄板に生地を乗せる。
具を投入。
端を折り込む。
形を整える。
裏返す。
バターを落とす。
裏返す。
フライ返しで、ザクザクと一口大に切る。
ケースに入れて、コンデンスミルク投入。
完成品。
1つ25バーツ。
甘さとボリュームで、大人でも一人出完食はちょっと厳しいので、数人でつまむのがおすすめ。
Posted by てんも at 13時48分 パーマリンク
2010年01月28日(木)
写真スタジオのウェディングプラン [タイで生活]
もう10年以上前の話になるけれど、私たちがタイで結婚式を挙げた頃は、スタジオで撮影した新郎新婦の大きな写真を式場の入り口に飾る、というサービスがバンコクで始まったばかりだった。チョンブリではまだそんなサービスもなく、カメラマンがパシャパシャと当日の写真を撮ってくれるだけだった。
今はこのスタジオ写真撮影が結婚式の定番になっているようだ。写真スタジオもただ撮影するだけでなく、結婚式に必要な衣装のレンタルなど、積極的にサービスを展開しているらしい。
先日街角で配布していた写真スタジオのウェディングプラン。
・披露宴で着用する花嫁の衣装(1着)
・披露宴で着用する花婿の衣装(1着)
・スタジオでの写真撮影(60カット)
・披露宴会場入り口に飾る大型の写真(1枚)
・結婚式招待状(100通)
・記念品(100個)
・写真撮影の日のメイク・ヘアメイク(2タイプ/一人)
・写真撮影の日に着用する衣装(2着/一人)
・撮影写真を焼き付けたCD
これら全てまとめて9,999バーツ(3万円弱)
スタッフの感想。「高くもないけど、安くもないですね」。
招待状や記念品が100人分では足りないという。少なめに設定して追加料金が加算される仕組みなのかもしれない。
タイの結婚式で配布される記念品は、日本の引き出物とは異なり、本当に記念の品。キーホルダー的な小物が多い。
ところで、スタジオ撮影は、カメラマンの指示によって普段なら決してしないようなポーズを取らされたりするのだが、天使の羽スタイルは始めて見た。
Posted by てんも at 14時18分 パーマリンク
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