2006年03月11日(土)
長期株式投資信託(LTF)と個人退職年金型投資信託(RMF) [タイの金融制度]
タイでも確定申告の季節が訪れました。日本は3月15日までだそうですが、タイの場合は3月31日までだと決められています。
年間の収入が多くなると、何か節税ができるような方法がないかと考えている方がいるかもしれません。生命保険が一つの方法だと思いますが、それほどいっぱい控除できるものではないのです。(多くても5万バーツまでです。)
代わりに、LTF(Long Term Equity)とRMF(Retirement Mutual Fund)という投資信託に投資してみたらいかが?と商学部の先生に勧められたことがあります。
なぜなら、税制上の優遇措置を受けられるからです。
調べによると、LTFとRMFがそれぞれ30万バーツまで税金控除できるそうです。
公務員+既婚者の場合、ここまでしなくてもいいかもしれませんが、独身の会社員でマネージャークラス以上の方や実業家などに大変いいお知らせだと思います。
詳しいことは現在調べているところですが、RMFの場合、LTFと違って毎年連続して投資しないといけません。RMFの目的はあくまで定年退職金のためであるので、投資したお金は株市場に投資されないそうです。(貯金みたいなものだと理解していますが、あっているかどうかはちょっと断言できません。)
それに対してLTFは一回ごとの投資期間は5年以上じゃなければなりません。万が一出来ない場合、税金控除として申請したお金を返して、かつ罰金を払う必要があります。
タイでファイナンシャルプランを考えている方、是非LTFとRMFを調べてみましょう。
Posted by ぷーちゃん at 23時25分