2010年02月20日(土)
アリの巣 [タイで生活]
赤くて大きなモッデーンと呼ばれるアリの巣を発見。
このアリは本当に、大きいし、噛みつくし、圧倒的な存在感。
木の枝に巣を作るので、たまにポツリと落ちてきたりする。ポツリだけじゃなく、枝が大きく揺れたりして、どさっと落ちてきたりもする。その時にたまたま木の下を歩いていると、大変なことになる。
それでも、ここに住む人達は、歩道に伸びたモッデーンの巣付きの木の枝を切らない。
モッデーンの巣は、ヤシの実と似ている。
ヤシの実は、風に揺れて自然に落ちる。人の頭ほどの大きさで中にヤシジュースと果肉が詰まっているヤシの実は、高く伸びた枝から、かなりのスピードで落ちてくる。車に当たれば屋根がへこむし、人の体に当たれば危険だ。
それでもヤシの木は、歩道や駐車場のすぐ隣に植えられている。そして子ども達は、ヤシの木の真下を歩かないように、と教えられる。そうやって、危険を察知する能力が磨かれるのかもしれない。
Posted by てんも at 15時18分