« 2005年12月 | メイン | 2006年02月 »

2006年01月31日

ブルーベリー

自分の身体で一番酷使しているのは、間違いなく目だと思う。
PCなしでは仕事にならないので、一日中モニターを見つめている。

お昼ごはんを野菜たっぷり詰め込んだお弁当にしたいところなんだけれど、ついつい休憩中にもお弁当食べながらインターネットでニュース読んだりしてしまうので、目を休めて身体を動かすべく、外に食べに行くことにしている。

目に良い食材といえば、ブルーベリー。
今度日本に戻ったら、ブルーベリーの錠剤でも買って来よう。と思っていたら、見つけてしまった。
タイでもブルーベリー売っていた。

卸売りのマクロで、1Kg 780B というお値段で、冷凍のブルーべリーを置いていた。
ストロベリーとか、ラズベリーとか、ブラックベリーとかと一緒に並んでいる。

ラッキー!!と思って袋を手にしたけれど、考え込んでしまった。

これ、どうやって食べればいいの?

冷凍ブルーベリー果実をおいしく食べるアイディア大募集です。

2006年01月30日

とっさの一言

私はぷーちゃんが運転する車の後部座席に乗っていた。
信号待ちでストップする車の様子がなんか変

景色が前方に流れていく。
???

あ、車が下がっている!!と思った瞬間私はこう言っていた。

ワーイ!! ライライ!

なぜか、タイ語が出てきた。
この言葉がぷーちゃんのつぼにはまり、ぷーちゃんは爆笑。

日本語で話していたんだから、そのまま日本語で「下がっている」とか言えばいいのに。 なんて、ライライなの?

と笑い続ける。
たしかに、普段の私達の会話は100%日本語で、その時も直前までずっと日本語で話していた。
でも、車が後ろに下がってしまうことを表現するのに、「ライ」ほどぴったりくる言葉はない。
その時の私は、「日本語ではなんていうんだっけ?」と考える間もなく「ライ」と言っていた。

その言葉を知るまでは特に不便を感じていなかったのに、その言葉を知ってしまったとたんに、母国語にその言葉と同じ意味を表す言葉がないことにすごく不自由を感じることがある。

自由自在に思考しているつもりでも、結局は使っている言葉の表現できる範囲でしか、物事を考えていないんだよなぁ。ということを実感して、言葉の不思議を思った。

2006年01月29日

オープンハウス

桐島洋子さんの、タイトルはギョッとするけれど、内容はバラエティに富んだお料理が詰まっている名著「聡明な女は料理がうまい」に、オープンハウスという提案が出ている。

それを自然体で実行しているお友達の家に遊びに行ってきた。

そこの家には、いつでも人が集まっている。家族全員が、学校や仕事で、お掃除する時間もないほどに忙しい毎日を送っているのに、いつ行っても床はピカピカ。気持ちよい空間。
空気がいつも循環しているような、とても開放的な雰囲気があって、そこのお宅を訪ねる人みんながその家を大切に、いとしく思っているようなおうち。

自宅に人を招くということを当たり前の様にできてしまう彼女とご家族は本当にすごい。
きっと、心もいつもオープンだから、自宅に人を入れることに抵抗がないんだと思う。

大勢の人が出入りするおうちのエネルギーを感じながら、楽しく過ごした一日だった。

2006年01月28日

最後の講義

近所の大学の日本語科の先生に、「通訳のこころがまえ」というテーマの授業を頼まれて、お引き受けしたのは去年末のこと。
じつは、その講義は2回セットだった。だからちゃんと2回分用意しておいたのだけれど、教壇に立つのは久しぶり。タイに来る前にしばらくやっていた塾の講師以来。
しかも、教科書なしで、なんでもいいから話してください、という、いわば講演会のような形式ははじめて。

と言うわけで、なにやらものすごいスピードで授業を進めてしまい、2回分の予定だった内容を1回で全部終えてしまった・・・(泣)
もう、話すことないよ。2時間も、どうしよう・・・。

いくら考えても、通訳者の心がまえとして伝えておきたいことはすでに伝えつくした。
本当に、何を話していいのか分からない。
正直、謝って、お断りしてしまおうかとも思った。

ああ、どうしよう・・・
と、困っている時に、目の前を本職の大学の先生が通り過ぎた。ぷーちゃんである(笑)

代わりに教えない?
いやだ

即答である。ちぇっ。
でも、ぷーちゃんにヒントをもらった。

自分で話さなくてもいいんだよ。課題を与えて、学生に練習させればいい

このヒントにより、なんとなく、どうにかやれそうな気がしてきた。
そして、講義当日。講義スタートは午後からだけれど、朝から授業の準備。会社の仕事などしている場合ではない。

開始ギリギリまで準備して、なんとか2時間終えることができた。

う〜ん!さわやかな達成感!!
そして、思った。
これは、今やるべきことじゃないなぁ。
翻訳・通訳の仕事と先生の仕事は、私の中では両立しない。使うエネルギーが全く違う。

学生はみんな可愛い。目をキラキラさせて、熱心に話を聞いてくれる。彼らと一緒に過ごした時間はとても充実していた。
あと数回続ければコツも覚えて、あまり予習に時間をかけなくても、ぷーちゃんのように平気で2時間話し続けることもできると思う。

それでも、やっぱり、今はまだ、アカデミックな世界は私の進む方向とは違う気がする。

日本人の先生は少ないから、週にいくつか授業を受け持ってくれたらすごく嬉しいんだけど。

とも言っていただいたのだけれど、お断りすることにした。

また、時期が来たら、お引き受けさせていただくこともあるかもしれないけれど、今はビジネスの世界に集中することにした。

2006年01月27日

気持ちの切り替え

私は気持ちの切り替えが、あまり上手じゃない。

気持ちを引きずってしまうタイプなんだな。
きつ〜い仕事を終えた後、しばらくその気持ちを引きずって、ボーっとしてしまったり、
忙しい一日を終えた後、しばらくその気持ちを引きずって、なかなか他のことを考えられなかったり。

時間を有効に活用している人は、気持ちの切り替えがとても上手だと思う。
鮒谷さんしかり、わが師しかり。
切り替えができなければ、毎朝新聞数紙に目を通し、それ以外にも送られてくる専門誌や購読しているメールマガジンに目を通し、同時に通常の業務をこなし、メールに返信したり、さらに趣味の活動に打ち込んだり、といった大変に中身の濃い毎日を続けていくことは難しいと思う。

気持ちの切り替え、オンオフを瞬時に行えるのは、精神を鍛えている人なんじゃなかろうか。
このことを考えるとき、なぜか武道を思い浮かべる。
自分の心に打ち勝つとか、心をコントロールする、というのは、武道に通ずるような気がする。

頭だけで考えていてもなかなか実践できないことのような気がする。

本を読むときに、音読することで、口と耳を使って使える五感をフル活用して読むと頭に入りやすい、というのも最近よく聞くし。
運動不足も気になることだし、気持ちの切り替え、心を強くすることと、身体を動かすこと、これを結びつけるにはどんな方法があるかしら?と考えてみようと思う。


2006年01月26日

水道水100%

車を走らせていると、オープンしたばかりの洗車場の看板が目に入った。
そこに、気になる文字発見。

水道水100%

んーと、つまり、洗車に使用する水は100%水道水ですよ、ということか。
わざわざ宣伝文句として使うということは、100%水道水ではないところもあるということなのだろうか。

水道水を使わないで、一体何の水を使うの?
雨水? 川の水? まさか・・・この、目の前にたーっぷりある海水なんかじゃないよね?

2006年01月25日

おいしいおやつ

香港に遊びに行った友達から、お土産にお菓子をいただいた。
鳳梨金酥と書いてある。 
焼き菓子で、中にはタイのパイナップルクッキーに入っているパイナップルジャムに近い食感だけれどあれほどは甘くない、不思議な餡が入っている。

食べて、しみじみ思う。
世の中にはおいしい食べ物がまだまだたくさんあるのね〜。

このオヤツは甘さ控えめだけれど、タイの人にも大好評らしく、買ってきた当人も、もっといっぱい買ってくればよかった・・・と悔やんでいる(笑)

あまりにおいしいので、調べてみたら奇華餅家という有名なお店のお菓子らしく、パイナップルケーキと呼ばれているらしい。
タイの中華街には売ってないのかな〜。

旅行をするのだったら、私はおいしい物を目的に行きたい。
綺麗な景色は写真で満足できるけれど、おいしい食べ物は自分で食べないと分からない。
行きたい国が、一つ増えた。

2006年01月24日

大喧嘩

それは、すごい光景だった。
日差しを極端に嫌うタイ人が、肌を焼く直射日光を気にもせず、炎天下、とっくみあいの喧嘩をしていた。

服装から判断するに、二人とも大学生。
そして、それを止めようと必死の形相のおばちゃんが3人。店先でダンゴ状態になっていた。
喧嘩をしている片方が、どうやらその店の子供らしい。

車でその店の前を通り過ぎたら、そんなすごい光景が目に飛び込んできた。

車の窓を閉め切っていたから気づかなかったけれど、相当大きな声・音を立てていたらしい。通りの向かいでも、人々が2,3人ずつ固まって、その店の方を見つめている。
そして、誰が呼んだか知らないけれど、警察官が駆けつけていた。

すごいなぁ。
あれだけ感情をむき出しにして喧嘩をする人たちを久しぶりに見た。
必死の顔で止めようとしているおばちゃん達も、本人は真剣なんだけれど、どこか「こっけい」で。

私が、あんなに真剣に、全力で相手に向かい合ったのは、いつだったろう。
喧嘩をする、怒るというのは、相手のことをそれだけ真剣に考えている証拠。
人と衝突することを恐れて、いつの間にか相手のことも真剣に考えないようになってしまったかな。
普段の自分の姿勢を、ほんの少し反省する出来事だった。

2006年01月23日

すごい人たち

日本から、すごい人たちがやってきた。

タイ語はできない。
英語はまあできる。
タイには2回ほど短期間来たことがある。
ただし、前回来た時はいずれも、駐在員さんの車つきで、どこへでも車が連れて行ってくれた。
しかし、今回はすべて自力で移動しなければならない。

そういう状態で、バンコクに一泊。市内で買い物のあと、長距離バスでパタヤまで。
パタヤでは目的地と違う場所で降ろされ、仕方ないのでソンテウをチャーターしてホテルまで。
翌日、パタヤからシーラチャーまでソンテウをチャーター。
シーラチャーから私との待ち合わせ場所まではトゥクトゥクで・・・。

いやぁ、なんとかなるもんなんですね。

と笑いながら言う。
あたってくだけろ。の精神で、タイの懐フトコロに飛び込んで、「放っておけない」とタイ人が動いて連係プレーでその人たちを目的地まで送り届けてくれた。
もちろん、トゥクトゥクの運転手さんはあまり英語が分からない。そんなときには、英語が出来る人がどこからともなく呼ばれて、助けてくれたのだという。

この人たち、人に助けてもらう、ということを体で知っているな。と思った。
相手に素直に身を任せるから、任せられた相手の方が一生懸命に動いてくれたようだ。

人生において大切なことを教えてもらったようで、私にとっても貴重な経験だった。

2006年01月22日

感じのいい人たち

デパート隣にある私設駐車場の誘導をしてくれるお兄ちゃんは、金髪茶髪に耳はもちろん口や鼻にピアスをきらりんとさせている今風の若者達。
でも、誰も彼も真面目に働いているのだ。ただし、面白いことに彼らの真面目ぶりはチラッと見ただけでは分からない。

マクドナルドのようなマニュアルも、ホテルマンのようなパリッとした動作もなく、マイクを持たせたらそのままラップを歌い踊りだしてしまいそうな雰囲気すら持っている彼らの仕事ぶりは、一瞬ダラダラとやっているような動作なのだけれど、出す指示はとても的確。
あそこに停めていいっすよ〜とフニャフニャと指してくれる指に従って駐車すると、同じように彼らの指示に従った車の列が、実に綺麗に並んでいる。

ちょっと詰め込み気味に停まっている車の列から車を出すときも、的確に笛を吹いて、必要ならば周囲に停車中の車を押して場所を空けて送り出してくれる。

そして、私設駐車場とはまた雰囲気が異なるのが、混雑する市場の駐車場の誘導係。
街中の私設駐車場で働いているのはオシャレな若者達だが、市場の若者達は、全員そろってヨレヨレのTシャツ。時には穴が開いている(オシャレ用ではない)。髪もボサボサだったり、ヒゲ伸び放題だったり、正直かなり「あやしい」けれど、彼らはピリピリ笛を吹き、テキパキ動く。
駐車場の空きを待つ車を誘導し、横入りしようとする車があるとピー!!と鋭く笛を吹き、列から追い出す。開いたスペースがあれば、すかさず順番に誘導していく。
こちらもまた、見事な仕事っぷり。

一種独特の雰囲気を備えながら、結構プロな仕事をしている彼ら、どうも一通りの研修を受けてから仕事をしているように思えてならない。一体誰が彼らを教育したのだろう。彼らのボスは一体どういう人なのだろう。
そして、休日しか仕事のない私設駐車場の誘導係りと、夕方しか仕事のない市場の駐車場誘導係りをしながら、彼らは他の時間に何をしている、何者なのだろう。
なぞは深まるばかりである。

2006年01月21日

料理の種類

家で作るご飯は何料理?
と聞かれて困ることが度々ある。
日本料理と答えるには、調味料にナムプラーを使うこともあるし、
タイ料理と答えるには、甘さ、辛さが足りず、本物のタイ料理とは程遠い。
結局、無国籍料理などと訳の分からない答えになってしまう。

朝は家族そろって食卓を囲む貴重な機会なので、全員で野菜の摂取にはげむべく、殆ど毎日のように野菜スープにする。スープにすると、食べやすくて、まだ半分寝ている子供達もどうにか口に入れてくれる。
なるべく数多くの野菜を入れて、時にコンソメ、時に味噌、時にたけぞうさんからいただいた「かえし」、時に塩・しょうゆ、時に、ナムプラーとマギーソース、などなどで味付けをする。

これに溶き卵を入れたり、お豆腐を入れたり。
入れる野菜や調味料が微妙に変わるので、味は毎回違う。

これは何料理だろう?
ふと考えるけれども、分からない。
純粋な日本料理でも、タイ料理でもない。

もしかすると、こういう、定番の料理とは違う、家庭ならではの料理を家庭料理と呼ぶのだろうか。
今度から、何料理?と聞かれたら、家庭料理と答えようかな。

2006年01月20日

破壊者

仕事中の、シイーンとした部屋に、カタカタ・・・と耳慣れない音が響いた。
?皆顔を上げ、音のする方を見る。
カーテンの近くで音がする。
外に出たがっている虫が窓に当たっている音だろうと思った。

スタッフが窓に近づいたその瞬間、ボンッという音。窓際にあったファックスから爆発音。
そして、焦げ臭い匂いが。
何が起こったのか、すぐに分かった。

ファックスが壊れたのだ。

電圧が急激に変化したのだろうか?
購入して1年半。まだ、それほど古くないというのに、どうしたのだろう。
中を確認してみても、異常は見られない。

でも、焦げ臭い匂いが周囲に漂う。
コンセントを抜いて、しばらく放置。
電器系統に詳しいスタッフに見てもらうと、ファックスの奥の方から、こげたチンチョ・・・。

どこから入ったのか?
なぜ、入ったのか?
そこで一体何をしようとしていたのか??

何も分からないけれど、チンチョは確かにそこにいたのだ。
そして、ショートして、ファックスともども、動かなくなったのだ。

ファックス買い替えかしら?(泣)
経費かかるなぁ・・・。

2006年01月19日

生活力

親知らずの周囲の歯肉が炎症していることによって、口がいつもの半分も開かない。
当然、口に入れることができる食べ物も限られてくる。
ヨーグルトやジョークがメインの食事。ダイエットできるかも。でも、こういう不健康なダイエットはものすごく不本意。やるならちゃんと、運動の結果として、汗をかいて健康的に痩せたい。

こんな風に食事を制限されると、普段考えないようなことを考える。
月並みだけれど、健康のありがたさとか。
それから、老後の生活にも思いをはせる。
体の自由が段々きかなくなって、今のように、あまり物が噛めなくなったりするのだろうな。

先日、日本でお正月に放送されたスペシャル番組を見た。温泉の出る田舎町でリタイア後の生活を満喫している50代・60代のご夫婦が登場した。
皆さん、自宅にひいた温泉がとても気に入っている、と言ったり、近くのスキー場がお気に入りと言ったり、日本の地方都市で、ゆったりと「生活を楽しむ生活」を満喫されていた。
そして皆さん、生活費は10万円以下だという。
田舎の新鮮な野菜を農家の人から「余ったから食べて」とおすそ分けしてもらったり、市場で仕入れた新鮮な魚を刺身にして食べたり。食生活も豊かなのに、生活費はあまりかからない生活。
都心では考えられない豊かな生活に、テレビの前の私達も、うっとり。

でも・・・。
テレビに出てきた皆さんは、生活力を身に付けていた。だからこそ、安い料金ながら豊かで楽しい生活を満喫できるのだと思う。
例えば、いただいた野菜を無駄にしないでバラエティ豊かに料理するとか、市場で仕入れた魚をさばいて、おいしい魚料理を楽しむとか。そして、毎日ちゃんとお風呂掃除をして自宅で温泉の湯を楽オむとか、パーティの準備をして近所の人を招いて一緒に食事を楽しむとか。
とにかく、健康で、そして「自分達で」なんでもできるすごい人たちだったからこそ、実現できたゆとりライフだと思う。

今の私には、番組に出ていた人たちの様な生活力はまだない。
時には食事の支度が面倒で、タイだったら屋台で買い物したくなるだろうし、日本にいればコンビニ弁当が恋しくなると思う。
パーティの時には簡単に、ピザのデリバリで済まそうか、と思うかもしれない。
でも、テレビに出てきた地方にはコンビニはおろか、スーパーでさえ近くになさそうだった。

だから、私には、地方都市でのんびりライフはまだ無理。その資格がない。

もっともっと、きちんと生活力を身に付けて、コンビニや外食に頼らずとも、毎日豊かな食生活を自らの手で演出できるようになって、今読まないで取ってある本とか、見ないでいるDVDとか、そういったものを楽しんだり、夫婦で散歩したりすることを楽しむ生活がしたいな。
リタイア後のそんな贅沢な暮らしを夢見つつ、精進の毎日である。
まずは、今から毎日のご飯をおいしく楽しく食べられるように。
そして、せっかく海の街にいるんだから、魚料理のレパートリーを増やしたい。
だけど、それよりももっともっと前に、早く歯肉炎治したいよ。

2006年01月18日

親知らず

前から、親知らずが一本あった。
歯医者さんに虫歯チェックに行った時に、「絶対に痛くなるから抜かないとダメよ」と言われていた。
でも、痛くならなかったので、抜かなかった。

友達が脅かすんだもの。

親知らずはねー、歯茎を切開して、トンカチでガンガン歯を叩いて、砕いてから取りだすんだよ。
時間もかかるし、痛いんだよー。

そんなの聞いたら、痛くもないのに抜きに行くわけないじゃん(笑)

そうしたら、ここ数日で急に親知らず周辺の歯茎が腫れてしまった。
原因はたぶん、寝不足その他からくる体の抵抗力の低下。それほど無理しているつもりもなかったのだけれど、しばらく、寝ないように部屋の中を歩きながら教科書を読む、二宮尊徳状態を続けたのがいけなかったのかな。(そうでもしないと寝てしまうんだもの)

これが結構痛いんだな。
虫歯とちがって、継続的な痛みはないけれど、唾液を飲み込むときに、ゴックンのタイミングにあわせてズッキンとする。アゴの関節辺りの痛みなので、口を大きく開くこともできない。

しばらく様子を見ようかな、と思って2日目。
痛みは一向に引く気配もないし、このまま鎮痛剤を飲み続けるのもいや。(日本では医師の処方箋がないと買えないような強い痛み止めでも、タイでは街中の薬局で普通に買えてしまう)
ということで、わがマイミク、ハンサム歯科医Perionさんにご相談した。
あ、先日ご本人から「恥ずかしいのでやめてください」とお申し出があったので、ハンサムという枕詞は封印されたのだった。
あらためて・・・。イケメン歯科医Perionさんにご相談した(笑)

すると、歯周病ではないか。ということ。
歯周病というのは、身体の抵抗力が弱くなって、雑菌の力が大きくなると症状が現れるのだとか。
そういえば、産後に無理をしたときの、歯全体の痛みも、歯周病と言われると納得できるかも。

一度歯医者さんに行く事をゥめられ、必要であればチュラ大の先生をご紹介してあげますとまで言っていただいた(感激)
病院の歯科がものすごく高いのは知っているので、まずは近所の歯科クリニックへ。
予約制のクリニックだけれど、予約している患者さんがまだ来ていない、とのことで、飛び入りで先に診察していただくことに。

口の中をのぞくなり、先生は、「うーん。親知らずの周囲が炎症を起こしているね」
唾飲むと痛いの。
と訴える私に、先生は、「分かる分かる」とうなずいてくれる。
タイのお医者さんは皆優しいから好き。

そして、まずは薬で炎症を抑えましょう。
炎症が治まったら、時間のあるときに、親知らずを抜いてしまいましょう。
かみ合わせには影響のない歯だし、抜いても影響ないですからね。
放っておくとまた痛くなる可能性もありますよ。抜いちゃいましょうね。
といわれた。診察時間1分。鎮痛剤はすでに持っている、と告げたので
炎症を抑える抗生物質を出してもらって100B。

会計をしているときに先生が出てきたので、ついでに聞いてみる。
「歯を抜くのは、時間かかりますか?」
「15分位かな。切開の必要もないから、すぐに終わりますよ。400バーツくらいです」
と教えてくれた。

早くて安くて、症状もきちんと説明してもらえて、大変満足だった。

さて。もらった薬は4日分。早速飲んだら、歯茎の腫れはすぐにおさまり、この分だと、鎮痛剤はもう飲まなくても大丈夫かも。あとは、もらった抗生物質を飲み切って、その後は・・・。

どうしよっかな〜。
抜かないでとっておいて、ウルトラマンのカラータイマーのように、痛み出したら「ちょっと身体に負担かけすぎよ」のサインとして活用できないだろうか。
そんなことも、考えている。

2006年01月17日

ワンデック・ワンクルー

1月の第2土曜日はワンデック。こどもの日。
たいていの学校では金曜日に子供の日にちなんだお祭りやパーティーをする。
そして、土・日は子供をどこかに連れて行くのが親の役割。
土曜日が出勤日の場合、有給を取ってまで、子供に奉仕するらしい。

らしいっていうのは、私はあまりピンと来なくて、やったことがないから。
仕事があれば、仕事に行くし、子供の塾があれば塾に連れて行く。特別なことはしない。
おばあちゃんは不思議そう。
「今日も勉強があるの?」
日本語の学校だから、タイのこどもの日はあまり関係ないのかも。とくにお祭りもパーティもなく通常通り勉強してきた模様。

日曜日も、各地で子供の日にちなんだお祭りや、ちびっ子コンテスト。
この時期に知り合いに会うと必ず聞かれる言葉。
「今年は子供をどこに連れて行ったの?」
毎年お決まりの返事
「別にどこにも」
すると、聞いた相手が気を使って
「どこに行っても混んでいるからね」
とフォローしてくれる(笑)

翌週月曜日はワンクルー。先生の日。
先生に感謝するお祭りなので、小学校はお休み。
両親が教師をしていればいいけれど、会社員だったら、悲惨である。
親は仕事で子供はお休み。
そんな迷惑なお休みあるだろうか。

ちなみに、あくまでワンクルーなので、保育園や大学や通常通り。
ワンアジャーンではないのだ。
タイでは、大学の先生だけはクルーとは呼ばず、特別な敬称「アジャーン」を使う。

ワンクルーの日に、大学構内がとても混んでいた。
ワンクルーとは無縁のはずの大学に、この地方の小学校の先生達が集まってきたのだ。
皆さん、タイシルクの綺麗なスーツでおしゃれしている。
どうやら、ワンクルーの記念行事を大学の講堂で開催したらしい。

せっかく小学校が休みになっても、こんな行事に出席するのだったら、いつもよりおしゃれもしなくてはならないし、先生達は普段より忙しいかもしれない。
ワンクルーにも、クンクルーは休めないのだなぁ。
ワンクルーの休日を満喫できたのは、結局のところ学校が休みになった子供達だけかもしれない。


2006年01月16日

体力

双子を出産した時、まだ現地採用の身分で日系の会社に勤務していた。
当然、出産・育児休暇も現地従業員と同じ条件。
出産・育児休暇は、最大で90日。
社会保険と会社からの手当てで、最初の45日は給与の100%が保障される。
後半45日は給与の50%が保障される。

だから、たいていのタイ女性は出産当日まで仕事をして、産後45日で職場復帰する。
子供は田舎の親に預けるとか、家族の誰かに手伝いに来てもらうとか。

私は経産婦で双子妊娠だったことから、後半はあまり動きまわると早めに生まれてしまう危険がある、と経験者に教えていただき、自己判断でかなり早めに休暇に入った。(それでも、出産の1ヵ月半前だったけれど)
産休で1ヵ月半使ってしまうと、産後は1ヵ月半しか休めない。

正直、このまま会社を辞めてしまおうかと思った。
体もまだ完全に回復しないままに双子の育児に突入し、夜も3時間おきの授乳があり、まとめて寝られない時期だった。
一方で、今復帰しておかないと、このままずっと、会社勤めが出来ず、家にいる生活になってしまうかもしれない。という危機感もあった。

結局、復帰して、昼は会社、夜は子育て、休日は長女の相手、という生活を送った。
そんなときによく助けてもらったのが、日本のビタミン剤。
体の疲れよりも、寝られない、ホッとする時間がない、という精神的に追い詰められた状態を救ってもらった。

そして、そういう生活に慣れた頃、やってしまったのだな。
朝早く起きて、自分の時間を確保。
読みたい本を読んだり、やりたいことをする時間を早朝に作ることにした。
当然、寝不足だけれど、幸せだった。

そんな生活をしばらく続けていたら、原因不明の歯痛に襲われた。
歯全部が痛くて、ものがかめない。
お医者さんに行っても原因が分からず、レントゲンをとっても異常なし。
結局痛み止めをもらって帰ってきた。

同じように、原因不明の体の不調を訴える友人がいた。
その子もやはり、体に無理をしていた。

痛み止めを飲まないと過ごせないひどい歯痛も、睡眠時間を増やすように心がけることで数日で治まった。
友人の場合も、同様だったよう。

あまり体に無理をかけすぎると、体がサインを出してくれるようになったのだと思う。
それでも、やりたいことはやりたいし、多少の無理をしなくては時間が捻出できない。
だから、私も友人も、また少しずつ、体と相談しながら、だましだまし、早起きを再開した。

「お互い、懲りないよね」

と、笑い合いながら。

あれから数年が経った。夜は続けて寝られるようになったし、自営業になったことで、自分の時間も自分で調節することで、割と自由に確保できるようになった。
それでも、普段の生活に、学生としての勉強の時間を割り込ませるには、睡眠時間を削る必要があった。

と言うわけで、昨日からまた、歯痛。

今回は全ての歯ではなく、親知らず。

以前から親知らずが少しずつ出てきていた。歯医者さんにも、「それ、抜かないとダメよ」と言われていた。でも、幸いなことに傷みがなかったので、そのままにしておいた。
それが急に痛み出したのだ。
ちょっと無理しすぎた、というサインなのかもしれない。
また、体と相談しながら、「もう少し、頑張れない?」と交渉する時期が来たのかもしれない。

歯の痛みは、タイの痛み止めを飲んだら15分後には治まった。
このまま、数日で痛みがひいてくれればいいのだけれど。

2006年01月15日

種なしフルーツ

タイに、MACRO(マクロ)という卸センターがある。
タイの人は、メコーと呼ぶ。

小売業の人向けに、各商品をまとめて、安く売っている。
例えば、定価5バーツでのスナック菓子は20個セット。
シャンプーの旅行用ミニボトルもミニ台所用洗剤も20個セット。

飲食業の人も、ここで大量に肉を仕入れたり、ジュース用のみかんを仕入れたりする。

このマクロ、一般のスーパーとは異なり、会員でないと入れない。
また、もともと業者さん向けなので、バラ売りはしていないのが難点だけれど、とにかく安いのが魅力。
だから、我が家では大量に使うものはここで仕入れている。例えば、洗濯洗剤だとか、トイレットティッシュだとか。

あまり知られていないのだけれど、マクロは業者さんじゃなくても、会員となることができる。
以前は業者さん限定だったらしいのだけれど、外資の大手安売りスーパーが業者さんでも利用できる価格で安売りをするので(しかも、店員が教育されているのでスーパーの方が店員の態度が良いと評判)
慌てて一般の人の利用も可にしたのだとか。

個人の入会は申請書に記載するだけ。そして、IDカードを見せて完了。
申請当日に会員証を発行してくれて、申請当日から利用できる。

個人と業者さんは、発行されるレシートが異なるだけのことである。
業者さんには、税金の還付が受けられる正式な領収書。
個人の会員には、簡易レシート。

そして、実は会員とならずとも、マクロで買い物できる技もある。
会計の時に会員証の提示が必要なのだが、それをレジの前後に並んでいる人に借りてしまうのだ。
自分の番が来たときに、後ろを振り向いて「すみません、会員証お借りできます?」というと、たいていの場合、黙って会員証を貸してくれる。
私は貸したこともあるし、うっかり会員証を忘れた時に、借りたこともある。
レジの定員さんも特に何も言わない。この辺り、タイのおおらかさである。

先日はマクロにおいしそうなオレンジがあった。
興味を持って近づくと、熱心に袋詰めしているおばさんがいる。
近づいてくる人にも熱心に勧めている。
「このオレンジ、おいしいんですよ。先日も買ったのですが、甘くておいしかったですよ。」
そして、せっせとビニールに詰めている。お友達や親戚におすそ分けするのか、おばさんの買い物カートには、すでに袋詰めが完了したオレンジが4袋入っていた。

確かに、おいしそうな色をしている。
さっそく私も袋詰めの仲間入り。
家に帰って、むいてから気づいた。このオレンジは種無しだった。
おばさんの言葉通り、甘くておいしかった。
そういえば最近、種無しのブドウ、種無しのオレンジと、種無しが出回るようになった。
種のせいでフルーツ食べるのを面倒に感じている皆さんには朗報である。

2006年01月14日

服の寿命

前の職場は、白いブラウスに紺のベストとスカートだった。
これが可愛いのだ、というのは昨日も書いたけれど、ベストがあるので、白いブラウスはスケスケ生地でも大丈夫だった。 これがまた可愛いんだな。
白いブラウスといっても、エリの形とか、生地の厚みとか柄とか、いろいろ表情がある。
たいていは、198Bで既製品を買うのだけれど、凝っている人は、ブラウスも仕立てをしていた。

ところで、せっかく可愛くてお気に入りのブラウスも、半年も着ると寿命になってしまった。

なぜか。
水道水のせいで、白い服が茶色になってしまうのだ・・・。

洗濯に使用する水道水は、もちろん、飲料水にはできない。
で、水道管のサビが一緒に出てきたりするので、白い服は、すぐに色が変わってしまう。
日本から来た母が「悪いけど、白い服はここでは洗わないで帰るわ。ここの水、こわい・・・」と恐れるほど、すごい勢いで白物が染まってしまうのだ。

だから、ブラウスは半年に一度は買い換えていた。

もちろん、白い服だけではない。
薄いブルーのスカートも、明るい茶色の洋服も、だんだん、暗い色に変色していく・・・。

水自体が汚れているので、洗剤を入れても効果ないし。
もう少し、水の質を改善してもらえたらなぁと思う毎日である。

パタヤやシーラチャの一部では、水道水も一日置きにしか来ないという。
ということは、毎日水が出るだけでも、ありがたいと思わなくちゃいけないんだけどね。

2006年01月13日

制服

以前会社勤めをしていた時の制服は、紺色のベストとスカートに白いブラウスだった。
どこぞの学生さんのような可愛い制服は、他の会社からも羨望の目で見られていた。
タイの会社の制服というのは、基本的に制服そのものを支給されるのではなく、生地を支給される。
そして、着たい服を自分でデザインして、仕立て屋さんに持っていく。
だから、同じ色で同じ柄だけれど、デザインは一人一人違う服を着ることになる。

制服は毎日身に付けるものだし、タイの場合、制服姿のまま出勤するので、(私服で出社して職場で制服に着替えるなんてことはしない)会社帰りにどこかで食事、というときも制服のまま。
だから、制服のデザインは自分のこだわりを主張するチャンスでもあり、おしゃれのセンスを披露するチャンスでもあるのだ。当然、皆真剣。生地が支給される少し前になると、皆デザインを考えるのに忙しくなる。もちろん、仕事なんて二の次である。

私は生まれてこの方服のデザインなんてしたことがなかったので、早々にあきらめ、いつも友人任せだった。受付のオーイは、そういうのが大好きなおしゃれ少女だったので、彼女に頼んでいた。
面白かったのが、彼女がデザインする際に参考にする資料。
大人向けの雑誌はもちろんだけれど、スーパーのチラシなどで、子供服のデザインまで研究していた。
そして、子供用のスカートのすそ部分に面白いデザインがあると、それをそのまま制服のデザインに応用するのである。

オーイは社員の中でも若手で、派手なデザインを好んでいた。
そのオーイに「デザインお願いねー」と任せてしまった私。
目を輝かせて「任せて。かっこいいの作ってあげるから」と張り切っているオーイ。
それを見て心配したのは総務マネージャーのアンだった。

「あのね、オーイ。てんもは社長秘書だから。公式の場に出たりすることもあるんだから、あんたが着ているみたいな派手なデザインはやめときなさいよ。少しシックなのにしてよ」
「わーかってるって」

ハラハラしながら見守るアンに、お客さんへの対応そっちのけでデザインに没頭するオーイ。そして、そんな周囲のやりとりよりも、いろいろな部門からまわってくる書類の翻訳に忙しかった私。

今となっては、すごく懐かしい光景である。

結局、アンの心配をよそに、オーイがデザインしてくれた服はすごくきれいで、評判が良かった。
「綺麗なデザインだね」
と私の制服が褒められるたびに、
「デザイナーがいいからね」
と自慢そうに言うオーイ。

私が退職する際には、数着を記念に取っておき、後は皆友達に残してきた。

たまに仕事などで旧職場に顔を出すと、あの頃の私が来ていた服を着ている子がいる。
それを見るたびに、学生生活のように楽しかった職場での生活を思い出す。
フルーツ大好きなクンとアンはまだ頑張っているけれど、オーイは私がやめた半年後にこの職場を去った。
今はそれぞれに別々の道を歩いているけれど、私にとっては、いつまでも大切な友達。
今度また、オーイをさそって食事でもしよう。

2006年01月12日

目覚まし時計

スーパーで目覚まし時計を買った。
カラフルな色の、かわいいやつ。 
電池を入れて、時刻をセットして、目覚ましをセットした。

翌日、ちゃんと起きた(*^_^*)
翌々日も、まだまだ起きた(*^_^*)

その次の日くらいだろうか・・・
目覚ましが鳴らない。時刻がずれている(泣)

きっと、すごく安いのを買ったからダメだったんだ。
そう思って、わざと高いのを買ってみたり、時計専門店で買ってみたり。
数々の過ちを繰り返して、やっと分かった。

タイの置き時計は信頼ならない

だから目覚まし時計には、もっぱら携帯電話を使用していた。
電話としての機能と同じくらい、目覚まし時計としての機能を重宝オていた。
だって、正確に動いてくれるし、段々音が大きくなるように設定したり、一旦止めても、10分後にまた鳴るように設定できたり、使い勝手も良いのだ。

ある時、タイの人は、目覚まし時計に不便を感じていないのだろうか、と思い、スタッフに聞いてみたことがある。

置き時計ってすぐ壊れるけど、使える目覚まし時計がなくて、不自由しない?

スタッフは即答。

携帯電話を目覚まし代わりに使っています。一番信頼できますから。

ほ〜。私は正しかったのだな。と思った。

こうして、私の携帯電話を目覚まし時計として使用する生活が4年ほど続いた。
ところが、昨日の朝のこと。

ごそごそ、と音がするので、フと目を開けると、7時!!
大寝坊である。
いくら前日の夜遅かったとはいえ・・・なんたること!
携帯電話の目覚まし音量で起きれなかったのかしら・・・と嘆く私に、ぷーちゃんが一言。

今朝目覚まし鳴ってなかったよ

・・・寝る前に、セットしたのに・・・
NOKIAよ、お前もか。
重大事件発生である。

以前にも、何度か疑わしい時はあったのだけれど、すべて自分が気づかず寝ていたのだと思っていた。でもどうやら、時計が鳴らない日があるらしい、ということが判明した。

頼りの携帯電話にも、頼りにならない日があるとすると、これから何に頼ればよいのか。

本当は、目覚まし時計に頼らず起きることができれば一番良いのだけれど、まだまだそこまでいかない。
目覚ましに助けられて起きるのが現状。

一体、どうすれば・・・。

で、結局、日系デパートで、高級ラジオ時計を買ってみた。困ったときの、伊勢丹頼みである。

コンセントにつないで、予備に電池も入れるタイプ。
お値段なんと、780バーツ。
正直、私にとっての置き時計の値段の範疇を超えている。
でも、「これは、生活への投資だ。」と言い聞かせて、思い切って買ってみた。

さて、日本製のこの時計は、ちゃんと働いてくれるだろうか。
今朝は調子よく起きることができた。
正直、この時計でもダメだったら、もうお手上げである。

明日の朝、正常に動いてくれますように・・・。祈りながら眠りにつく日々である。

2006年01月11日

寒かったり暑かったり

タイと言う国は、「マイペンライ」な国で、ファジーなところがあるお国柄だと思うのだけれど、すっごく頑固で融通が利かないのがいる。
「ちょうどいい」が通じない相手。

それは、エアコン。

つけると、寒い! 消すと、暑い!
どちらも嫌だけれど、暑くて汗をかきながら仕事をするのは嫌なので、寒いのを我慢して仕事をすることになる。 そして、部屋から出たとたん、外の空気に触れて、自分の体がいかに冷えているのかを実感する。

タイに来たばかりの頃、冷房の効きすぎたレストランで食事をしたことがある。
入ったときから「寒い!」と感じたけれど、その後もどんどん、どんどん寒くなる。
ぷーちゃんにお願いして、店の人におねがいしてもらった。
「冷房を弱くしてください」

店の人の返答は
「できません」

というものだった。

温度の調節ができないタイプのクーラーなので、消すと他のお客さんに迷惑がかかるから、消せない。と。
でもね、尋常な寒さじゃないのよ。手がぶるぶる震えて、ついには、手先の感覚がなくなった。
必死で手をこすり合わせても、何も感じない。
このままでは、まずい。
本気で生命の危機すら感じて、店を飛び出した。

店を出た途端に、ホッとして、後から後から涙があふれてきた。
周りの空気を暑いと感じることが出来たのは、店を出てから5分たった頃だったろうか。
それまでは、暑さを感じることもできなかった。
すごい勢いで店を飛び出した私を見て、周囲は私がぷーちゃんとケンカしたのだと思ったらしい。

あとで、ぷーちゃんパパに教えてもらった。

タイの人は、寒い部屋でも耐えられるように、店に入ってすぐ、ビールを飲むんだよ。
そうすれば、寒くないから。

かなり信憑性に欠ける説明である。

その時は、
温度の調節ができないなんて、そんなバカなクーラーがあるものか。
と怒ったものだったけれど、今事務所にあるのは、まさにそのタイプである。

一応、リモコンで温度調節ができるようになっているのだけれど、「ちょうどいい」温度にできないのだ。
25度で、寒すぎるくらいに寒くなる。
そして、26度以上に設定することは禁じられている。
コンプレッサが、動いたり停止したりを激しく繰り替えすようになるので、故障の原因になるというのだ。
禁じられる前に、28度くらいに設定したら、生ぬるい風が出てきて、逆に息苦しくなった。

温度で調整できないので、代わりにモードで調整する。
クーラーを、ドライモードにする。 それでも、寒さに代わりはない。
仕方ないので、ファンモードにすると、冷房機能がストップするので、しばらくはホッとできるのだけれど、15分もすると、暑くなってくる。
結局普段は、我慢できる間はクーラーとして利用し、寒くなってきたら、しばらくファンモード。そして暑くなったらまたクーラーと。 結局27度くらいに温度設定してコンプレッサを動かしたり停止させたりしているのと同じことを手動でやっている。

もう少し快適に過ごすことはできないものか。と、悩んでしまう。

家では、クーラーをつけるときには部屋のドアを開けている。
冷気を部屋の外に出すことで、部屋の温度がちょうどよくなるのだ。
なんとももったいない使い方をしているけれど、そうでもしないと、クーラーで風邪を引いてしまう。

さすがに、電気代が気になって、事務所では窓を開けたままクーラーを付けるなんてことはしていないけれど、これでは冷房病になってしまう。何かいい方法はないものか?と考える毎日である。


2006年01月10日

植物園

我が家には海側に小さなベランダがついている。
そこから、海を眺めることができる、いわゆる「シービュー」のお部屋なのだ。
パタヤにある、眼下にエメラルドグリーンの海が広がる眺望のお部屋とは規模・海の色ともに、ちょっと違うけど、それでも毎朝、夕、晩海を眺めることができるのは、生活にずいぶんと潤いを与えてくれていると感じる。

そのベランダには西日が差し込む。かなり強烈な日差し。
ベランダで花を育てもうまくいかないのは、その強烈な日差しのせいだと思っていた。
綺麗に咲き誇っている花に一目ぼれして、買ってかえっても、つぎのつぼみがひらかず、葉だけになってしまうことを繰り返し、やがて花を育てることはあきらめた。
それでも何かの彩りが欲しいので、今はカラフルな陶器の金魚とカモを置いている。
タイで花を育てるのは難しいんだ。そう、思っていた。

でも。
ぷーちゃん実家は、西日どころか一日中タイの強烈な日差しが当たっているのに、美しい緑であふれている。何を植えても、すごい勢いで成長している。
ぷーちゃんは、土がいいのかも。と言う。
花を置いても、つぼみから次々に花が咲く。
事務所脇のパパイヤの木も、グングン成長している。見ていて気持ちがいいほど。
マンゴーも、あっという間に実をつけた。
タンブンの時に料理からこぼれた唐辛子が芽を出して、あれよあれよと言う間に大人ほどの背丈になり、赤やオレンジの唐辛子がなっている。それを鳥が食べに来るので、小鳥のさえずりまで聞こえる。(そう。タイの鳥は唐辛子を食べるのだ)

毎朝毎晩、ぷーちゃんパパママがホースでたくさんの水をまいているからだろうか。
(そういえば私は、ベランダの花に水やりを忘れることが結構あった)
しかし、それよりなにより、植物には、育てている人の心が反映される気がしてならない。
毎回花を枯らしてしまっていた自分のことが多少気になるが、それはそれとして。
ぷーちゃんパパママの優しい心に反応して、木々が喜んで成長しているように見える。

おかげで、わが事務所は花に囲まれている。
とてもよい環境で仕事ができるのは、モーリさんとモーリさんご主人のおかげなのだ。

2006年01月09日

味覚

去年の年末のお話。
日本から、荷物が届いた。
実家の両親が送ってくれた、食材の数々。

両親が送ってくれるものは、特にリクエストしないものも入れてくれるので、ありがたいけれど、時々、
こんなのタイにもあるのに〜!!送料もったいなーい・・・
と思うものもある。たとえば、コンデンスミルクとか(笑)

先日の荷物にも、そんなものが一つ入っていた。
それは、ブルーベリージャム。
ジャムなんて、タイにもあるのにー!!送料もったいなーい・・・
と嘆く私の隣で、子供達が目を輝かせてジャムを見ている。

確かに、タイのジャムは甘くて、家では食べないので、ジャムを見るのは初めてかもしれない。

あまりに興奮しているので、柔らかパンを買ってきて、ジャムを塗って手渡してあげた。
おいしい、おいしい。とパクパク。
見事な食べっぷりに、そんなにおいしいの?と私もつられて一口。

おいしい〜!!

甘さ控えめで、フルーツの香り豊かで・・・なんておいしいの!!
で、私も夢中で食べ始めた。

少し厚めにジャムを塗っても、甘さ控えめなので、全く甘みを感じない。
家族全員でニコニコ。ニコニコ。
もっと、もっと、と手を伸ばし、気づけばジャム一箱完食。

・・・、ジャム一箱完食??

う・・・いくらなんでも、それは食べすぎなんじゃ・・・

気づいても後の祭り。だって食べてしまったのだもの。

それにしても、アヲハタジャムを一回で食べきってしまうというのは、たとえ5人家族でも、ちょっと多すぎ。
だいたい、いくら甘さ控え目でも、ジャムはジャムである。本当は甘いのかもしれない。
それなのに、甘さたっぷりのタイ料理やタイのおやつで、味覚がタイ化していた我々には、「薄味」に感じて、食べてしまったのかもしれない!!
そういえば、タイに来たばかりの頃甘くて食べられなかったヨーグルトも、今では普通に食べてしまっているし・・・。

いや、タイは暑いし、体は自然に変化しているのだから・・・なんて思ってみても、やっぱり、この味覚の変化はかなりまずいような気がする。

でもジャムは本当においしかったので、またリクエストしよう。
今度は、子供達が大好きなんだけれど、タイのものはすっぱくて食べられない、イチゴのジャムにしようかな。

2006年01月08日

旅のお土産

お土産をいただいた。

年末年始に旅行に出かけた友人と、日本から遊びに来てくれた友人に、それぞれたっくさんのお土産をいただいた(*^_^*)

お土産をいただく、というのは、プレゼントをもらうことだよね。
選ぶときに、渡す相手のことを考えながら選んでくれているのだから、旅先で貴重な「選ぶ時間」と、「買うお金」、そして「運ぶ手間」をかけてまで、もって来てくれた。その気持ちが何よりも嬉しい。

おかげで、我が家には異国の情緒たっぷりの商品と、貴重な日本食材がた〜っぷり。そして今日は日曜日。それらの品物を見つめつつ、ぼーんやり異国や日本に思いをはせることもできてしまう。
なんとも幸福なひと時である。
予想していなかったお土産で、友人の暖かい心に、幸せを感じるひと時。

来週は、一時帰国中の駐在員ニナーが帰ってくる。こちらは、あらかじめお願いした一品を持ってきてくれる予定。これもすっごい楽しみ(*^_^*)。早く帰ってこ〜い!!

今日はいただいた日本食の中から、ぷーちゃんのリクエストで味噌カツを作成する予定。
家族で一緒に作ればそれだけで楽しいひと時。

昨日はたけぞうさん情報で、おいしいサラミの見分け方を教えていただいたので、味噌カツ用の豚肉を買うついでに探してみた。あったあった!豚肉オンリーのイタリア産サラミ。ドイツからお土産にいただいたものは大人の手で握ると隠れてしまうくらいの可愛いサイズだったけれど、このイタリア産は大人の腕ほどもある、存在感たっぷりのごっついサイズ。
お値段も400B弱と、かなり勇気のいるお値段。
お肉はいつも、スーパーでブロックのまとめ買いしても100Bちょっとだし、市場で買うときなんて、
「このレバーを20gちょうだい」
「これは50B分ね」
と、使いきりの分量を買うので、400Bのサラミは、かなり大きな買い物である。

でも、年末年始「アルプスの少女ハイジ」を繰り返し読まされて、心の奥深くから、
「ハイジが食べているパンにチーズを載せただけの食事がしたい!」
というわけの分からない欲求がたまっていた私は、サラミのサンドイッチでその欲求を満たすことにした。サラミを買った足で、今度はおいしいパンを買いに行く。
その名も「クリーミー・ゴールド・ブレッド」。やわらか〜い、山崎のサンドイッチ用パン。
フランスパンでも、と思ったけれど、やわらかいパンもなかなか食べられないので、今回はそちらを。
ついでにレジのところにあった円柱のサツマイモパンも購入。(ほのかな甘味がおいしくておすすめ)

バターは、残念ながら、バター売り場になんにもなかった。
バター類はおそらくは担当者の発注ミスかなにかで、しばらく入庫しないらしい。隅っこに一種類だけ残っていたバターで我慢。

パン・バター・サラミ だけの素朴なサンドイッチのお味は・・・。

サイコー!!

夢中でもぐもぐ食べてしまった。

サラミはまだたっくさん残っている。明日からは、料理の材料としてどんどん利用していこう。

2006年01月07日

セブンイレブンのなぞ

今セブンイレブンで買い物をすると、「お金の代わりに使えます」という、金券ならぬ、ミニシールをくれる。
次回の買い物で、そのシールを使うことができる。
お金として使わずに集めると、豪華賞品を安く購入できるチャンスもあるのだが、その豪華賞品は、あまり欲しくないので、お金として使用している。

銀シールは1枚1バーツ。カラーシールは1枚3バーツ、と、結構すごい金額のシールである。

このシールにがすごいのはこれだけではない。

・使用数に制限がないらしい。
昨日150Bの買い物をして、23B分をシールで払ったが、何も言われず、そのまま受け付けてもらえた。

・シールを使用して買い物をした時も、またシールがもらえちゃう。
通常、割引券や割引クーポンを使用しての買い物の際は、新規割引券の配布の対象にならないと思うのだが、23B分をシールで支払ったときも、あたらに4枚のシールをもらった。
最初は、店員さんが勘違いしているんじゃないか、と思ったのだが、どこの支店でも同じ対応なので、おそらく、そういうことになっているんだと思う。

これって、複利じゃないけれど、会社にとっては結構な割引率になってしまうんじゃなかろうか。
我が家では、買い物に出かける時間を省略するために、セブンイレブンはかなりの頻度で利用している優良顧客なので、たくさん割引していただいても、まぁいいか、とは思うのだけれど。

2006年01月06日

便利食材・サラミ

冷蔵庫の隅に、去年いただいた「サラミ」の最後の一本を発見。
ドイツに留学中のぷーちゃん友人が、一時帰国でタイに戻る際に持ってきてくれたもの。

お土産にソーセージ欲しいって言うから悩んじゃったわよ

と言いながら渡してくれたのが、ソーセージの缶詰と、サラミだったのだ。
なかなかナイスチョイスである。

サラミと言えば、一口サイズを酒の肴に食べるくらいで、あまり縁のない食材だったけれど、ドイツからやってきたサラミは直径1cm、長さ20cmくらいの細長い棒のような形状。
そのままかじって食べるのにちょうど良いサイズなのだろうけれど、せっかくいただいたので、料理に使って家族で楽しもうと思った。

それで、薄切りにしてキャベツと一緒にいためてみたら、これがなかなかおいしい。サラミの塩気で全体に薄く味がつくので、あとはほんの少し塩を追加してあげたり、付け合せだったらそのまま食卓に出してもおいしく食べることができる。

キャベツ・白きくらげの和え物(ごま油・しょうゆで中華風)に加えたら、彩りもきれいな一品に仕上がった。

ポテトサラダに入れてもおいしかった。

最後の一品で、何を作ろうか・・・。
さっぱりサラダが食べたかったので、大根サラダに入れてみた。
最近、TOPSなどでは、タイでおなじみの一回食べきりサイズの小さな大根と別に、日本と同じサイズの青首大根が並ぶようになった。さっそく大根を千切りにして、辛味を抜くためにうっすらマヨネーズを和える。しばらくすると水気が出てくるので、水気を切る。(このときにマヨネーズも一部水気と一緒に流れるので、マヨネーズ和えとはいえ、仕上がりはそれほど油っぽくなく、さっぱりするのだ!)
しなっとした大根に薄切りのサラミを散らせば、きれいな大根サラダの出来上がり。
マヨネーズとサラミの塩気で、それ以上の味付けは必要なし。

サラミは、食材としても活躍してくれるのね。とサラミの素晴らしさを実感。

長期保存も出来ることだし、今度日本に帰国したら、サラミを大量に仕入れてこようかな、と思う。

2006年01月05日

お札にメモ

自他共に求める「数字に弱い諸君!」の私は、給料が出たらまず、目的ごとにお札を分配してしまう。
この作業を怠ると、

何に使ったのか分からないけれど、なぜか給料が全てなくなってしまった・・・
という、非常に恐ろしい状態になってしまうのだ。

分配した後は、それぞれの束の一番上の札に鉛筆で書き込み。
「こづかい」とか「保険」とか。

そう。お札に直接書き込んでしまうのだ。

これは4年間の日系企業勤めで身についてしまった習慣。(悪癖?)
最初、友人がお札になにやら書いている時には非常に驚いた。
ポストイットを貼り付けるとか、メモを挟むとか、他にやり方もあるのに、なぜお札に直接書き込んでしまうの!?
本当に、声をあげそうになった位、驚いた。

そして銀行で銀行員がお札に書き込んでいる時にはもっと驚いた。

あなたまで・・・!?

銀行員は、まとまったお金を下ろしたときにお札を二つ折りにして輪ゴムでとめて渡してくれるのだが、一番上の札にお札の枚数をメモするのだ。
2万バーツなら、20。 5万バーツなら、50。という具合に。

これが銀行の業務マニュアルになっているかどうかは不明だが、かなり一般的に見かける光景になっている。だから、以前の書き込みがのこっているお札に出会うこともある。
銀行員は、メモをしようとしたお札にすでに別の人によるメモがあると、動ずることなく前の数字を2本線で消し(決して消しゴムで消したりはしない)空きスペースに新たな数字を書き込む。

とても違和感がある光景だったのだが、いつのまにやら、私にとっては当たり前の光景となり、自分でも同じことをするようになった。ポストイットを貼り付けても、取れてしまうことがあるので、直接書き込んでしまうのが一番便利・安全なのだ。

銀行でおろした1000バーツ札に日本語の書き込みがあったら、それは私の手を経由したお札かもしれない。

2006年01月04日

飛び交う言葉たち

年末には、掲示板、メール、メッセージなど、いろいろな形でたくさんの人から贈っていただき、私もまた、様々な形でみなさんに贈った言葉。

良いお年を

そして翌日には、またもやネット上を行き交う一つの言葉。

あけましておめでとう

海外暮らしだと、直接日本語で話す相手が非常に少ないために、口に出して言ったり、耳で聞いたりする機会はあまりないけれど、ネットで見かけることは多かった。
しみじみ、「言霊」という言葉をかみ締めた期間だった。
そして、この二つの言葉をタイ語では同一の言葉であらわす。

サワディーピーマイ

去年まで、どうも年末の「サワディーピーマイ」に
「いや、まだ早いでしょう。」と、違和感を感じていたのだけれど、要するに「良いお年を」なのだな、と考えたらしっくりくるようになった。

今年もまた、たくさんの言葉を届けて、たくさんの言葉をもらって、たくさん感じよう。


2006年01月03日

アカデミックママ

ご近所さんに会った。新年の挨拶を交わして、留学中の奥さんについて聞くと、このお正月はタイに帰ってこないらしい。
この方の奥さんは、大学の先生をしていて、去年からカナダに留学中のアカデミックママなのだ。
ママ。そう、小学3年生と1年生の姉妹のママ。博士号取得のためにカナダに行ってしまった。

だから今は、父親と姉妹の3人で生活している。

最初、彼女がカナダに行くと聞いたときには心底驚いて、家に帰ってさっそくぷーちゃんに報告。
「あそこのお母さん、カナダに行っちゃうんだって!!」
ぷーちゃんは少しも驚かずに言った。
「うん。あそこの学部はカナダ留学が多いよ」

子供を保育園に行かせて仕事をしている私も、相当ドライな方かと思っていたけれど、さすがに子供を置いてカナダは遠すぎる。
でもきっと、彼女にとっては、カナダはどうしても必要な道で、家族もそれを応援しているのだろう。

「あと3ヶ月で帰ってくるよ」

別れ際にご近所さんが言った。

そうか。ソンクランの時期には一度戻ってくるのか。
子供達はきっと、指折り数えてママの帰りを待っていることだろう。
早く4月になればいいね。
そう、思った。

2006年01月02日

モップでお掃除

お正月から大掃除である。
年末は掃除が間に合わず、元旦から窓拭き、モップがけ。
これが意外に楽しくて、1年の間にたまった不要な物はすべて処分。

もちろん、粗大ゴミは1階のゴミ集積所に、それと分かるように置いておく。
その日のうちに、警備員さんやお掃除のおばさんによってお持ち帰りいただいた。
ただ捨てるわけでもないので、こちらとしても気が楽。簡易タンブンさせていただいた気分。

子供服は、すでにルートができているので(笑)そのルートで流すと必要なサイズだけ選んで引き取られる仕組み。

さて、ピカピカに磨きあがった床を見ると気持ちまでさっぱり。

有意義な休日の過ごし方だった。

2006年01月01日

新年明けましておめでとうございます

2006年がスタートした。
昨日は、紅白歌合戦を見た後、日本の年明けとともに就寝。今朝起きたら携帯にクンからニューイヤーメッセージが届いていた。新年早々幸せ(*^_^*)

今日から新しい年。今年の目標は、

1.経理の勉強を通して数字で物事を見る習慣を身に付ける。
2.環境に左右されず、継続的に大切なことを行う。
3.仕事と家事の両立(特に栄養バランスの良い食事)。
4.健康な身体を維持するためのジョギングを続ける。

去年のキーワードは「継続性」だった。
今年のキーワードは「平常心」。

今年も、頑張っていきましょう。