タイ語翻訳者がのぞいたタイランド

タイ在住のタイ語翻訳者がのぞいたアメージングタイランド、タイの楽しいニュースをお届け

2006年02月16日(木)

新車を買うなら [タイで生活]

4年前に中古で購入してから毎日お世話になっている愛車は、走行距離14万キロに迫る勢いである。

この車にはいろいろ教えてもらった。
日本には車検があって、いろいろなパーツを定期的に交換する仕組みになっているから気づかなかったけれど、タイの車の乗り方によって、気づいたいろいろなこと。

例えば、ブレーキベルト(パー・ブレーキと呼ばれているもの)。
車には、いろいろな箇所にベルトが使用されているけれど、それらのベルトは、磨耗すると取替え時期が近づいたよ、というサインに、キーンという音がするようになっている。取替え時期を知らせるために音がなるのか、磨耗したせいで音がなるのか、どちらかは分からないけれど、とにかく音がするのだ。

私はその音が何の音なのか分からず、放っておいたらある時突然そのベルトが切れて車が走行不能になり、ものすごく驚いた。

そんなことを経験して、中古車の場合は特に、日ごろの整備点検が大切だな、と考えるようになった。

ぷーちゃんは日産車に乗っている。日産のサービスセンターは、車の整備点検を受け付けてくれて、言わなくても古くなった部品を交換する見積りを作成して電話で知らせてくれる。
そろそろ、取り替えた方がいい部品は、これとこれと・・・過剰なほどに交換を勧められて、緊急じゃないものについては「いらない」といわないと、修理金額がかなりの金額になってしまう。
でも実は、この日産のサービスセンターの方針は整備点検を目的にサービスセンターを利用する客にとっては大変にありがたい方針なのだ、ということに気づいた。

なぜなら・・・私の車を整備点検に持っていくと、どことは言わないが三菱のサービスセンターは、こちらがいくらお願いしても、エンジニアが「まだ使える」と判断した部品については、交換してくれないのだ。

その日、午前中は私の車の整備。午後はぷーちゃんの車の整備。という予定を立てて、朝からサービスセンターに向かった。

調子が悪いので取り替えて欲しい部品を伝えると、14万キロ点検があるという。さすがである。
さっそく、点検も追加でお願いをする。その場で簡単に見積もって3000バーツ。3時間あれば作業が終了するという。

実際の金額が分かったら教えてください。他に変えた方がいい部品があったら電話で連絡ください。

とお願いしてサービスセンターを後にした。

お昼近くになり、サービスセンターから連絡があった。作業が終了して、金額は2000バーツ。なぜか見積りより1000バーツ安かった。
わーい。意外に安かったね。
と喜びつつ車を引き取りに行った私達は、請求書の内容を見て唖然とさせられた。

お願いしていた部品交換がされていない。金額が安かった理由はこれだったのだ。

「これ、お願いしておいた部品交換されてないみたいんなんだけど」
受付の子に確認すると、中から技術者が出てきた。

「あの部品はまだ使えるので、そのままにしておきましたよ」
とても誇らしげに、じぶんが良いことをした、という表情である。
「やられた・・・」
思わず脱力。

「こちらで変えて欲しい、とお願いした部品をなぜ換えてくれなかったのですか」
「だから、あの部品はまだ使えます。今換えたらもったいないですよ」
大きなお世話である。

親戚で車の修理工場をしている人に、もう交換した方がいいよ、と言われていた部品だったので、まだ使えるなんて、ありえない。
まだ使えるのに、今換えるなんて・・・と、かなり不本意そうにしている技術者に、とにかく交換するように伝えて、店を出た。
半日で済む予定が、一日仕事になってしまった。

夕方、再度サービスセンターに行くと、技術者が出てきて、変えて欲しいとお願いしていた部品は3つのパーツから構成されており、そのうちの一つはやはり壊れていた、と言った。
かなりいい加減に点検して、「ヤン・チャイダーイ」と判断したのだな。
人の半日を返して!

その後、彼は言った。
「車のここの部分も、そろそろ取り替えた方がいいよ。300バーツくらいで出来るから」

いや、だから。変えた方がいい部品は教えてねって言ったじゃん。なんで一緒に変えてくれないのよ。

この店はいつもそうである。

私にとっては、交換費用よりも時間の方が大切で、「まだ使えるから」と使っているうちにある日突然壊れて慌てて修理工場に行く、その突発的に発生するアクシデントに対応する時間がもったいなくて、わざわざ整備点検を頼んでいる。という事情を全く分かっていない。
私は「今」使えたとしても、「数ヵ月後」に壊れる可能性のある部品は全て交換したいのだ。

結局は店の運営方針の問題だと思うのだけれど、壊れるまで使えることをすすめる整備工場は、私にとっては全然ありがたくない。

三菱自動車にうらみはないけれど、このサービスセンターの体質が変わらない限り、いつか購入する予定の新車は絶対三菱では買わない。
あ、そういえばキーロックを助けてもらった恩があるので、車を買うならホンダにするのだった。

Posted by てんも at 08時12分

コメント

壊れる前に手を打つって、タイの人は考えないから、サービスセンターも部品かえなかったんだよ。こっちからしたら困るけどね。炎天下の中、レッカー車を待つなんてうんざりだよねー。修理ひとつにしてもお国柄がでるね。うちの旦那は、ずっとト○タだけど、最近は、品質が落ちてきてるっていってた。次回買うんだったらホンダ車だなーっていっているので正解!

ポォ 2006年02月16日 13時38分 [削除]

我が社の従業員にも言える点があるのだ。
納期に4ヶ月もかかる消耗品を、「もう切れました」って、
アンタどーすんの?
私がエアで運ぶ事になっちゃったじゃん!

結局、業者のメンテの方がなんとかしてくれたけど! フゥー

たちの 2006年02月16日 15時23分 [削除]

修理って微妙な話。
うちのパソコンの中の部品が壊れて、
新しいのを買ってつけた。
そしたらその壊れた部品を買って治すという人が現れた。
治せるなら何でうちは買わされたの〜!
ってちょっとむかついた私だ。
これも時間(修理してる)がもったいないかどうかって判断によるんだろうけど・・・。

noina 2006年02月16日 16時24分 [削除]

私が仕事で使っている車は走行距離1万キロ毎に点検に出しています。

この話 難しいですね。うちも機械のオーバーホールをする部署が有りますが、
使そうな部品が有るのに何でも新品に交換してしまうともの凄いクレームが
来る時があります。それと作業する人が20人居るけど、並以上のレベルは
数人ですね。

対応する技術者のレベルも問題ですが、整備をお願いする側が要求する
レベルが上から下まで広いような気がします。

うえの 2006年02月16日 17時50分 [削除]

ウッ〜ン タイってお客様の要求レベルにかなりの幅があるのは確か。これって、あらゆる分野でそうだよね。時には、客を見て、判断することも必要だね。タイでマニュアル化が難しいのはこういうところにも原因があるのかもしれない、とふと思いました。

2006年02月16日 19時17分 [削除]

三菱でのやりとりは解るなー。^^; 目に浮かぶようだ。
タイでは同じ職業でも人や場所によってレベル差が大きいですよね。

うっち 2006年02月16日 23時42分 [削除]

ポォさん
壊れる前に手を打たないでどーすんの!?って思うんだけど、
タイの人は、壊れてから手を打てばいいじゃん。て思うんだよね(;_;
あ、ホンダで正解なんだ!!
よかった(*^_^*)

たちのさん
「もう切れました」その一言で済ませられる人はきっと
長生きするんだろうな(笑)

noinaちゃん
部品を直して使うのもね〜、使えると思ったらまたすぐに壊れて、直して・・・
の繰り返しだから、快適に使いたかったら新品と変えてしまうのが一番だと
思うよ。
きっと買わされてラッキーだったんだよ。ね?

うえのさん
そうか。お客さんの要求レベルにも幅があるのかぁ・・・。
やっぱり日産方式がいいなぁ。
ざっと点検して、交換が必要な部品をリストアップして見積りを電話で
知らせてくれるんです。
そしてお客さんが了解したものだけを部品交換するの。
技術者のレベルの話も、ものすごく頷けました。

あっけん(かな?)
見積りが大切なんじゃないかなー。と思うな。
値段を優先する人は見積り段階でNG出すだろうし。
お客さんの要求レベルを見極めるって難しいねぇ。

うっちさん
キーワードは「レベル差」でしょうかね。
こういう思いをしたくなければ、故障の可能性がひくい新車に乗れば
いいんですけどね〜(~_~)
もう少し、今の車に大切に乗ります。

てんも 2006年02月17日 00時19分 [削除]

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てんも

タイ国在住のタイ語翻訳者。
BOI、契約書、法律文書などの重要文書を中心としたタイ語翻訳を行っています。
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