タイ語翻訳者がのぞいたタイランド

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2009年11月30日(月)

研修4日目 [スコータイ大学]

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研修4日目

とうとう4日目の朝。明日の午後には家に帰れるのだ。
「5日間て、本当にあっという間だったね」
朝食の時間にルームメイトと語り合う。

そこに現役の公認会計士が加わった。この方は男として生まれて来たけれど中身は女性で、外観は男なんだけど顔には白粉をはたいていた。
公認会計士をしているその方は、今回の合宿ではマネジメントを専攻していた。研修参加者の中にはこのように、2枚目、3枚目の修了証書を求めて勉強を続けている人も珍しくなかった。

「5日間なんて、長すぎる!!」と叫んでいた初日には想像もできなかったことだけれど、5日間の合宿は本当にあっという間だった。

あまりに充実して、あまりに中身の濃い5日間だった。
通常の生活をしていれば、1ヶ月以上かかるであろう課題を、5日間で仲間と助け合いながら完成させていったのだ。

課題はそれぞれがとても良くできていて、テキストを片手に問題を解いていくうちに重要ポイントが理解でき、身についていく、という構成になっていた。

4つ目の課題の発表を無事終え、残るは最後の課題。
いつものようにグループ替えをして、新しい友達と机を囲む。

最後の課題は電卓を必要としなかった。会計士の職業倫理に関する問題。
簡単なようでいて、とても難しい課題だった。
それぞれの意見を出し合い、レポート用紙にまとめて提出した。

夕食後はお待ちかねの専攻ごとに出し物をするパーティ。
専門の勉強を全て終えた開放感から、みんなの顔が明るく輝いている。

ホールで司会者が言った。
「うーん。今日は会計専攻の皆さんの顔が実にイキイキしていますね」
会計専攻の人はこの発言に大笑い。

たしかに、研修合宿でここまで目を充血させ、時には吐き気や頭痛と闘いながら、気力の限界まで課題に取り組んでいたのは会計専攻だけだった。
観光やマネジメント、建築を専攻している人達は、もっと楽しげに、研修に参加していたのだ。

参加者中唯一の外国人ということで、私も出し物に少しだけ参加。記念品をもらった。
その後、打ち上げを兼ねたパーティは深夜まで続いたらしい。
もちろん、タイの大学のキャンパス内なので、飲酒は厳禁。それでもみんなカラオケその他で盛り上がっていた。

私は自分の出番を終えると早めに部屋に戻った。いよいよ明日は自宅に戻る日。カラオケより荷造りをしたい。
ルームメイトもみんな部屋に戻っていた。

この日、研修最後の夜に初めて、4人のルームメイトでゆっくり話をすることができた。ベッドに横になりながら、のんびりリラックスしておしゃべり。ゆったりした、愛おしい時間が流れた。

Posted by てんも at 00時09分

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てんも

タイ国在住のタイ語翻訳者。
BOI、契約書、法律文書などの重要文書を中心としたタイ語翻訳を行っています。
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