2010年02月24日(水)
チラシ配り [タイで生活]
デパートに入るとき、駐車上でチラシを受け取ることがある。
今回何気なく受け取ったチラシは、かなりのボリュームだった。中国正月に関連した大安売り期間中で、お店も宣伝に力を入れているのかな、とチラリと思いつつ、駐車スペースを探す方が先でチラシはそのまま放置。
買い物を終えた帰り道。改めて受け取ったチラシを確認すると、なんと同じチラシが9枚。
ここまで大胆に配る人ははじめてだ。
昔、新宿や池袋の路上で3.4個のポケットティッシュをまとめて配っていたアルバイトのようだ。
同じ人に何枚配っても宣伝効果は一緒。でも、早く配り終えれば自分の仕事が早く終わる。そちらを優先してしまった結果なのだろうか。
どこのチラシなのだかよく分からなかったが、裏返してみるとスーパーマーケットのチラシだった。
両面カラー印刷にかかる費用も、紙ももったいない。
そのままゴミ箱に捨てる気にならず、オフィスに持ち帰って古紙回収用のボックスに入れた。
毎月、車の修理工場のオーナーをしているモーリさんお友達が古紙を引き取りに来る。車の塗装をする際に、周囲への飛び散りを防ぐために古紙が必要らしい。せめてもの再利用。
Posted by てんも at 00時57分 パーマリンク
2010年02月22日(月)
イノシシの肉 [タイ料理]
イノシシ年生まれで典型的な猪突猛進タイプの私は、いのししには勝手に親近感を抱いている。
とは言っても、実際に近くで見たり、触ったり、という思い出はあまりない。あくまでイメージで、いのししにはある種の「仲間意識」があるのだ。
先週ご近所のお友達から、イノシシの肉をいただいた。
「・・・」
ともぐいになってしまうではないか。
でも、イノシシの肉は食べたことがないので、どんなものか興味もあった。
自分で調理できないことは明らかだったので、モーリ邸に持ち込んだ。するとモーリさんご主人がどこかに電話を一本。しばらくするとなじみのレストランからイノシシ調理用の調味料と野菜のセットが配達された。
レストランが一般向けにこういうサービスをしているわけではもちろんなく、イノシシの肉が手に入ったから調理したいんだけど、と伝えたら、面倒見のよいコックさんが「まかしとき!」と調理場にある野菜を少しずつ詰めてパックにしてスタッフに配達させてくれたのだ。
あとは強火で熱した中華鍋に順番に材料を放り込んでいくだけ。
完成したイノシシ料理は、レッドカレー風の見た目で、ココナツミルクとペーストが混ざったエスニックな香りがした。
辛いのは分かっていたので、まずはスープを1,2滴ご飯にたらして食べて見た。やっぱり辛い。
でも、イノシシの肉は思っていたほど臭みもクセもなかった。
だんなさんは「久しぶりに食べたけどおいしい」とご機嫌で、モーリさんご夫妻も「肉が新鮮だった」と高評価。
どうもごちそうさまでした。
Posted by てんも at 00時42分 パーマリンク
2010年02月20日(土)
アリの巣 [タイで生活]
赤くて大きなモッデーンと呼ばれるアリの巣を発見。
このアリは本当に、大きいし、噛みつくし、圧倒的な存在感。
木の枝に巣を作るので、たまにポツリと落ちてきたりする。ポツリだけじゃなく、枝が大きく揺れたりして、どさっと落ちてきたりもする。その時にたまたま木の下を歩いていると、大変なことになる。
それでも、ここに住む人達は、歩道に伸びたモッデーンの巣付きの木の枝を切らない。
モッデーンの巣は、ヤシの実と似ている。
ヤシの実は、風に揺れて自然に落ちる。人の頭ほどの大きさで中にヤシジュースと果肉が詰まっているヤシの実は、高く伸びた枝から、かなりのスピードで落ちてくる。車に当たれば屋根がへこむし、人の体に当たれば危険だ。
それでもヤシの木は、歩道や駐車場のすぐ隣に植えられている。そして子ども達は、ヤシの木の真下を歩かないように、と教えられる。そうやって、危険を察知する能力が磨かれるのかもしれない。
Posted by てんも at 15時18分 パーマリンク
2010年02月15日(月)
おすすめしません [アメージングタイランド]
オフィスに新しい電話機がやって来た。
取説を読むスタッフが「フフッ」と笑った。
彼女の手には、タイ語版の取説。
のぞいてみると、彼女が笑った意味が分かった。
ローカルエリアコードの設定(おすすめしません)
PABXコードの設定(おすすめしません)
気になったので英語版を確認すると、設定手順がしっかりと説明されている。
なぜ、タイ語版ではおすすめできないのだろう。
このコードの設定はタイ国内ではうまく動作しないのだろうか??
それとも、翻訳者が「この機能は役に立たない」と判断したのだろうか。
おすすめしない理由が気になった。
Posted by てんも at 12時36分 パーマリンク
2010年02月12日(金)
消えたプール [アメージングタイランド]
スタッフのマイホームがあるムーバーン(住宅街)で、ちょっとした騒動が持ち上がっているらしい。
建売住宅を大々的に売り出していた頃は、ムーバーンのあちこちに、住宅街を宣伝する看板が立てられていた。
その看板には、ムーバーン全体の完成予想図が描かれており、中心には美しいプールの絵。
「身近にプールがある健康的な毎日を!!」
という宣伝文もあった。
ところが。
住宅のほとんどが売却済となった今、いつのまにかその看板は取り外され、プールは住宅街のどこにも見あたらないという。
管理会社に問い合わせたところ、
「プールを作ると管理費を値上げしなければならず、プールを作ることに反対する人がいる」
と言われたそうだ。
でも、家を買うときに「プールがある」ことを条件の一つに考えていた人も少なくないそうで、そういった人達が集まって訴訟も視野に今後の対策を練っているそうだ。
同じムーバーンに家を購入したスタッフの友人も、プールができることを楽しみにしつつ今は別のムーバーンのプールに通っており、管理会社の言い分に激怒しているということだ。そりゃそうだ。
ここで困ったことが一つ。
かんじんの物証である「プールが描かれた住宅街の完成予想図の看板」が、こっそり取り外されており、誰1人として写真を撮っていなかった。
売買契約書にプールの件が書かれていなかっただろうか、と皆で調べたが、住宅に関する条件のみで、住宅街全体の公園やプールに関する文言はなかった。
家を買うときは本当にいろいろとチェックする項目があるのだなと、また一つ学んだ。
Posted by てんも at 19時18分 パーマリンク
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