2010年03月05日(金)
めまいぐるぐる [タイで生活]
ジェットコースターのようなすごい勢いで気温が急上昇している影響なのか、今週は、はげしいぐるぐるのめまいで寝込む、というスタートだった。
立っていられないほどのめまいに、1日寝て過ごした。
翌日からは少しぐるぐるの余韻は残っているものの、仕事を再開することができた。
毎日の食卓に、にんにくたっぷり料理を乗せたり、栄養たっぷりの料理を心がけよう。そう思っていたところ、お料理上手なお友達が餃子を焼いてくれた。
皮がカリカリ、中がしっとりの絶妙な焼き加減。自分では気づいていなかったのだけれど、友達は私の顔色が悪いと言った。でも、餃子を食べているうちに顔色が良くなったと言われた。おいしいお料理で元気100倍。我ながら単純。
そして今日は、ご近所のお友達から雑穀のおにぎりをいただいた。
噛むほどに味がしみでる、そんな贅沢なおにぎり。
食べながら泣いちゃいそうな味だった。素朴でも今の時代には逆に貴重なおにぎりが、まさかタイで食べられるとは。
餃子のお友達もおにぎりのお友達も、タイで手に入る食材を利用して、子どものために毎日栄養たっぷりのおいしいお料理を作っている。
これからタイで一番暑い季節が始まる。私もお料理上手な二人のお友達に教えてもらいながら、食事で体力増強していこう。
Posted by てんも at 19時24分 パーマリンク
2010年02月28日(日)
本を読む人 [タイで生活]
ご近所に、「読書大好き」な人がいる。
どれほど好きかというと、歩きながら読んでしまうほどだ。
30台前半と思われるその男の人は、おそらく大学の先生か研究者。リュックを背負い、片手で本を持ち、少しうつむき加減に本を読みながら結構なスピードで歩いていく。
タイは暑い。だからたとえ50mでも、人は直射日光を嫌って歩きたがらない。ところがその人は朝早く家を出て、結構な距離を本を読みながら歩いていくのだ。
読んでいる本は、小説だったり、仏教の教えだったり。ほとんどがペーパーバックで片手で持ててしまうのだ。
タイには個性が強い人がたくさんいるけれど、この人はまた強烈に自分の道を歩んでいる。朝この人を見かけると、「今日も読んでるな〜」と、ちょっと嬉しくなったりする。
そんな本好きなその人が、先日はなんと、漫画を片手に歩いていた。本だけでなく、漫画も好きだったのか!!いったい、何を読んでいるのか!?
ちょうど表紙が目に入るタイミングで彼が本を動かしたので、タイトルを読み取ることができた。
『ONE PIECE』(ワンピース)だった。
さすがじゃないか。
Posted by てんも at 00時15分 パーマリンク
2010年02月27日(土)
アリの巣の完成形 [タイで生活]
先日のアリの巣は、クモの巣のような白いカーテンで覆われていたが、実はあれは作成途中だったらしい。
数日後に通りかかったところ、そこにはアリの巣が完成していた。
そういえば、アリの巣っていうのは、こういうのだった。
葉っぱが妙にくっついて固まっているな、というところはアリの巣の可能性大で、要注意なのだ。
このアリの巣は、大人の背の高さと同じぐらいにある。
ここからさらに発展拡大して大きくなっていくのか、それともこのサイズのままでいるのか、観察を続けたいと思う。
Posted by てんも at 00時09分 パーマリンク
2010年02月24日(水)
チラシ配り [タイで生活]
デパートに入るとき、駐車上でチラシを受け取ることがある。
今回何気なく受け取ったチラシは、かなりのボリュームだった。中国正月に関連した大安売り期間中で、お店も宣伝に力を入れているのかな、とチラリと思いつつ、駐車スペースを探す方が先でチラシはそのまま放置。
買い物を終えた帰り道。改めて受け取ったチラシを確認すると、なんと同じチラシが9枚。
ここまで大胆に配る人ははじめてだ。
昔、新宿や池袋の路上で3.4個のポケットティッシュをまとめて配っていたアルバイトのようだ。
同じ人に何枚配っても宣伝効果は一緒。でも、早く配り終えれば自分の仕事が早く終わる。そちらを優先してしまった結果なのだろうか。
どこのチラシなのだかよく分からなかったが、裏返してみるとスーパーマーケットのチラシだった。
両面カラー印刷にかかる費用も、紙ももったいない。
そのままゴミ箱に捨てる気にならず、オフィスに持ち帰って古紙回収用のボックスに入れた。
毎月、車の修理工場のオーナーをしているモーリさんお友達が古紙を引き取りに来る。車の塗装をする際に、周囲への飛び散りを防ぐために古紙が必要らしい。せめてもの再利用。
Posted by てんも at 00時57分 パーマリンク
2010年02月22日(月)
イノシシの肉 [タイ料理]
イノシシ年生まれで典型的な猪突猛進タイプの私は、いのししには勝手に親近感を抱いている。
とは言っても、実際に近くで見たり、触ったり、という思い出はあまりない。あくまでイメージで、いのししにはある種の「仲間意識」があるのだ。
先週ご近所のお友達から、イノシシの肉をいただいた。
「・・・」
ともぐいになってしまうではないか。
でも、イノシシの肉は食べたことがないので、どんなものか興味もあった。
自分で調理できないことは明らかだったので、モーリ邸に持ち込んだ。するとモーリさんご主人がどこかに電話を一本。しばらくするとなじみのレストランからイノシシ調理用の調味料と野菜のセットが配達された。
レストランが一般向けにこういうサービスをしているわけではもちろんなく、イノシシの肉が手に入ったから調理したいんだけど、と伝えたら、面倒見のよいコックさんが「まかしとき!」と調理場にある野菜を少しずつ詰めてパックにしてスタッフに配達させてくれたのだ。
あとは強火で熱した中華鍋に順番に材料を放り込んでいくだけ。
完成したイノシシ料理は、レッドカレー風の見た目で、ココナツミルクとペーストが混ざったエスニックな香りがした。
辛いのは分かっていたので、まずはスープを1,2滴ご飯にたらして食べて見た。やっぱり辛い。
でも、イノシシの肉は思っていたほど臭みもクセもなかった。
だんなさんは「久しぶりに食べたけどおいしい」とご機嫌で、モーリさんご夫妻も「肉が新鮮だった」と高評価。
どうもごちそうさまでした。
Posted by てんも at 00時42分 パーマリンク
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