2009年10月01日(木)
プリンター用インクの下取り [タイで生活]
プリンター用インクの営業の電話が頻繁にかかってくるようになったのは、今年に入ってからだと思う。
電話で説明をする会社、ファックスで料金表を送ってくる会社、直接オフィスまで来て説明したい、という会社もあった。
そのほとんどが、新品のインクを代理店が販売しているのではなく、中古品。使い切ったカートリッジにインクを継ぎ足して販売しているらしい。
そのうち、珍しい電話がかかってくるようになった。
「使用済みインクのカートリッジを売ってほしい」というのだ。
「買ってほしい」というのなら断るけれど、「売ってほしい」というのに断る理由はない。いつもならそのまま捨ててしまうものを、保管しておけばいいのだ。
買い取りに現れた業者さんは、カートリッジを慎重に調べた。何度もインクを入れ替えた中古カートリッジは下取り値段が下がるらしい。そして出た意外な鑑定結果。
1個60バーツ。5個あったので、総額300バーツ。結構なお値段だ。
この業者さんでは、ひきとったカートリッジに自社のインクを充填して自社ブランドのインクとして販売するのだということだった。プリンターインク業界はなかなか奥が深そうだ。
Posted by てんも at 00時21分