2009年10月07日(水)
ずうっと使えます [タイで生活]
THE BODY SHOP というスキンケア用品その他を置いているお店に入ると、前から気になっていた商品があった。
お値段は1,000バーツを超えている。1,000バーツは安くない。衝動買いできる限度を超えている。
だから、慎重に判断しようと思った。
店に入ったときから後ろをついて来た店員さんに聞いてみた。
「これで何回ぐらい使えますか?」
店員さんはニッコニコの100%営業スマイルで言った。
「それはもう、ずうっとお使いいただけますよ〜」
「・・・」
その瞬間、だんなさんは「まずい」と思ったそうだ。私が怒ると思ったのだそう。
そしてだんなさんの予想通り、単純な私はその一言で「買おう」という気が失せ、手にしていた商品を棚に戻すと黙って店から出て来た。
その商品のことは気になるので、詳しい情報をウェブサイトで調べてから、別の店で買おうと思う。
Posted by てんも at 00時20分 パーマリンク
2009年10月06日(火)
新しい道 [タイで生活]
スワナプーム空港ができたことと関連するのかしないのか、最近チョンブリ付近の交通量が今まで以上に増えたような気がする。
そして大きな道ができたりしている。
これが結構大きな変化になっている。
広く新しい道が気持ちよくて、つい飛ばしがちになる観光客の車と、「あたしゃ50年も前からこの道を使ってるんだよ」と言わんばかりに道の真ん中をふーらふらのんびり走るオートバイのおばちゃん。
全く異なる世界に属するグループが同じ道を使うと、それはもう大混乱なのである。
さらに最近はチョンブリ県の海沿いの道がサイクリングコースとして有名になったらしい。第三のグループとして、自転車で車道を走る人たちが現れた。
サイクリングロードが設置されているならまだしも、車道を走るのはいかがなものか。
そんなこんなで、このところ複雑なチョンブリの交通事情なのである。
Posted by てんも at 00時35分 パーマリンク
2009年10月05日(月)
国際関係 [タイで生活]
大学で「国際関係学」を専攻していた、という方と話をする機会があった。高校生のとき、そのインターナショナルな響きに憧れたものの、具体的なイメージがあまり湧かなかった学部だ。
彼女は政府関係の仕事をしていて、出張でタイに来ていた。彼女の仕事の成果=「日本の国益」という何やらすごい重大任務をこなしつつ、英語を駆使して各国を飛び回るその姿に、「国際関係学」はこういう仕事につながるのだな、と納得。
国際関係学を志望する人にとって、まさに憧れのキャリアを積んでいる彼女は、しかし毎月何度も海外出張が入る生活は、正直きつい、と言っていた。
ごまだれきな粉餅をお土産に持ってきてくれた彼女と、また機会があったらいろいろなお話をしたいと思った。
Posted by てんも at 00時03分 パーマリンク
2009年10月04日(日)
タイの読書人口 [タイで生活]
タイの読書人口は少ないと言われるけれど、タイの書店はいつもそれなりに人が入っているし、海外の雑誌のタイ語版もいろいろな種類が出ている。
本当にタイで本は読まれていないのだろうか?と、疑問だった。
そんなときに、たまたまタイの新聞(ターンセータギット)の過去の記事を発見。それによるとタイの書店数は2007年に1000店を超えたが、人口との比率でみると1店舗あたり3万人になるそうだ。タイの人口は6000万人を超えているので、これは読書世代のみを対象にした割合だと思うが、書店にそれなりに人がいる訳だ。
書店数が減っている日本に対し、タイの書店数は増えている。大手出版社アマリンプリンティングのラリン取締役もインタビューで2008年も不況の影響はそれほど受けておらず、今年も成長が期待できる、なんてことを言っている。
タイの出版業界が元気なのは、本好きにとって明るいニュースだ。
Posted by てんも at 00時41分 パーマリンク
2009年10月03日(土)
多分、2回目 [タイで生活]
久しぶりに行った紀伊國屋書店で、だんなさんがおもむろに2冊の本を選んだ。英語の基礎をもう一度勉強したいのだという。
そのうちの1冊に、なんとなーく見覚えがあるような気が一瞬だけした。
翌日になって、その思いは確信へと変わった。
「問題精講」という言葉と、黄色い枠の表紙。
高校生のとき、夏休みの課題として出された英文法の問題集だ。
生徒の自主性を重んじるという素敵な校風の学校だったので、課題といってもやらなくても特に怒られなかった。だから私も最初はやるのかやらないのか自分でも分からないまま夏休みに入った。でも、暇だったのと、たまたまの気まぐれで最初のページからスタートして、毎日少しずつ。その時のノートはもう手元にないけれど、たしか無事に最後まで終わらせたのだった。
「1冊のテキストを終わらせた」という充実感をなんとなく覚えている。でも、残念ながらその後文法力が飛躍的に伸びたとか、そういう記憶はない。ピンとこないまま問題を解いていき、ピンとこないまま1冊終わってしまった、というのが正直なところだったように思う。この問題集の大事な部分を吸収することができなかったその理由が、今なら少しだけ分かる気がする。
ちょうど私も英語の基礎的な部分をおさらいしたいと思っていたところだ。今、もう一度やってみたら、大事なことが身についた実感が沸くだろうか。なによりもそのことに興味があるので、だんなさんには青色の長文問題の方を先に進めてもらい、黄色は私がしばらく借りることにした。
Posted by てんも at 00時12分 パーマリンク
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