2009年10月04日(日)
タイの読書人口 [タイで生活]
タイの読書人口は少ないと言われるけれど、タイの書店はいつもそれなりに人が入っているし、海外の雑誌のタイ語版もいろいろな種類が出ている。
本当にタイで本は読まれていないのだろうか?と、疑問だった。
そんなときに、たまたまタイの新聞(ターンセータギット)の過去の記事を発見。それによるとタイの書店数は2007年に1000店を超えたが、人口との比率でみると1店舗あたり3万人になるそうだ。タイの人口は6000万人を超えているので、これは読書世代のみを対象にした割合だと思うが、書店にそれなりに人がいる訳だ。
書店数が減っている日本に対し、タイの書店数は増えている。大手出版社アマリンプリンティングのラリン取締役もインタビューで2008年も不況の影響はそれほど受けておらず、今年も成長が期待できる、なんてことを言っている。
タイの出版業界が元気なのは、本好きにとって明るいニュースだ。
Posted by てんも at 00時41分