2009年09月08日(火)
あれから10年 [タイで生活]
それまでもタイには何度も来ていたけれど、「旅行者」の身分だった。
タイで暮らすためにタイに引っ越して来たのが、世間が2000年問題(タイではY2Kと呼んでいた)で揺れる1999年の夏。
気づけば10年経ってしまった。
モーリさん夫妻にとっては、11年の長い長い日本留学から息子が戻って来てから10年経ったということだ。
10年の感想を聞いてみると、モーリさんは「あっという間」だと言った。私も全く同感である。
そして思う。
だんなさんが私より漢字を知っていて、日本語はもちろん、日本人の考え方や本音の伝え方など、しっかり理解できているのは「日本に長期間滞在していたから」だと思っていた。今もそう思っている。
しかし、私の在タイ期間も、だんなさんの日本滞在期間に迫りつつあるのだ。だんなさんが日本を理解しているように、私はタイを理解できているだろうか。
正直なところ、全く自信がない。
お気に入りの屋台を発見したり、不思議な食べ物を見つけたり、「食」に関してはちょっぴり自信がある。でも、それ以外のことについては・・・。タンブンに行っても相変わらずお経はさっぱりで、口をモゴモゴ動かすだけだし、仏教関連の祝日の意味も全く覚えていない。
これで在タイ10年は恥ずかしいかもしれない。
とりあえず、在タイ10周年記念として、タイの祝日はその都度意味を確認することにした。
Posted by てんも at 00時35分