タイ語翻訳者がのぞいたタイランド

タイ在住のタイ語翻訳者がのぞいたアメージングタイランド、タイの楽しいニュースをお届け

2009年09月04日(金)

カオラームの新しい形 [タイで生活]

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カオラームの新しい形

カオラームとは本来、竹筒にココナツミルクとココナツを詰めて竹筒ごと焼いたお菓子のこと。

食べるときは竹を金槌で叩いて割って、中の餅米を取り出して食べる。

でも、この日見かけた「カオラーム」は、円盤状に焼いたものをケーキのように切り分けてあった。飴色に光る表面の餅米がまぶしい。

どっしりとした重量感があるこのおやつが、一切れ20バーツ(60円)。

切り分けて食べてみると、中のもち米がすでにお餅状態で、甘いお餅を食べている感覚だった。

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カオラームの新しい形

かなりのボリュームだが、四方から手が伸びて、あっという間に完食。また買いに行こう。

Posted by てんも at 00時53分   パーマリンク

2009年09月03日(木)

分業と効率 [タイで生活]

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分業と効率

自分用を作るついでに、だんなさんにもお弁当を作っている。そのお弁当について、一つ気になることがある。
それは、だんなさんが食べ終わったお弁当箱を洗ってきてくれないこと。

だんなさんは家事は結構する方だ。食後の皿洗いも洗濯も、普通に分担してくれる。

それなのに、なぜお弁当箱を洗ってこないか。

職場にスポンジも洗剤も用意されていないそうだ。

それじゃ不便だろうに。なぜ食器洗いグッズが置かれていないか。

「職場には、食器洗い担当のおばちゃんがいるから」

おばちゃんが、部屋で使われたコーヒーカップやスプーン、フォーク、皿を毎日洗ってくれる。職場からはおばちゃんに1月500バーツ払っているという。でも、そのおばちゃんは来る時間が決まっておらず、洗い物置き場に置いておくと、その日のうちに持ち帰れないこともある。

食器洗いグッズもなく、おばちゃんに頼むと仕上がりが遅い、というわけで、だんなさんは仕方なくお弁当箱を洗わずに持って帰ってくるのだった。

効率化のための分業が、かえって非効率を生み出している困ったパターンだ。

だんなさんにはとりあえず、水洗いだけでもしてくれるようにお願いした。

Posted by てんも at 00時34分   パーマリンク

2009年09月02日(水)

仕入れ先情報 [タイで生活]

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仕入れ先情報

午後から売り始めて夜10時過ぎまで、大きな樽3杯分を売り切るナムトーフ屋さん。

使う大豆の量も多いのだろうと思ったら、1日に7キロ消費するという。

「それじゃ、毎回の仕入れも大変な量になるね」
「そうなんだよ。あっという間に使い切ってしまうんだ。チョンブリ市内に乾物の専門店があって、そこで仕入れているんだ」

と、聞いてもいないのに仕入れ先の情報と、行き方まで教えてくれた。

なんでも、その乾物屋さんには質の良い干しシイタケがあるそうだ。
「小売もしてるから近くを通ったらのぞいてごらん」と勧めてもらった。

シイタケと言えば、不足を感じている「黒い」野菜だ。
これはぜひとも見に行ってみようと思う。

Posted by てんも at 00時20分   パーマリンク

2009年09月01日(火)

冷蔵庫のない生活 [アメージングタイランド]

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冷蔵庫のない生活

20代にしてマイホームを購入したスタッフ。新居の冷蔵庫は実家のお母さんが、なぜか新居から遠く離れた「実家近くの」大型スーパーで購入して車で運んで来てくれることになっていた。

新居近くのスーパーで買った方が楽だと思うのだが、お母さんは新居から車で4時間ほどの実家近くのスーパーがお気に入りらしいのだ。

しかし、冷蔵庫が運ばれてくる予定の日、残念ながら、冷蔵庫は到着しなかったらしい。

「雨が降りそうだったので、両親は冷蔵庫を持って来ませんでした。」
スタッフはケロッと言った。しかも、次にご両親が来る予定はまだ決まっていないと言う。

そんなこんなで、新居で暮らすようになって1ヶ月。彼女の家にはまだ冷蔵庫がない。新居に引っ越す前は屋台でテイクアウトのお総菜を食べていた彼女。今はローン返済のために節約すべく、自炊している。一体どうやって暮らしているのか。
余った食材、特に肉はどうするのか。

「肉類は一回使い切る分だけ市場で買ってきます。作った料理はご飯もおかずもその時に全て食べ切るので大丈夫です。おかげで引っ越してから少し太ってしまいました」

冷蔵庫のない生活は考えられない私は、あっけらかんとした様子の彼女に心の中で拍手を送った。

Posted by てんも at 00時34分   パーマリンク

2009年08月31日(月)

豆乳屋さんの素朴な疑問 [タイで生活]

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豆乳屋さんの素朴な疑問

その場で飲む豆乳はいつもマグカップに入れてもらう。料理やお菓子に使うものは袋に入れてもらう。
だからナムトーフ屋のおじちゃんは、「サイ・トゥン(袋入り)」を注文すると、「今日は何を作るの!?」と目を輝かせる。おじちゃんは、自分が売っている豆乳がどのように利用されるのか興味があるのだ。

デザートの作り方を説明した時のこと(と言っても、「タピオカ粉を混ぜてかき混ぜるだけ」なのだけど)、おじちゃんが目を丸くしながら言った。

「いろいろよく知ってるんだね。もしかして、日本にいたときお菓子屋さんでもしてたの?」

慌てて否定したけど、おじちゃんのこの発想はタイならではだと思った。タイでは、とても気軽に「商売開始」ができる。それが長続きするか、儲けが出るかはまた別の話だけれど、パンを焼ける人はご近所や同僚から注文を取ってパン屋さんを始めるし、お菓子を習いに行ってシフォンケーキの作り方を身に付けたら、近隣の珈琲ショップにシフォンケーキを置いてもらったりする。

日本は、自宅でケーキやクッキーを焼いたり、プリンやゼリーを作ることはさほど特別なことではないと思う。「家事」の一つと思われているかもしれない。それができるからと言って、すぐに売り始めることはあまりない。プロ顔負けの素敵なお菓子を作る人もたっくさんいる。

久々に、タイと日本の「感覚」の違いを思った夕暮れ時だった。

Posted by てんも at 00時20分   パーマリンク

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プロフィール

タイ語翻訳者

てんも

タイ国在住のタイ語翻訳者。
BOI、契約書、法律文書などの重要文書を中心としたタイ語翻訳を行っています。
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