2009年09月02日(水)
仕入れ先情報 [タイで生活]
午後から売り始めて夜10時過ぎまで、大きな樽3杯分を売り切るナムトーフ屋さん。
使う大豆の量も多いのだろうと思ったら、1日に7キロ消費するという。
「それじゃ、毎回の仕入れも大変な量になるね」
「そうなんだよ。あっという間に使い切ってしまうんだ。チョンブリ市内に乾物の専門店があって、そこで仕入れているんだ」
と、聞いてもいないのに仕入れ先の情報と、行き方まで教えてくれた。
なんでも、その乾物屋さんには質の良い干しシイタケがあるそうだ。
「小売もしてるから近くを通ったらのぞいてごらん」と勧めてもらった。
シイタケと言えば、不足を感じている「黒い」野菜だ。
これはぜひとも見に行ってみようと思う。
Posted by てんも at 00時20分 パーマリンク
2009年09月01日(火)
冷蔵庫のない生活 [アメージングタイランド]
20代にしてマイホームを購入したスタッフ。新居の冷蔵庫は実家のお母さんが、なぜか新居から遠く離れた「実家近くの」大型スーパーで購入して車で運んで来てくれることになっていた。
新居近くのスーパーで買った方が楽だと思うのだが、お母さんは新居から車で4時間ほどの実家近くのスーパーがお気に入りらしいのだ。
しかし、冷蔵庫が運ばれてくる予定の日、残念ながら、冷蔵庫は到着しなかったらしい。
「雨が降りそうだったので、両親は冷蔵庫を持って来ませんでした。」
スタッフはケロッと言った。しかも、次にご両親が来る予定はまだ決まっていないと言う。
そんなこんなで、新居で暮らすようになって1ヶ月。彼女の家にはまだ冷蔵庫がない。新居に引っ越す前は屋台でテイクアウトのお総菜を食べていた彼女。今はローン返済のために節約すべく、自炊している。一体どうやって暮らしているのか。
余った食材、特に肉はどうするのか。
「肉類は一回使い切る分だけ市場で買ってきます。作った料理はご飯もおかずもその時に全て食べ切るので大丈夫です。おかげで引っ越してから少し太ってしまいました」
冷蔵庫のない生活は考えられない私は、あっけらかんとした様子の彼女に心の中で拍手を送った。
Posted by てんも at 00時34分 パーマリンク
2009年08月31日(月)
豆乳屋さんの素朴な疑問 [タイで生活]
その場で飲む豆乳はいつもマグカップに入れてもらう。料理やお菓子に使うものは袋に入れてもらう。
だからナムトーフ屋のおじちゃんは、「サイ・トゥン(袋入り)」を注文すると、「今日は何を作るの!?」と目を輝かせる。おじちゃんは、自分が売っている豆乳がどのように利用されるのか興味があるのだ。
デザートの作り方を説明した時のこと(と言っても、「タピオカ粉を混ぜてかき混ぜるだけ」なのだけど)、おじちゃんが目を丸くしながら言った。
「いろいろよく知ってるんだね。もしかして、日本にいたときお菓子屋さんでもしてたの?」
慌てて否定したけど、おじちゃんのこの発想はタイならではだと思った。タイでは、とても気軽に「商売開始」ができる。それが長続きするか、儲けが出るかはまた別の話だけれど、パンを焼ける人はご近所や同僚から注文を取ってパン屋さんを始めるし、お菓子を習いに行ってシフォンケーキの作り方を身に付けたら、近隣の珈琲ショップにシフォンケーキを置いてもらったりする。
日本は、自宅でケーキやクッキーを焼いたり、プリンやゼリーを作ることはさほど特別なことではないと思う。「家事」の一つと思われているかもしれない。それができるからと言って、すぐに売り始めることはあまりない。プロ顔負けの素敵なお菓子を作る人もたっくさんいる。
久々に、タイと日本の「感覚」の違いを思った夕暮れ時だった。
Posted by てんも at 00時20分 パーマリンク
2009年08月30日(日)
豆乳のデザート [タイで生活]
毎日作りたての豆乳が手に入るので、気が向いたときには豆乳を使った料理やお菓子を作っている。
といっても、それほど大げさなものではなく、帰宅して30分以内に作れる簡単お手軽料理ばかり。
豚肉と白菜の鍋に豆乳を入れて「豆乳鍋」にすると、こっくりまろやかなスープになった。鍋は暑い時期は作るのも食べるのも敬遠してしまうけど、雨が降る時期は少し気温が下がって「鍋でも食べようか」という気持ちになる。
豆乳に片栗粉代わりのタピオカ粉を入れてフルフルデザートを作ってみたところ、意外に好評だった。
タピオカ粉の分量を増やすとフルフルからモチモチに変わり、「豆乳くずもち」や「豆乳もち」になるらしいので、量を調整してみようと思う。
お菓子を作るときは、豆乳を買う段階で小豆や砂糖も入れてもらう。鍋に買ってきた豆乳を入れたらあとは粉を入れるだけでお手軽なのだ。
Posted by てんも at 00時00分 パーマリンク
2009年08月29日(土)
5色弁当の力強い味方 [タイで生活]
しばらく、お昼休憩中ぐらい体を動かそうと思ってお昼は外食するようにしていた。
でも、日差しは暑いし、野菜食べたいし、ということで、最近またお弁当生活を始めた。
お弁当を作る時に心がけているのは「5つの色」を使うこと。
5つの色を食べるようにすると、自然に栄養バランスが取れるそうなのだ。
5色のうち4色までは市場でいつも買ってる野菜で足りる。
赤:トマト、人参
緑:キャベツ、ブロッコリー
白:たまねぎ、大根
黄:かぼちゃ、とうもろこし
問題は黒だ。
ワカメがある時はいいのだけれど、最近バンコクまで買い物に行ってないので、黒い食べ物が不足しているのだ。
そんなとき、お気に入りの料理研究家ケンタロウさんの料理本をめくっていて「黒色」発見。それは黒ごま。
いつもはなんとなく白ごまを使っていたのだけれど、黒ゴマを使ってみると、色のアクセントにもなって見た目にも効果があった。黒ゴマはなかなか便利だった。
Posted by てんも at 00時39分 パーマリンク
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