2008年09月17日(水)
屋根に乗る犬 [アメージングタイランド]
屋根に乗る犬が現れた。
タイの犬は通常、車の下を好むものではないのか。
屋根の上に乗る犬は見たことがない。
しかし、この犬は上るのだ。上るだけなら良いが、上る際にボンネットに爪でひっかき傷を作るのだ。
駐車場には5,6匹の野良犬がいて、近所の人が餌をやったりしているのだが、車の屋根に乗るのはこれ1匹だけ。
他は車の下にもぐっている。
被害にあった車の持ち主は皆怒っているが、犬はどこ吹く風で今日も勢いをつけて屋根の上に乗っている。
Posted by てんも at 00時01分 パーマリンク
2008年08月11日(月)
フグは入っていません。 [アメージングタイランド]
タイには、ルークチンという大人も子供も大好きな一口サイズの練り物がある。使う肉の種類によって種類が分かれていて、人気はやはり豚肉使用のルークチン・ムーと魚肉使用のルークチン・プラー。
串に刺して炭火焼きにするルークチン・ピンや、茹で上げてタレをつけながら食べるルークチン・ルアクなど、食べ方にもいろいろなあり、子供のおやつから大人の酒の肴まで、大活躍の食材だ。
そんなルークチンを手作りしていることで有名なラーメン屋さんの看板に、不思議な記述が。
「マイ・ミー・プラーパカパオ」
プラー・パカパオは「フグ」だ。
つまり、「当店のルークチンにはフグを使用しておりません。」という意味だ。
なぜわざわざ但し書きが必要なのか?と不思議に思い、スタッフに聞いてみたところ、「フグを混ぜたルークチンにフグの毒が混入し、それを食べた人が中毒を起こした」という事件があったらしい。そのニュース以来、ルークチン・プラーを食べなくなった人もいるそうだ。
それでわざわざ「フグなし」の記述だったと言うわけだ。
そんなニュースがあったことなど、全く知らなかった。たまにはモーリさんのニュース情報を真面目に聞かないといけないかもしれない。
Posted by てんも at 00時39分 パーマリンク
2008年08月08日(金)
お願いだから、聞かないで。 [アメージングタイランド]
それまで意識していなかったことについて聞かれると、自分の意見を出すどころではない。たまにそんな経験をする。
たとえば、建築物の「色」の問題。
モーリさんご主人(夫父)は、何か新しい物を作るとき、必ず私の意見を聞いてくれる。
「屋根の色は何色がいい?」「壁の色は?」
優しいお父さんである。この程度の質問であれば、私もどうにか答えられる。
「青い瓦がいいな」とか、「壁はクリーム色かな」とか。
しかし、質問はこれだけにとどまらない。
部屋の内壁の色は?天井の色は?床のタイルの色は?カーテンの色は?トイレの壁は?トイレの天井は?
質問攻撃である。これが困る。
これまでの人生でトイレの天井には何色が合うかなど、考える機会もなかったし、
「良い機会だから、ショッキングピンクに塗ってみよう!」
「元気が出るように明るいオレンジ色にしてみたい!!」
という程、日常生活において色で冒険してみようという気にもならない。「普通」でいいのである。
でも、日本人の私にとっての「普通」が、タイの「普通」と一致するとは限らない。
先日聞かれたのは、看板の色。手頃な黒い石が手に入ったから、それを掘って会社の看板を作ってくれると言う。
「黒い石を掘って、掘った部分に色を入れるのだが、何色が良いか」と聞かれた。
「彫ったらそのままでいいじゃないか」と思うのだが、掘った部分にさらに色を塗らないといけないらしい。
黒い石にピンク色も変だから、無難に白か?と思い
「白」
と伝えたところ、「白?墓石じゃないぞ」と言われた。
「うーんと、じゃぁ、青色」
「・・・」
結局私の意見は採用されず、「標準的な色」であるという「金色」に落ち着いた。
「き、金!!??! 黒地に金!??!!」
絶句するのは私の方である。
しかし、完成品を見て考えを改めた。
たしかに、「黒に金」がタイのスタンダードだ。
そこにあるのは、あちこちで見かけるなかなか立派な看板だった。
Posted by てんも at 00時51分 パーマリンク
2008年08月06日(水)
見たことのない太陽 [アメージングタイランド]
そろそろ雨季が終わるのだろうか。
今日は朝からギラギラの太陽。昼食に出るとき、太陽の周囲がグレーになって、さらにその周りが虹色に。
プラ・アーティット・ソン・グロットである。
生まれて初めてこれを見たときは興奮した。
だって日本にいたときは、こんな太陽は見たことがなかったもの。
太陽光線が強すぎて、直接写真は撮れなかったので、車のウィンドウに反射した太陽を撮ってみた。
そろそろ。かもしれない。
一人梅雨明け宣言を出して、始めようかな。
楽しみにしていた野菜干し生活。
Posted by てんも at 00時56分 パーマリンク
2008年07月23日(水)
こんなところにも蚊 [アメージングタイランド]
しばらく病気療養中だった親戚がICUに入った。
ICUと言えば、入室の際に殺菌消毒をするイメージがあったのだけれど、タイの地元病院のICUは違うらしい。
ICUの扉に消毒ジェルが置かれていて、入室者はそれで手を消毒するだけ。親戚のお見舞いも特に問題なし。病院スタッフはICUに置かれたデスクで栄養剤を飲んでいた。
そして私は、ICUで蚊に刺された。
いろいろなタイプの患者さんがいるICUで蚊に刺されるというのは、あまり気持ちの良いものではない。
次回お見舞いの時には、手の消毒の前に虫除けローションを塗る必要がありそうだ。
そしてICUに1週間近く入っていた親戚は、先日無事に退院した。
医師から「覚悟してください」と言われて数日のことである。
モーリさん(夫母)曰く、「メーオ・ミー・ガーオ・チーウィット」
9つの命を持つ猫。タイで不死身のことをこう言うのだそうだ。
Posted by てんも at 00時45分 パーマリンク
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