2008年12月05日(金)
医師と警察官の共通点 [タイで仕事]
翻訳の仕事をしていると、つくづく感じることがある。
医師と警察官の共通点である。
それは、「それはそれは見事な達筆」。
達筆を通り越して解読不可能な場合も多い。
困ったことに、2つの職業とも手書きで重要書類を作成する機会がある。しかも、頻繁に。
医師ならば、その代表的な物に診断証明書がある。
警察官ならば、その代表的なものに調書がある。
それらの重要書類を発行する際、彼らはその書類が後から他人に読まれるということを少しでも意識しているのだろうか。
自分が手書きで作成した書類が、保険請求その他の手続きのために外国語に翻訳されることがあるのを知っているだろうか。
英語かタイ語かの区別すらつかない手書き文章を前に、毎回悶絶するスタッフ。おかげでその手書き文章解読能力は、すでに超能力の域に達している。
「全国手書き文字解読コンテスト」というものがあれば、上位入賞間違いなしである。この特技、何か他のことに活かせないものだろうか。
Posted by てんも at 00時01分