2008年12月09日(火)
脳の不思議 [タイで生活]
友達に面白い英文を見せてもらった。
文字の順序がバラバラで、本当なら読めるわけがないのに、なぜか読めてしまう、魔法の英文である。
i cdnuolt blveiee taht I cluod aulaclty uesdnatnrd waht I was rdanieg. The phaonmneal pweor of the hmuan mnid, aoccdrnig to a rscheearch at Cmabrigde Uinervtisy, it dseno't mtaetr in waht oerdr the ltteres in a wrod are, the olny iproamtnt tihng is taht the frsit and lsat ltteer be in the rghit pclae.
実は、魔法なのはこの文章ではなく、人の脳の方。
それぞれの単語の最初の文字と最後の文字だけ正しい位置に固定しておけば、中身の順番をどのように入れ替えても脳は読めてしまうらしいのだ。
日本語でも試してみた。
にんごほで たしめたら、こなんんかじ。
よそめうに なのいに なだぜか よちゃめう。
確かに読める。
目には盲点があったり見えない部分があったりするのに、「見える景色」はパノラマ状に見渡せるのは、見えない部分を脳が補っているから。
文字の認識もそれと同じことなのかもしれない。1文字ずつ順番に読むのではなく、「固まり」として認識しているから多少順番がずれても問題なく認識できるようだ。
脳は本当におもしろい。
Posted by てんも at 00時07分
コメント
文章を文字単位では語単位で把握することは現代文字(もじ)学の常識です。
ですから、英語はアルファベット26文字を覚えるだけなのに日本語は漢字も何千字も憶えなければならないので日本の子供は国語の負担が非常に大きいという考えは間違いです。
日本の子供が数千の漢字を覚えなければならないようにアメリカの子供は数千の英単語を覚えなければなりません。
これおもしろいですね。授業のコネタにつかわせてもらおう。。
イサーン太郎さん
たしかに、子ども達は英語でもタイ語でも、知らない単語は読めませんね。大人でも想像で発音して間違えることありますし。
きよ
ぜひぜひ。