2007年02月25日(日)
アリの卵のスープ [タイ料理]
タイで生活しているとアリは蚊と似た存在になる。タイのアリは意味も無く噛み付いてくるのだ。しかも噛み付かれると痛くて痒い。私の場合、アリに噛みつかれると皮膚が数センチ腫れ上がる。だからアリは憎らしい虫。
モット・デーンという体長1cmぐらいのアリは憎らしいだけでなく非常に怖い。大きくて迫力があるし、噛みつかれると非常に痛いのだ。その迫力からか、タイでは仮面ライダーの愛称にもなっている。
そのモット・デーンの卵を、北部の人はスープにしてしまう。貴重な蛋白源らしく、子どもに食べさせる時には玉子焼きに入れるのだそうだ。
味はこってり。今では珍しく貴重な料理らしい。
普段憎らしいアリを「食べてしまう」。それがなんだか非常に「食うか食われるか」な野性的な感じがして、気に入ってしまった。
Posted by てんも at 00時40分