2007年02月23日(金)
マンゴーの収穫 [タイで生活]
モーリ(夫母)宅のマンゴーは今年もたくさんの実をつけた。一番おいしいといわれる「ナム・ドークマーイ」という品種が100個近く採れた。
初めてマンゴーの収穫を手伝った時にマンゴーの樹液にかぶれて以来、それまでは普通に食べていた果物にまでアレルギーが出るようになってしまった。
一番ひどいのはキウイを食べた時。唇と喉がカーッと熱くなり、ヒリヒリした。りんごやさくらんぼもダメになった。あんなに好きだったランブータンで喉がヒリヒリした時には悲しかった。
ただ、このアレルギーは時間がたつにつれて少しずつ収まるらしく、今はりんごも半分ぐらいならば食べられるようになった。マンゴーも、以前は食べた数日後に唇が腫れたのだが今は腫れないようになった。
収穫したマンゴーは樹液を落とすために水洗いする。その時に熟れ具合もチェック。
水に沈むのは熟れている証拠である。
Posted by てんも at 00時07分 パーマリンク
2007年02月22日(木)
成長のスピード [タイで生活]
「サワッディー! ジャム・ピー・マイトリー・ダイ・マイ〜?(ピー・マイトリーを覚えてる?)」
陽気な声が受話器の向こうから聞こえてきた。
どこのどちら様かしら、と思いつつ思わず
「トー・ピット・ルプラーウ・カ (おかけ間違いではないですか)」
と答えると、
「てんもー、僕だよ、僕」と言う。
それは日本に留学経験のあるピー・マイトリーだった。タイに戻ってきて以来、ご無沙汰していた。
ピー・マイトリーはご夫婦で同時期に同大学に留学した。夫妻には小学生の息子がおり、両親の留学について日本に来ていた。名前をアガちゃんと言う。
当時アガちゃんは小学校5年生だった。あいうえおも知らずに日本からやってきたアガちゃんは、半年もしないうちに周囲の留学生の誰よりも流暢な日本語を操り「日本の子供」になった。
あれから、9年。アガちゃんは大きくなっただろうか。
「アガちゃんは、元気ですか?」
「うん。今年大学2年生だよ」
「え・・・」
その言葉に愕然とした。
なんということだろう。9年の歳月は、小学生を大学生にしてしまうのか。
アガちゃんは大学1年生の去年、日本語能力試験の1級に合格し、今は大学で英文学を専攻しているという。
ということは、帰国してからも日本語の勉強を続けていたのだろう。
日本にいる間は流暢な日本語を話しても、タイに帰国したとたんに1ヶ月できれいさっぱり日本語を忘れてしまう子供が多い中、ご両親と本人の努力で日本語を忘れずに、さらに勉強を進めて日本語1級を取得したのだ。
アガちゃん、あなたはなんて素晴らしいのだ。
アガちゃんが小学生から大学生に成長した9年間に私はどれだけ成長できただろうか。
なんだかとても、アガちゃんに会いたくなった。
Posted by てんも at 00時18分 パーマリンク
2007年02月21日(水)
中華まん(サラパオ) [タイ料理]
中国のお正月だから、という訳ではないけれど最近サラパオを食べる機会が多い。この店はチャキチャキ江戸っ子風の名物おばあちゃんが、集まる大勢のお客さんをてきぱきとさばいている。
タイの中華まんはたいてい4種類。
【肉まん風】
サイ・ムーデーン(チャーシュー餡)
サイ・カイケム(塩漬け卵と豚肉餡)
【あんまん風】
サイ・ンガー・ダム(黒ゴマ餡)
サイ・クリーム(クリーム餡)
1個6バーツぐらいからあるけれど、この店のはちょっと高級で8バーツ(約24円)。
Posted by てんも at 00時05分 パーマリンク
2007年02月20日(火)
2007年02月19日(月)
人間らしい生活 [タイで生活]
タイにはエアロビクス愛好家が多いようで、夕方になると公園やお寺の一角などに市民が集まり汗を流す光景が見られる。
その中には、主婦らしき人はもちろん、会社帰りのOLや中堅どころの40代50代のお父さん達まで含まれる。
それを見て、「な、なんで5時に公園で運動しているの?仕事はっ!!??」と思ってしまった。
考えてみれば、仕事は8時から5時までと決まっているのだ。職場と家が近ければ、5時に家に戻り着替えて5時過ぎに近所の公園で体を動かすこともできるのだ。
明るいうちに仕事を切り上げて帰宅することを「おかしい」と感じる私の感覚の方が「おかしい」。
先日タイに来たお友達に「5時からエアロビ」の会社員の皆さんのことを話すと、笑いながら「タイの人の方が人間らしい生活をしているよね」と言っていた。
「人間らしい生活」という言葉が妙に私の胸に残った。
Posted by てんも at 06時24分 パーマリンク
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