2007年06月26日(火)
なじみの店の大変化 [タイで生活]
お昼時、食事をしながら打ち合わせをしようと、いつもの店に向かった。店内が静かでお気に入りのお店。
ところが・・・。店内に一歩足を踏み入れたとたん、「ん??」
店のいたるところに造花の束。店内が、花畑のようになっている。雰囲気がいつもと違う。
呆然としている私たちの目の前に、フリフリエプロンが似合いそうな初老の女性が満開の笑顔で現れた。どうやらこの人が造花の束を飾った本人らしい。
「オーナーが変わったんですか?」思わず聞いてしまった。
「いいえ。オーナー体調を崩したのでしばらく店を休むことになったんです。私がオーナーの留守を任されました。」
女性はニコニコとテーブルを指し、私たちに座るように言った。
気を取り直して、さて、と打ち合わせを始めようとして気づいた。店内音楽がうるさ過ぎる。これでは落ち着いて話ができない・・・。
気の利いた音楽と、きれいな造花で店を華やかに演出しようとする心意気は分かるのだが、私が求めているのは殺風景でも落ち着いて話ができる空間だったのだ。
残念だけれど元のオーナーが戻ってくるまでは、この店には行かないな。そう思っていたら、店の看板が変わってしまった。元のオーナーの復帰はなくなった、ということか。
貴重なお店が1軒、消えてしまった。
Posted by てんも at 00時43分