2007年09月13日(木)
タイの通勤通学ラッシュ [タイで生活]
ガンチャナブリをガイドしてくれたマイクロバスの運転手さんは、普段は小学生を学校まで送迎している。
タイは小学生でも歩いて学校には行かない。歩いて行ける距離にないこと、近くても子供が歩けるような歩行者通路が整備されていないことなどで、子供はたいてい車やオートバイで通学するのだ。
親や祖父母が送迎する子、乗り合いバス等に乗って自力で通学する子も多いが、中には近所同士で乗り合わせて毎日同じマイクロバスに送迎してもらう子もいる。
おじさんは、チョンブリ市内から車で30分ほどのところにある有名大学付属小学校に通う子供達の送迎を担当している。
付属小学校に通うだけあって裕福な家の子供が多く、親の要望により
「車の定員を守り、1座席に一人しか座らせない」
ことを条件に、通常よりも高い料金で送迎を請け負っているそうだ。そのお値段一人月に3,000バーツ(約10,000円)。
たしかに、そういう条件をつけたくなる親の気持ちも分かる。今朝偶然見かけたマイクロバスからは、子供がなんと22人出てきた。定員12人のマイクロバスに22人。いくら子供ばかりだと言ってもきついだろう。タイにも通学ラッシュは存在したのだった。
Posted by てんも at 00時05分