2008年04月18日(金)
果物の王様 [タイで生活]
ドリアンの季節である。市場にはドリアンが山積みである。
ドリアンのトゲトゲは、痛そうに見えるが本当に痛い。
丸ごとドリアンがやってくると、モーリさん(夫母)はいつもご主人(夫父)に皮を剥いてもらう。
モーリさんご主人は器用に細長い包丁で縦に切れ目を入れ、固い皮で守られた柔らかなドリアンの実をそっと取り出してくれる。
私はドリアンが食べたくなるとスーパーでパックされているものを買う。
丸ごと買っても食べきれないし、皮の処理も大変だからだ。それにパックだと、実の様子もよく分かる。
私は固めの実より、熟れて柔らかくなったものをスプーンですくって食べるのが好きだ。ドリアンの実は、熟れるに従い黄色からオレンジ色に変化する。そのオレンジ色で2、3房の小さめのものを買うのだ。
しかし、何か物足りない。
ドリアンとセットで食べる果物の女王が登場しないのだ。
果物の女王マンゴスチンは体を冷やす効果があるそうで、ドリアンの熱を下げてくれると言う。だからドリアンとマンゴスチンはセットで食べるのよ、とモーリさんに教わった。
果物の女王が出回るようになったら、またドリアンを食べようと思う。
Posted by てんも at 10時35分