2008年04月07日(月)
新郎の言葉 [タイで生活]
先日、だんなさんの従姉妹の結婚式があり、親戚の皆さんが大集合した。
こういう機会でもないと会わない人がたくさんやってくるので、誰が誰だかさっぱり分からない。
でも困るのは、こっちが知らなくても「日本人の嫁」として、向こうがこっちを知っていることだ。アメリカ在住の親戚もはるばるやって来て、にぎやかな式となった。
新郎はインドネシア人。海を渡って結婚式に来た新郎に、タイ人の親戚一同から質問が出た。
「新婦のどこが気に入ったの?」
緊張の面持ちの新郎は、少し照れながらこう答えた。
「彼女は僕の一番の理解者だからです。それに彼女はとても綺麗です」
参列者からは、暖かい拍手。
私に、国際結婚の弟分ができた瞬間だった。
Posted by てんも at 11時09分 パーマリンク
2008年04月06日(日)
出家の季節 [タイで生活]
タイはそろそろ1年で一番暑い時期を迎えようとしている。
水掛祭りももうすぐだ。
そして学校はお休みに入っている。
今朝市場に行ったら、市場は小さなお坊さんでいっぱいだった。長期休みを利用して小学生の子供たちが短い出家をする季節なのだ。
まだまだママに甘えたい年頃であろう小さな男の子たちが袈裟を身にまとい、裸足で托鉢に並んでいる。その数30名を超えていただろうか。市場がお坊さんだらけになっていた。
あまりの人数の多さに、お寺側も管理が大変なのだろうか、胸にネームバッチをつけている。引率のお坊さんが観光ガイドさんに見える。
あどけないお坊さんの姿に、買い物に来た人の顔もほころんでいた。
Posted by てんも at 11時16分 パーマリンク
2008年04月05日(土)
天津甘栗王 [タイで生活]
バンコクモータショーで、なぜか天津甘栗を売っていた。
なぜか「ガオラット・ジープン(日本の栗)」という看板が出ていた。たしかに、天津甘栗は日本でも売っているけど。
たまに屋台でも売っているけれど、タイで売っている天津甘栗は甘くない。
日本の天津甘栗と同じ名前を使っていいのか?と思う。
しかも「王」なんて。
それでも、日本のそれと比較しなければ、自然の甘味でそこそこおいしい。なにより食物繊維たっぷりというところが、それだけで魅力的。
お値段は500グラムで110バーツと、かなりの高額だった。
Posted by てんも at 00時40分 パーマリンク
2008年04月04日(金)
アシモ君に会った! [タイで生活]
思いもかけず、アシモ君に遭遇。
バンコクモーターショーに行ったら、通りすがりのホンダレディのお姉さんが
「これからロボットが登場しますよ」と教えてくれた。
ん?ロボット?ホンダのロボットと言えば、まさかアシモ君!?
うろたえる私の目の前に登場したのは本物のアシモ君だった。
タイのASIMO君は、流暢なタイ語を話していた。さすがである。
走ったり、オレンジジュースを運んだり、ボールを蹴ったり、いろいろな得意技を披露してくれた。
このアシモ君は、タイ在住なのだろうか。それとも、このイベントのためにわざわざ日本からやってきたのだろうか?
世界にアシモ君は何台ぐらいいるのだろう?
今度会ったら握手したいなぁ。
Posted by てんも at 10時32分 パーマリンク
2008年04月03日(木)
ソフトな声 [タイで生活]
楽しみにしていた本が日本から届いた。
ワーイと喜ぶ私に、クーリエ会社のドライバーは告げた。
「輸入税が加算されます。」
ガックリ。
「本なのに?今まで払ったことないのに??なんで?なんで?なんで??」
とドライバーを問いただそうとしたのだが、
「はい。これから少しご説明させていただきます・・・」と彼はソフトな語り口で流暢に説明を開始した。
要約すれば結局は、「関税局が決めたことです」なのだけれど、この彼の丁寧で柔らかな物腰とソフトな声で、
「そっか。それじゃ、しょうがないよね」と思わず笑顔で納得してしまった。
後でスタッフに言われた。
「ああいう時に、ピーてんもが怒らないのは珍しいですね」
失礼な。いや、しかし、そうだった。
私は納得いかないことがあると断固としてクレームするのだった。
だって、ドライバーさんがあまりに良い人だから「彼に文句を言っても仕方ない」と思わされてしまったのだ。
顔はちょっと怖そうで、「野球部出身」的な坊主頭のソフトな声のあの彼のおかげで、怒らずにすんだことを感謝しよう。
Posted by てんも at 00時58分 パーマリンク
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