2008年05月12日(月)
新米駐在員さん [タイで仕事]
6年のタイ駐在生活を終えて日本に帰国する方とお食事をご一緒した。
その方は、「寂しいね」と、一言つぶやいた。
タイ語は日常会話レベルで操り、部下からの人望も厚い方だ。
部下もまた、寂しい思いをするのだろう。しかし、部下には新しい上司との関係を築き上げていく、という大仕事が待っている。
上司が変われば、仕事のやり方や部署内の雰囲気も、全く違うものになる。
食事の席には、新任の方も参加された。部下達にとって、新しい上司となる方である。タイに来て1週間になるというその方は、
「想像はしていましたけれど、言葉が全く通じないんです・・・」
と、悲痛な顔をしていた。
前任者のアドバイスはこうだった。
「まずは仕事よりも、自分の生活を確立すること。全てはそれから。」
翌日は、前任者の方が新米駐在員さんを連れて、伊勢丹、フジスーパーめぐりをするということだった。
そうだそうだ。とにかく今の時代、バンコクではほとんどの物が手に入る。バンコクに並ぶ日本の商品を見ながら、新米駐在員さんが少しでも元気になってくれるといいな、と思った。
Posted by てんも at 00時12分