2009年04月19日(日)
100発の銃弾 [アメージングタイランド]
民主主義市民連合幹部のソンティ氏が撃たれた。
速報によると「100発近い銃撃を受けた様だが、命に別状はない」とのことだった。
その時点で、頭にハテナマークが並んだ。
「100発近い銃撃を受けたが、命に別状はない」という事態が理解できなかったからだ。
少し時間が経てば詳しいことが分かるだろうと思ったのだが、事件の詳しい様子が分かれば分かるほど、やっぱり不思議な出来事だった。
100発近い銃弾は、体に撃ち込まれたのではなくソンティ氏の乗っていた車に打ち込まれていた。フロントガラスには複数の被弾の跡。車の横と後ろの窓ガラスは粉々に割れている。
この状態で、車に乗っていた3人は全員助かったのだ。
ドライバーさんは予断を許さない状態が続いているが、ソンティ氏とボディガード氏は最初に伝えられた通り命に別状はなく、ソンティ氏は頭を手術したものの1週間で退院できるそうだ。
犯人はまだ捕まっていない。「ソンティ氏の車は高さがあるため、目撃されたトラックの荷台からは弾を当てるのが難しかった」等、専門家がいろいろ分析しているようだが、
「霊験あらたかなものに守られたのだ」
「よほど強力なお守りを身に付けていたのだろう」
という一般市民の言葉の方がより説得力があるように感じてしまうのはなぜだろう。
Posted by てんも at 00時22分