2009年04月23日(木)
ソンクラン中のハリーポッター [タイで生活]
ソンクラン中は、予定通りハリーポッターを読んだ。
少し大きめのプロジェクトが進行中なので、「読書三昧」という訳にはいかなかったけれど、それなりに楽しむことができた。
でも、小説の中でハリーと仲間達対「悪の魔法使い軍団」の闘いが激しくなるにつれて、現実の世界でも、タイ国内が大変なことになっていってしまった。
ハリーの小説があまりに現実に近いのか、タイで起こった出来事があまりに現実離れしているのか、何だか混乱した。
ソンクラン休暇について尋ねた私に対する、タイ人のお友達の返信
I didn't do anything much just slept for most of the time and followed up on the news.
I still can't believe what had happened in Thailand.
タイの現状に胸を痛めている多くのタイ人と共に、私もタイの平和を祈ろう。
Posted by てんも at 00時41分 パーマリンク
2009年04月22日(水)
節約の時代 [タイで生活]
タイの若者は、大学を卒業して4、5年も経つと20代後半でマイホームローンを組むらしい。
特に去年は「家を買った」という子の話を良く聞いた。
局地的な話かもしれないけれど「この世代は家を買うのが流行なのだろうか」と思えるほどだった。
今日、そのうちの一人から話を聞く機会があった。
彼女たちはたいてい恋人や配偶者と連名でローンを組む。
彼女は工場に勤務しており、毎日残業して手取り2万Bを超える時期にローンを組んだ。返済額は月々1万3千バーツ。(恋人の返済額は1万7千バーツ)
ローンを返済しても手元には7000バーツが残るので、それなりに生活できていた。
残業がゼロになった現在、彼女の手取りは1万7千バーツになっていた。ローンを返済すると手元には4000バーツしか残らない。「これでは暮らして行けないのでアルバイトを探しているが、なかなか見つからない」そうだ。
しかも来月からは工場が毎週月曜日を命令休暇とし、手取りがさらに減る。
そんな状況で、彼女はケロリと言った。
「知ってました?大根1本で、3日分の料理ができるんですよ〜」
30年ローンの完済までの道のりはまだまだ遠いが、そのたくましさでなんとか頑張ってほしい。
Posted by てんも at 00時01分 パーマリンク
2009年04月21日(火)
24時間宅配OKのマクドナルド [タイで生活]

24時間宅配OKのマクドナルド
何気なく受け取ったチラシに、マックデリバリーと書いてあった。しかも24時間対応だという。
早寝早起きを実践して学生時代よりも早い時間に寝ているので、「真夜中の1時に突然マクドナルドのバーガーが食べたくなる」という事態はほとんど想像できないけれど、メタボとかコレステロールに対して怖いもの知らず世代の若者なら利用するのかもしれない。
21時から深夜までの宅配サービス料は20バーツ。
1時から8.59までの宅配サービス料は30バーツ。
100円以下の値段で宅配してくれるのだから、すごいサービスだ。
しかもマックデリバリーが配達するのはマクドナルド商品だけではないらしい。チラシの裏には、映画チケットやDVDのデリバリサービスも紹介されていた。今なら「20世紀少年」が249バーツで宅配されるらしい。
Posted by てんも at 00時02分 パーマリンク
2009年04月20日(月)
宝くじとさしみ定食 [タイで生活]

宝くじとさしみ定食
モーリさんのご主人(夫父)が、宝くじに当たったからと食事に連れて行ってくれた。
「宝くじが当たると周囲にごちそうする」これはタイの暗黙の了解らしい。
食事をごちそうしたり、おやつを買って差し入れたり。そうやってお祝いするのは、自分の誕生日に友達や家族にごちそうするのと同じ感覚なのかもしれない。
連れて行ってもらったのは「さしみ定食160B」がある日本食レストラン。
モーリさんのご主人は、夢でお告げがあったのでその番号を買ったらしい。12000Bの臨時収入だ。
気が向いたときに数百バーツ分の宝くじを買って1年に1,2回は当選しているようだ。
当選の度にご馳走してもらえるので、自分ではなかなか買う機会もないけれど「宝くじばんざい!!」なのだ。
Posted by てんも at 00時44分 パーマリンク
2009年04月19日(日)
100発の銃弾 [アメージングタイランド]
民主主義市民連合幹部のソンティ氏が撃たれた。
速報によると「100発近い銃撃を受けた様だが、命に別状はない」とのことだった。
その時点で、頭にハテナマークが並んだ。
「100発近い銃撃を受けたが、命に別状はない」という事態が理解できなかったからだ。
少し時間が経てば詳しいことが分かるだろうと思ったのだが、事件の詳しい様子が分かれば分かるほど、やっぱり不思議な出来事だった。
100発近い銃弾は、体に撃ち込まれたのではなくソンティ氏の乗っていた車に打ち込まれていた。フロントガラスには複数の被弾の跡。車の横と後ろの窓ガラスは粉々に割れている。
この状態で、車に乗っていた3人は全員助かったのだ。
ドライバーさんは予断を許さない状態が続いているが、ソンティ氏とボディガード氏は最初に伝えられた通り命に別状はなく、ソンティ氏は頭を手術したものの1週間で退院できるそうだ。
犯人はまだ捕まっていない。「ソンティ氏の車は高さがあるため、目撃されたトラックの荷台からは弾を当てるのが難しかった」等、専門家がいろいろ分析しているようだが、
「霊験あらたかなものに守られたのだ」
「よほど強力なお守りを身に付けていたのだろう」
という一般市民の言葉の方がより説得力があるように感じてしまうのはなぜだろう。
Posted by てんも at 00時22分 パーマリンク
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