2009年04月27日(月)
夏の教室 [タイで生活]
通信大学の試験があった。
試験は各県の公立学校で行われる。
公立学校というのは、教室にエアコンがない。あるのは天井に取り付けられた扇風機だけ。
普段の生活で、車に乗ればエアコンに手が伸び、オフィスに入ればリモコンのスイッチを押す生活をしているので、
「タイの真夏の日中に、エアコンなしの部屋で過ごす」という事態が想像できなくなっている。
試験開始直後は暑さで頭がボーッとする。だんだん体が慣れてくると、扇風機の風を心地よく感じるようになる。試験が終わるころには教室を「暑い」と感じなくなる。体はちゃんと適応できるのだ。
タイの公立学校では小学生も中学生も高校生も、エアコンなしでちゃんと過ごしているのだ。
振り返ってみれば自分自身も、日本では真夏の暑い教室で学生時代を過ごしたではないか。
エアコンに頼り切りの生活を見直そうと思った。
Posted by てんも at 00時25分