2007年05月16日(水)
納車の日の選び方 [アメージングタイランド]
納車の日は、ディーラーから連絡があった時点で決めることになっていた。
「何曜日がいいかな」と何気なく尋ねた旦那さんの質問に、モーリさん(夫母)は目をキラリーンと輝かせ、さっそくカレンダーを覗き込んだ。
今年は日曜日と月曜日が「良い日」で、水曜日は避けるべき日なのだそうだ。
「じゃ、火曜日や木曜日でも良いってことだね」
だんなさんの言葉に私もうなずいた。悪い日を避ければそれで問題ないだろう。しかーし、ここでモーリさん暴走!
「そんな普通の日に納車してどうするのッ!!」
え!?普通の日じゃダメなの!?
縁起の悪い日を避けるだけでは不十分らしかった。
Posted by てんも at 00時15分 パーマリンク
2007年05月15日(火)
タイの車の選び方 [アメージングタイランド]
車に関する情報を求めて、だんなさんがタイの車関連の掲示板をのぞいている。それで初めて知ったのだけれど、車選びも結構大仕事らしい。
例えば生まれた日によって相性の良い色と悪い色が決められている。だから車も相性の良い色にする。
でも、金色と銀色は別格。それぞれ金・銀とお金の色なので、何曜日生まれでもこの色は豊かさを呼び込む縁起が良い色なのだそう。
そして車の購入予約をする日や納車日を縁起の良い日時にする。
タイは9がラッキーナンバーだ。現国王はラーマ9世だし、タイ語で「9」の発音と「前進・進歩」の発音が同じなので、とにかく縁起の良い数字なのだ。
だから9時9分に契約したりする。ちなみに結納や結婚式でもこの数字へのこだわりは普通に見られる。
そしてさらにこだわる人は、最初に車に乗る時の方向まで気にするらしい。
古文で習った「方違え」という風習を思い出した。
Posted by てんも at 00時05分 パーマリンク
2007年01月12日(金)
年越しクリスマスツリー [アメージングタイランド]
お正月休みも終わり、そろそろ完全に日常生活が戻って来た今日この頃。スーパーでもコーヒーショップでも、聞こえてくるのはなぜか「ジングルベル」
クリスマスツリーはその美しさを愛で、名残惜しみながら来年までのお楽しみとして片付けるのが「いとをかし」なのである。
それをこともあろうに、年も明けて1月中旬になろうというのにまだ飾ってある。
ツリーだけでなく店内音楽もまだクリスマスソング。
この季節感のなさは一体どういうことか。
「だってきれいでしょ?すぐに片付けたらもったいないじゃない」
とタイ人の友人は笑う。
たしかに私はタイのこのおおらかさも好きなんだけど。
Posted by てんも at 00時03分 パーマリンク
2006年11月12日(日)
タイ人の秘密 [アメージングタイランド]
タイは年長者を敬う。そして子供はどんなに大きくなっても母親を大切にする。
なぜか、ということは考えたことはなかった。タイはそういう国なのだ、と思っていた。
しかし、母親に対する特別な愛情を子供に植え付ける仕組みがきちんと存在しているようだ、ということを知った。
何のきっかけか、スタッフが子供の頃学校で体験したお坊さんのお説教について語ってくれたのだ。
全校お泊り合宿の際、招かれたお坊さんが子供たちに向かってお話をしたらしい。最初は面白い話ばかりで子供たちはみんな笑い転げながらお坊さんの話に引き込まれていく。
ところがだんだん、話がお母さんに関するものになっていく。
「お母さんはいかにあなたたちを愛しているか」
「お母さんはあなたたちにどれほど多くのものを与えてくれたか」
などなど、子供たちの心に「お母さん」のありがたさを沁み込ませるような話が続く。ご丁寧にバックに美しくも悲しい音楽まで流されると、多感な子供たちは一斉に涙を流すらしい。
「どうして泣いたのか自分でも理由の分からない涙が滝のように流れました。でも全然恥ずかしくなかった。だってその場にいた全員が泣いてたんだから」
その場でお母さんに会いたくなったり、お母さんの「偉大さ」を実感したり、さまざまな気持ちが混ざって、涙という形で現れたらしい。
このお泊り合宿には、泊まりではなく授業の合間に学校にお坊さんが来て出張説教するパターンなどもあるらしいが、とにかく公立学校に通うほとんどのタイ人はこの涙を経験しているらしい。
なんだなんだ。こういう洗脳を受けているから、タイ人は皆お母さんを大切にするのか。タイ人の秘密を一つ知ってしまった気がした。
Posted by てんも at 09時05分 パーマリンク
2006年11月06日(月)
恋人といっしょに [アメージングタイランド]
タイの屋台やレストランでたまに見かける奇妙な光景。
恋人同士が横に並んで食事をしている。少しでも近くにいたいからなのだろうか?
当然向かいの席には誰も座っていないので、テーブルの片方はがら空き。映画館のように隣同士で座るのである。
この座り方がとても不思議。向かい合って座るからこそ、相手の顔を見ながら会話を楽しめると思うのだけれど・・・。
そしてこの座り方は若いカップルだけの専売特許ではない。おじ様おば様世代のカップルでもこういう座り方をしているのを見かける。最近は日本でもそうなのだろうか?
Posted by てんも at 07時45分 パーマリンク
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