2007年05月07日(月)
食堂のラオス人 [タイで生活]
食堂のおばちゃんから聞いた話。
そこで働いている店員さんは全てラオス人なのだという。彼女達がタイ人ではないことを、言われるまで全く気づかなかった。
わざわざラオス人を雇うということは、経費削減のためかと思った。ところがそれはとんでもない勘違いだった。
アパートとまかない付きで、日給200B(600円)支払っているという。
今年の1月に適用になったチョンブリ県の最低賃金が172バーツ。つまり、工場のラインで働いているタイ人は日給172B、場合によってはそれ以下で働いていることもある。
それなのに、その食堂ではわざわざ高いお金を払って外国人を雇っているのだ。
「なんで???!?」
「タイ人は長続きしないのよ。毎日働いてもらうためには多少高くてもこれだけ支払って彼女達に来てもらう方がいいの」
愛想が良いわけでもなく、静かに注文をとる彼女達は、他の店のタイ人従業員と特に変わったところはない。でも経営者にしてみれば、長く働き続けてくれるというだけで、高めの給与を支払う価値があるのだろう。
Posted by てんも at 07時28分 パーマリンク
2007年05月06日(日)
果物の選び方 [タイで生活]
果物は好きなんだけれど、アレルギーで、かぶれる。
食べられない果物の代表はキウィ。タイでは見かけないので、食べられなくてもあまり問題はない。
タイのフルーツでは、マンゴー、ランブータン。そのほかのフルーツも食べ過ぎると口の中がヒリヒリする。
それでも梨とか、みかんとか、おいしく食べられる果物もあるので、果物屋さんには結構立ち寄る。
その際に感じることなのだが、多くのタイの人は果物を選ぶときに一つ一つ、時間をかけて丁寧に選ぶ。手にとった果物を隅から隅までながめ、傷のないことを確認する。その判定にかける時間は、1個1分ほど。
その隣で私はチラッと確認しただけで果物を袋の中にガンガン詰めて、1分で支払いを終える。
丁寧にじっくり選んだ果物は、帰宅してからまた丁寧に洗われて味を楽しみながら食されるのであろう。
「大切に選んで、楽しんで食べる」それがとても時間を大切にした行為に思えて、いいな〜と思う。
Posted by てんも at 11時08分 パーマリンク
2007年05月05日(土)
都会の生活 [タイで生活]
バンコクから遊びに来たタイ人のお友達と一緒に日本料理を食べに行った。彼女はタイ人には珍しく、食に対して保守的なところがない。食べたことのない料理にもガンガン挑戦し、おいしい、おいしいと繰り返す。
「アロイ・トゥック・ヤーン(ぜーんぶ、おいしい!)」
と言ってもらえると、嬉しくてもっといろんな料理をご馳走したくなってしまう。
彼女は食事の後で道端で売っているフルーツを見つけて喜んで買っていた。特に珍しいフルーツを置いているわけでもないのに、と不思議に思ったら、彼女の住んでいる地域(バンコクのど真ん中)ではフルーツを売っている場所がなく、デパート地価のスーパーマーケットで買うしかないのだという。
バンコクは何でも揃っていて便利なところだと思っていたけれど、住んでみないと分からない不自由な面もあるのかもしれないと思った。
新鮮な魚を置いている生鮮市場が近くにある住環境は、タイの中でも恵まれているのかもしれない。
Posted by てんも at 00時04分 パーマリンク
2007年05月04日(金)
ニガウリのスープ(トム・マラ) [タイ料理]
じっくりコトコト煮込んだスープ。
器ごと大きな蒸し器に並べてじっくり加熱するらしい。
ニガウリもほどよい苦味で、他には骨付き豚肉と内臓部分(モツ)と野沢漬に似た漬物がはいっている。表面に浮かぶオレンジ色のクコの実が、健康オタク心をくすぐるのである。
一口食べて、滋養満点、栄養満点。ちょっと苦いところが「体に良いのだな」ということが実感できて嬉しい。
あまりに口が喜んで体がギュンギュン吸収してくれるようだったので、健康オタク仲間のモーリさん(夫母)にもお土産にした。
モーリさん曰く、「ゲー・ローン」。暑さを緩和するスープ。この時期にお勧めかもしれないな、と思っていたらここしばらく涼しいお天気で、このスープを飲む機会がなかなかない。
1食40バーツ(約120円)
Posted by てんも at 00時22分 パーマリンク
2007年05月03日(木)
カオ・ムー・デーン(チャーシュー乗せご飯) [タイ料理]
タイの辛くない料理の代表といえば、カオパット(チャーハン)やカオマンガイ(チキン乗せご飯)それに自分で調味料を追加するラーメンなどがある。そして、このチャーシュー乗せご飯も辛くない料理の代表。
真ん中のが薄く切られたチャーシュー。右側がムー・グロープという豚肉を油で揚げたもの。鳥のから揚げの豚肉版で、脂身の部分がカリカリにあがっている。
奥に少し見える赤いのが、タイ風ソーセージ。
正確には、チャーシューだけ乗っているものをカオ・ムー・デーンと呼び、カリカリ豚肉も乗っているのは「カオ・ムー・デーン・ムー・グロープ」と呼ばれる。
オレンジ色のソースがかかった状態で運んでもらうのだが、この上に黒酢ソースのように酸っぱくて黒糖の旨味を含んでいる黒いソースをかけて食べる。
1皿35バーツ。
Posted by てんも at 00時20分 パーマリンク
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