2007年05月07日(月)
食堂のラオス人 [タイで生活]
食堂のおばちゃんから聞いた話。
そこで働いている店員さんは全てラオス人なのだという。彼女達がタイ人ではないことを、言われるまで全く気づかなかった。
わざわざラオス人を雇うということは、経費削減のためかと思った。ところがそれはとんでもない勘違いだった。
アパートとまかない付きで、日給200B(600円)支払っているという。
今年の1月に適用になったチョンブリ県の最低賃金が172バーツ。つまり、工場のラインで働いているタイ人は日給172B、場合によってはそれ以下で働いていることもある。
それなのに、その食堂ではわざわざ高いお金を払って外国人を雇っているのだ。
「なんで???!?」
「タイ人は長続きしないのよ。毎日働いてもらうためには多少高くてもこれだけ支払って彼女達に来てもらう方がいいの」
愛想が良いわけでもなく、静かに注文をとる彼女達は、他の店のタイ人従業員と特に変わったところはない。でも経営者にしてみれば、長く働き続けてくれるというだけで、高めの給与を支払う価値があるのだろう。
Posted by てんも at 07時28分