2008年11月05日(水)
ボタン電池が欲しかった。 [タイで生活]
ボタン電池が必要になった。
大型スーパーに買いに行くと、スーパーでは売っていないけれど、テナントで入っている時計屋に置いてあるということだった。
時計屋には、確かにボタン電池がぶら下がっていた。
よしよし。
が、しかし・・・。店員がいない。
3分待ったが誰も来ない。
こういう無駄な待ち時間は耐え難い。
10分で買い物を済ませてスーパーを立ち去る予定だったのに、予定変更。
仕方ないので、「緊急ではないが、そのうち買おうと思っていた日用品のストック」を買うことに。
30分は経過しただろうか。日用品の買い出しを済ませて時計屋に戻ると、店内で時計を修理している少年がいた。
よしよし。
が、しかし・・・。少年は「値段が分からないから売ることができない」と言った。
少年はただの客で、勝手に店内で修理道具をいじっているのか、それとも店番の友人で、留守番を頼まれているのか、そんなことはどうでもよい。はっきりしているのは、欲しい品物が目の前にあるのに、そして代金を支払う用意もあるのに、買うことができないということだ。降参だ。
忘れかけていた、久々の脱力感。
でも、いつの間にか身につけた対処法で「ヘンッ」と一回鼻息荒く呼吸をして、ボタン電池のことは忘れることにした。
考えてもどうにもならないことは、考えないに限る。
そして後日、ボタン電池は別の店で買うことができた。
Posted by てんも at 00時46分