2007年06月24日(日)
大雨前の決断 [タイで生活]
夕方、オフィスの窓から外を見ると、東の空からすごい雨雲が迫ってきていた。
いつもの部分的な雨雲ではない。空全体を黒く覆う巨大な雨雲で、普段ならまだ明る「時間なのにすでに日没後のような雰囲気である。これは尋常ではない。そうとう激しい雨を覚悟しなければならない。
今から帰ろうか、激しいスコールが通り過ぎてから帰ろうか。
一瞬の判断力が問われる瞬間。
雨が降り出す前に帰宅することができればセーフ。
途中で降り出してしまうと、雨と風が一番激しい時間に帰宅することになり、車から降りた瞬間に全身ずぶぬれになるだろう。激しい雨は一瞬で終わる。長くて30分。それを待ってから安全に帰宅するという選択肢もある。
一瞬迷ったけれど、帰ることにした。雨の前に帰宅できれば、回転窓にたたきつけられて吹き込んでくる雨水の対策もできる。
大通りに出ると、帰宅を急ぐ車とオートバイで道は込み合っていた。そして、残念ながら途中で降り出してしまった。
この雨と風では傘など役に立たない。
観念して雨に打たれながら駐車場から歩いた。
幸い風向きのおかげで窓から入り込んでくる雨水はなかった。
停電しないうちに、と急いで熱いシャワーを浴びながら思った。このスコールはつらいけれど、これがない人生はちょっと物足りないかもしれないなぁ。
Posted by てんも at 00時49分