2008年06月05日(木)
おばあちゃんが言っていた [タイで生活]
タイでは、昔ながらの仮面ライダーシリーズの、アマゾンやストロンガーなど、すでに何度目か分からない再放送をする傍ら、有料チャンネルでは比較的最近の仮面ライダーも放送している。
そのうちの一つ、仮面ライダーカブトを見る機会があった。【主音声はタイ語、副音声は日本語】の状態で放送されているその番組を日本語で見ていると、気になるセリフがあった。
主人公がつぶやく決めゼリフ「おばあちゃんが言っていた」である。
日本語バージョンで聞いてしまったのだが、タイ語バージョンではここを何と言っているのだろう。
ヤー(父方の祖母)だろうか、ヤーイ(母方の祖母)だろうか。
日本語の場合でも、決め台詞だけにそれ以上の詳しい説明はなく、どちら側のおばあちゃんなのかは分からない。ただ、小さい頃から主人公をかわいがり、人生訓を教え諭し、そして成長した主人公から今も尊敬されている人である、ということがだけが分かっている。
私はなんとなく、ヤーイじゃないか、と思った。だんなさんも同意見。
ところが、次の機会にタイ語にして見てみたところ、予想は外れてクンヤーだった。
気になるタイ語のそのセリフは、こんなだった。
クン・ヤー・クーイ・ボーク・ワイ・ワー
他の箇所も非常に良い訳になっていて、タイ語版の訳と吹き替え技術の両方が以前と比較して非常に進歩していることを知った。
Posted by てんも at 00時05分